前回はコチラ
高校2年の多分春ごろに遠足で豊島園に行く。
そこで、野外ステージで洋楽ロックを演る女性ボーカルのカッコいいバンドを見て、その場にいた友人たちと
「バンドやろうぜ!」
みたいになる。
(そのバンドは「JET」というバンドでボーカルはキヨミさんという方でした。
その後恵比寿ギルティに一回ライブ観に行ったけど今どうしてるかな〜)
しかし、私も含めて、バンドというものが歌以外何で構成されてるのかもイマイチ分かってないくらいの人達。
とりあえずギターがいるのは分かる。
ドラムも見た目でわかる。
しかしベースとギターは見た目の区別がつかない。
そもそもどれがギターの音?
と、いうレベルの知識で、とりあえずバンドにはギタリストは必要だろうという理由でフェルナンデスの赤いZO-3ギターを買う。
「やるからにはプロ目指そうよ(キリッ)」
とかみんなで言ってたけど結局ハイテンションで最初の一歩を踏み出して音楽の道に進んだのは私だけであった。
あるあるかもしれないけど
「ボーカルなら出来るよ!」
という人しか集まらない感じだったな(笑)
ちなみに当時所属してた漫画研究部と図書委員は(共通のメンバーが多かった)
「歌詞なら書けるよ!」
という人も多くて、一時期よく歌詞を書いて見せ合っていた事もあったり。
漫画研究部は一個下の部員が音楽好き(特にTM NETWORK系好き)が多かったので、音楽の話で盛り上がってたかも。
今から思うとあの漫研は私の漫画欲も音楽欲もどちらも受け入れてくれた貴重な場所だったなあと思う…
マニアックすぎると引かれることが多いけど、そこはオタク同士、理解が深いというかオタクに対して懐が深いよね。うん(笑)
そして、始めたギターは3日で挫折する事になる。
月並みだけど私もFコードの洗礼を受けたのだ…
続く