玉名市をさるく!
(※さるくとは九州の方言で、ぶらぶら歩き回るの意味)
蓮華院誕生寺 ~ 奥の院 ~ へ
蓮華院の御本尊は、ここでお生まれの「皇円大菩薩様」で
浄土宗の御開祖法然上人の師といわれるお方です。
その「皇円上人様」をおまつりする真言律宗の「九州別格本山」で
1175年に平重盛が「蓮華院」を建立。
昭和53年
「蓮華院」を再興した是信大僧正によって「奥の院」が建立されました。
霊山、小岱山の西の麓に広がる宏荘な境内は、18万坪(60ha)の広さで
願い事の一つは必ずかなえてくれるという、なんとも頼りがいのある
「一願成就」のお寺なのです。(ノ゚ο゚)ノ
特に縁結びのパワースポットとしては定評があるとか・・・。(*^.^*)
この心経門をくぐり、手水舎で清め
足を踏み入れると荘厳な空気に凛とする。
入ってすぐ左手に
この「大梵鐘」の直径は九尺五寸(2.88m)重さ37.5トンあります。
その意味は
抜苦与楽(ばつくよらく)(苦を抜き、楽を与える)
離業得脱(りごうとくだつ)(業を離れ、解脱を得せしむる)
の、苦(ク=九)業(ゴウ=五)からその直径を九尺五寸
と定められたそうです。
未来の「幸せや成功」を願う。
「結婚したい!」なんて
最初から最後まで自分の願望だけを念じると
叶うはずの願いも泡と消えることになるから注意されたし・・・
それはともかく
実はこの日は、東日本大震災から四十九日の法要でした。
参拝者皆で心をひとつにしてお参りしました。
続いて
右手にお守り堂・同胞援助堂が並んであり
この五重の塔にも登ることができます。
各階それぞれ修行の場になっていて修行も出来るし
修行道場や修行のさまを拝観もできるそうです。
最上階からの見晴らしは東には阿蘇の噴煙
南には有明海が眼下に広がり、雲仙岳もすぐ目の前という
広大な展望が開けます。
Ⅰ層の本殿で、お参りをしました。
「一願成就」ですが、ボクはこの日2つのことを
添え護摩木に(有料1枚500円)に書いて祈願してもらいました。(・・。)ゞ
何を祈願したかって?・・・・・・・・・それは言えません!
どっちの願いを叶えてくれるんだろう(*^.^*)
なお、護摩堂は別に大梵鐘の反対側にあります。
「一願成就」の護摩祈祷が毎日行われています。
次に
極楽橋を渡ると、柴燈大護摩道場があります
その横に
その裏手には「真宝道」があり
「百八米のこの道を降って、百八の煩悩を落として下さい」
この真宝道の先には
開山堂、厄皿堂や後藤是山碑・坂村真民碑
そして、御開山 大草僧正様銅像があります。
特に最強のパワーを発する一帯が
「厄皿堂」があるこの高台だと云われています。
地下には鉱脈が走っているらしく
ここではアマチュア無線もまったく通じないそうです。
また、厄を落とすために素焼きの皿を投げ落す場所もあり
一度足を運ぶだけで、願いも叶い、厄も払える。
なんとも面倒見のよいお寺さんですね。( ̄□ ̄;)!!
また展望所も設けられています。
下りて桜ヶ池(男池)、女池を眺めて歩いていると
藤だな(休憩所)があり
その先には
毎年11月3日に開催される
「奥の院開創・秋の大祭」で
九州場所に来た横綱の土俵入りがあります。
また、5月3日の春の大祭にも「赤ちゃん土俵入り」があります。
大相撲も今後どうなっていくのでしょう。
・・・早く健全な復活発展を!
といったところで今回はこれまで。
心経門を出たところには
心しておきたいことです!
本日は以上です。