ピンチになったときは「どうしよう」とうろたえるのではなく、「おもしろくなってきた」と言ってみてください。
「これはチャンスかもしれない」で書いたのは、どちらかというと思考・マインドの持ち方についてですが、「面白くなってきた」は、言葉の力として考えてください。
言葉を変えるだけで出来事に対する解釈が変わります。
「どうしよう」という言葉は、「自分はこの問題を乗り越えられない」という言葉の裏返しです。
逆に「面白くなってきた」という言葉を発すると、「こんな問題など大したことない」という自己洗脳がかかります。
人生に乗り越えられない問題など起こらないのだから、「自分にはこの問題を乗り越えることはできない」というのは、完全なる思い込みに過ぎません。
問題を抱えたときにこそ、堂々と問題に立ち向かうことができれば、正しい判断をすることができるようになります。
焦り、不安、恐怖、怒り、悲しみなど、マイナスの感情に支配されているときに下す判断は、大抵裏目に出て状況が悪化する場合がほとんどです。
「面白くなってきた」はおまじないです。
言葉を発することで無理やり自分をコントロールしてください。