第1代表ヤマハ
チーム打率.270というのは、強打を誇るチームの割には打てていなかったというのが第一印象。
今予選で本塁打ゼロというのが意外でしたね。
特に、1番2番を任されていた矢幡と秋利のベテラン2人、4番大本のバットが湿っていました。
4試合戦って、ヒットの数はまずまずだったものの、チャンスにあと1本が出なかったようです。
(1試合当たりの平均残塁数が9.75)
原因を推測するに、東北大会で頑張りすぎたのかな、という印象。
対照的だったのが投手陣。
ヤマハはここ何年か先発投手のやりくりにちょっと苦労していたのですが、今予選では佐藤 廉投手の安定感が抜群でした。
彼が常にストライクを先行させて試合を作っていたため、リリーフ陣の起用にも余裕が生まれていたように思います。
チーム防御率もダントツ1位の1.18。この状態を継続できれば、本大会でも昨年以上の成績が期待できるでしょう。
カギは予選で震わなかった打線の復活と補強選手の活躍。
野手なら強打の右打者、投手なら何でもできるユーティリティな投手がいいのかな。
今予選でほぼ完璧なパフォーマンスを見せてくれた佐藤 廉投手。
消化不良だった昨年の本大会の投球を超えられるか注目です。
第2代表三菱自動車岡崎
昨年は秋山1人が頑張っていたという感じだったのですが、今年は笠井が先発ローテに加わわり、中継ぎも新人田中が頑張り、ストッパー神原も安定していて、あまり点を取られないチームになっていました。
打線は.275でしたが、こちらも本塁打はゼロ、可もなく不可もなしという感じで第2代表の滑り込みました。
投手陣の厚みが増したことで、ベスト8止まりだった昨年以上の成績を期待したいですね。
岡崎投手陣の大黒柱秋山 翔投手。
ドームでも安定感ある投球を期待しています。