韓国ノワール+仁義なき戦い=最高!(「ショットガン・ロード」 深町秋生) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

お休みの夜が更けていきます。

 

今週も誰とも話さなかったお休みでした。

 

さて夜中の本紹介。

 

「ショッガン・ロード」 深町秋生

 

写真ボケててすいません(汗)

 

現代の日本でノワール小説家と言えば、馳星周さんを筆頭に、何人か名前が浮かびますが、深町さんが三本指に入ると確信しています。

 

特にここ数作はかなりレベルUPしていると思います。

 

さて今作はどうでしょうか?

 

主人公は元泣く子も黙る殺し屋集団のナンバー2。

 

ある依頼で最愛の女性を殺された事で組織を抜け、雪国の漁港で漁師をして5年が経とうとしています。

 

ある日昔付き合いのあった日本最大級の暴力団組織の組長が現れ、仕事をして欲しいと依頼されますが、当然断ります。

 

しかし親しく付き合っている近所に住む母子家庭の母子を引き合いに出され仕方なく手伝う事に。

 

何でも組のナンバー2が、自殺とみせかけられ殺害されて、その殺害をしたのが元主人公が居た殺し屋集団だと言う事。

殺された組長の息子(元暴走族のリーダーで今や何件か店を持つ実業家)とコンビで殺し屋集団を追うことになります。

 

彼らの元に次々と送り込まれる殺し屋達を迎えながら、二人は全国を移動していきます。

 

果たして結果は?

 

と言う物語。

 

いや~最高に面白かった!

 

ストーリーは良くある展開だけど、内容の8割はアクションシーンというか戦闘シーン。

 

そこを楽しみ小説。

 

韓国映画のノワールものの香りと、日本の仁義なき戦いの人間模様を加えた感じです。

 

ノワールと言えば深町時代がいよいよ到来かもしれない。

 

最近一押しのハリウッドアクション映画(ジョン・ウイック)シリーズの監督に是非映画化して欲しい!

 

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