人が仕事をするのは「食うため」というのが通り相場となっている。
だから「仕事」という言葉を聞いただけで
何か重っくるしく感じウンザリする人が少なくないだろう。
また「遊び」と聞くとパッと目を輝かす。
仕事=苦、遊び=楽。おそらくだれの心にもそんな気持ちがひそんでいる。
子供時代は仕事の変わりが「勉強」だった。
ところが世の中には「仕事こそ最高に楽しい」「仕事が趣味」
という人が少なくないのである。
幸いボクは、そういう方々と今まで多く出会って来た。
仕事は人生の三分の一を占めている。
あと三分の一は睡眠だから
人生ですることの半分以上は仕事と思っていい。
もしそれが苦しい、ウンザリすることだったら
人生そのものがウンザリの連続である。
だから、人生を愉しくしようと思ったら
仕事を愉しくすることが絶対必要条件なのだ。
では、どうやって仕事を愉しむか。
絶対のコツは「とにかくやること」だ。
有名な『幸福論』の著者
ヒルティーは、「気が向かないなどといわずに
毎日一定時間を捧げてみよ」とすすめる。
絶対そこから愉しみが見つかるというのである。
ある仕事をはたから見ていて「つまらない仕事をよくあきずにやれるな」と思ったとしても
当の本人はつまらくないのだ。
人間は心の底からイヤなことを継続してできない。
継続している限り必ずそこに愉しみを見出しているのである。
無理やりにでも見つけ出す。
それにはやり続けることが必要なだけだ。
人間は習慣の動物である。
個人生活の90%以上は習慣の産物で
その内容で人生はほぼ決定してしまうといって過言ではない。
仕事もやり続けることで習慣にしてしまうのがいい。
習慣になると、まず否応の意識が薄れてくる。
早起きの習慣もつらいのは最初だけで、慣れればそれが当たり前になる。
そして次にいろいろな愉しみがわかってくる。
壁になっているのは
その習慣がないとき想像するイメージなのである。
想像の前でおびえていては、一歩も先へ進めない。
だから、「とにかくやること」が必要なのだ。
そこには理屈もなにもない。
「恐怖は逃げれば二倍になるが立ち向かえば半分になる」という。
これは想像したものの変化をうまく言い当てている。
@: このブログも継続することが愉しむコツ・・・!?(;^_^A