耳をすませば | 未来を創造する占い◆観相家 サトウ純子のブログ
先週、テレビで再放送されていたジブリ映画「耳をすませば」を
高校生の下の子と一緒に観た。
 
なにげない日常の寄り道。
そこから広がっていく新たな世界。
 
理由を言わずに、何をしているかも「いえない」という
中間テストの成績が100位落ちた子供(中学生)が言った
「今しかできない大事なことなの」
「自分を試したいの。あと三週間だから」
という言葉に対して
「私も一つや二つは覚えがある」と言って
しぶしぶ見守ることにした両親。
 
いきなり「一人暮らしをはじめることにした。場所も決めた」
という大学生の子供に対して、心配しながらも
「私からもお父さんに話してあげるね。がんばりなさい」
と応援する母親。
 
信頼関係がなりたっているから
子供を信じられているからできることなんだと感じる瞬間がたくさんあった。
 
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『「中二病」ってよく言うけど、私にもそんな時期があったのかなぁ』
と、下の子と一緒に振り返る。
「そういえば、お母さんは毎日、決まった木に話しかけてるかも。
これ、中学くらいからの習慣かな」
 
これは中二病とは関係ないか!と、笑いながらそんな話しをしたら、
下の娘がハッとした顔をして
 
「そういえば私もね。通学時に、毎日同じ木に話しかけていたの」
それがね。後でわかったことなんだけど、
お姉ちゃんも毎日同じ木に話しかけていたんだって。
 
実は我が家の子供たち。
ちょっと面白い感性を持っている。
自分にも、一つや二つ、覚えがあるから、そんなに心配していない。
 
 
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