ここにきて民主党代表選に次々と6人が手を上げてきた。
野田さん、馬渕さん、鹿野さん、小沢銳仁さん、樽床さん、海江田さん
といった現大臣や前大臣の経験者の人たちだ。
おそらく民主党幹部は26日の参議院で、公債発行特例法案と
再生エネルギー特別措置法案が通ると考えているだろう。
そして、28日に菅さんが辞めることを表明し、代表選に突入と・・・。
でも、手を上げておられるこの6人、いったい何をやるかということがわからない。
国難の今、なぜもっと自分がやることを同時に打ち出さないのか。
それがなければ期待もできないというものだ。
野田さんは大連立で救国内閣と言っている。
ボクは個人的には賛成だ。
だが問題はその大連立で何をするかだ。そこがわからない。
(自民党は大連立に誰も賛成していない。・・・・これでは意味がない)
今の状況を政治駆け引きの小沢一郎さんはどう考えているのか。
政治とは何かということは、彼がいちばんわかっているとおもうからだ。
(個人的には小沢さんの政治駆け引きの一面は嫌いである)
またこういうときすぐに焦点とされるのが増税やマニフェストの問題。
でも、いまの大きな問題はデフレから脱却して
景気をよくするにはどうしたらいいか。
国民が願っているのはこのことと
そしてもうひとつは原発の問題であるとおもう。
再び今回のような事故を起こさないようにするにはどうするか。
使用済みの各燃料や最終処理場をどこでどうするか。
それから、発送電の分離をするかどうか。
電力会社の地域独占を変えていくのかどうか。
原発だけを国有化したらどうか、という意見もあるが
これをどうするか。
手を上げておられる方々は
これらの問題から逃げずにハッキリと自らの考えを示してもらいたいとおもう。
デフレからの脱却に対してもしかりである。
そういった意味では
まだ新たな本当にチカラのある人が手を上げて来てもよさそうなものだが・・・。
今こそ、強いリーダーシップを発揮できる本当の意味での政治家が
現れることを国民は待ち望んでいるのだ。
本日は以上です。