古き石橋のたもとで
たおやかに凛と咲く
花しょうぶ。
玉名市高瀬は
大阪へ年貢米を運ぶ水運の要衝として栄えたまち。
川沿いには年貢米を収納する「高瀬御蔵」や石畳の「俵ころがし」を今に伝えている。
その脇を流れる高瀬裏川には
美しい曲線のフォルムを描く高瀬眼鏡橋と秋丸眼鏡橋。
石工たちが組み上げたその思いは
朽ちることない石橋となって、永遠に生き続けている。
石橋周辺には紫紺に彩られる。
約6万6000本もの花しょうぶ・・・。
が、ちと早すぎた・・2~3分咲き・o(TωT )・・・残念!
行ったのが5月31日。
おそらく昨日から今日以降が
満開になる模様。
花しょうぶが織り成すしっとりとした風情は石橋に良く似合う。
背筋を真っ直ぐに伸ばして咲く花しょうぶの姿は、美しく気高い。
5/27(金)~6/11(土)は日没から22時までの夜間
花しょうぶのライトアップも行われ幻想的な雰囲気に。
菊池川堤防沿いには
約60本の矢旗が立ち並んで目印となっている。
菊池川の水運に恵まれた高瀬は
菊池川流域の物資の集散地として古くから港町・商人の町として栄え
江戸時代には肥後五ヶ町の一つに数えられるほどであった。
花しょうぶの時期には多くの人出で賑わ裏川筋の石橋群や商家の石垣に
往時の高瀬の繁栄ぶりが偲ばれる。
また、町筋にも町屋や背戸屋等に昔の面影をみることができる。
第21回高瀬裏川花しょうぶまつり
H23年5月27日(金)~6月11日(土)
本日は以上です。