ここ1~2年で、ビールメーカー各社はビール風味飲料
(ノンアルコールビール)の品ぞろえを拡充し、販売も順調のよ
うです。
個人的には、この新しいカテゴリーの商品が、今後どこ
まで定着していくか高い関心を持っています。
これら商品のメーンユーザーはどういった層で、特徴的
な利用シーンはいつどういった時なのかについて、調査
結果が新聞に出ていました。
男性で最も飲んでいる層は20代で、ほぼ毎日から、
月1回程度まで含めると24.2%。年代が上がるごと
に割合が減っていて、男性は若年層ほど高頻度だ
ということです。
一方、ビール、発泡酒、第三のビールを週1回以上
飲んでいる人の割合は、20代が低く、年代が上がる
につけ高くなる。
では、どのような機会にビール風味飲料を飲んでいる
のか、また飲みたいか?という質問では、
「車」や「運転する」、「休肝日」といったお酒を飲めない
シーンの単語が目立つという。
自分や周囲にとって雰囲気の演出に一役買っている
ということなんでしょう。
また、「風呂上がり」や「のど」「渇く」といった単語が
目を引いたということです。
つまり、ビール系飲料や炭酸飲料の代替品としても
飲まれているということです。
そして、やっぱりなぁ・・・と頷けたのは、「昼間」や「仕事」
と、普段あまりアルコールを飲む習慣のないシーンに関
する単語。
「仕事の途中ランチ時でも飲める!」・・・気兼ねなく(*^.^*)
「家事で一息つきたい昼間だと後ろめたいが、
ビール風味飲料なら気兼ねなく飲める」 ('-^*)/
まぁ、でも見た目はビール?
今のはほとんど分かりませんから、誤解されない
ような工夫が必要かも・・・。
「あ~っノンアルコールビールって美味しい!」って
叫びながら飲みますか?・・・・(*^ー^)ノ
それはともかく、このビール風味飲料を単なる
ビールの代替としてだけではなく、独自の飲用
シーンをどう定着させるか?
ビールメーカーだけではなく、
飲食店は、この商品をどう活かしていくか?
積極的に取り組む価値はあると思います!
すると、アルコールも売れるようになりますよ!
そう、ボクはおもうのですが・・・・・???
他のお酒でもノンアルコールがでてくれば、
居酒屋等の新たなコンセプトもでてくるでしょうね。
ALC.0.00% でも飲むと酔った気分になるから不思議!(*゚ー゚*)
ホント最近の商品はよくできています。技術の進歩ですね。
特に人気の高い
KIRIN FREE(左)とSUNTRY ALL-FREE(右)
本日は以上です。