第95回都市対抗野球大会 東海地区二次予選 チーム別通信簿(王子・東邦ガス) | 青い衝撃のブログ

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第3代表王子(打順が分かりやすかったんだけど)

本来4番を打つはずの宝島がケガで欠場、4番に吉岡が入り、いつもは7番8番を打っていた細川が5番に入りました。

そのため、下位打線に厚みがなくなってしまい、チーム打率も.230と若干低迷。

しかし、どの打順でもチャンスに強く、1試合当たりの平均残塁数は6。1試合当たりの平均得点は3ながら、防御率2.06の投手陣が踏ん張って最少失点にとどめたのが勝因か。

髙島がプロ入りして、先発陣に大きな穴が空いてしまったのが不安視されたのですが、そんな中で見事に復活したのがベテランエース近藤。左のエース中島も安定した投球を見せて代表権を引き寄せました。

ディフェンス陣も、失点に絡むミスがほとんどありませんでした。

これで近藤投手は10年連続で本大会出場、本大会でも小野賞を受賞した2015年、JR東日本の田嶋(現オリックス)に投げ勝った2016年以来の先発好投に期待ですね。

 

王子・近藤 均投手

10年連続出場おめでとう。

 

 

第4代表東邦ガス(はて・・・?)

チーム打率.240、防御率は4.37。

数字を見る限りでは、これでよく代表権を獲れたな、というのが第一印象。

しかしながら、1試合当たりの得点率は4.80、失点は3.80。

効率よく点を取れたのは、1~5番までの平均打率が3割前後だったからでしょう。特に飯田の出塁率が高く、そこを起点に4番に戻った若林と5番柴田のバットで点を上げるというパターンが構築されていたように思います。

ただ、ツボにはまればすさまじい破壊力を誇ったが、はまらないとまったく打てなかった、というくらい、ムラが大きかった。

勝った試合は打率3割以上、平均得点6.22、負けた試合は1割台。投手陣がやや荒れ気味だっただけに、これはやむを得なかったのかな。

投手陣では、若手の大石を先発に置いたことで、髙橋を後ろに置くことができるようになったことが大きいですね。

また、小椋をユーティリティに配置することができたのも大きいと思います。

これまでドームへ行けば、日本生命やNTT東日本などの強豪を倒して、大物食いを披露してきた東邦ガスですが、今年はどんな活躍をするのか期待ですね。

 

東邦ガスの不動の5番柴田圭輝選手。

昨年の都市対抗では、三菱自動車岡崎に補強され、初戦のセガサミー戦で本塁打を放っています。

今年も彼の長打に期待。