今回はですね、痛みに効く鎮痛作用のあるハーブ『フィーバーフュー』をご紹介(・∀・)
(とても言いづらい名のハーブ)
頭痛や関節痛肩があり、薬はあまり飲みたくないなーなんて人にもオススメのハーブです🌿
妊婦さんなど飲んではいけない人もいるハーブなので注意事項も併せて紹介していきますね。
【フィーバーフュー】
学名 Tanacetum parthenium
和名 ナツシロギク
科名 キク科
使用部位 葉部
フィーバーフューは古代ギリシア時代から偏頭痛や生理痛などの激しい痛みを和らげるために、葉を煎じたり生の葉を噛んで食べる、などの方法で用いられてきたそうです。
そのため「奇跡のアスピリン」と呼ばれることとなり、さらに1980年代に入ってからは英国での科学的な検証が進み、結果英国の権威ある医学雑誌『ランセット』などに発表されて大きな注目を集めました。
フィーバーフューは特に温めると楽になるタイプの頭痛や脳血管の血流量の現象に伴う頭痛に効き、また消炎作用もあるためにリウマチや関節炎、そして生理痛の痛みの緩和などにも使われるそうです。
また、頭痛の痛みに効くだけではなく、偏頭痛の痛みの発作による光過敏症、吐き気などを鎮める効果も報告されているそうです。
アレルギー、花粉症、ガンの転移抑制などにも高い効果が認められていますが、最近の研究によって、フィーバーフューに含まれるパルテノライドに育毛効果があることがわかってきたそうです。
サプリメントで摂るのがオススメ。
ハーブティーは喉への刺激があるため、飲むときは注意しましょう。
摂るタイミングが大事で、痛みが始まってからではなく痛みが出てきそうだという予兆があったら早めに飲むと良いでしょう。
【含有成分】
セスキテルペンラクトン(パルテノリド)
精油(カンファー、ボルネオール)
【作用】
消炎
鎮痛
血管拡張
抗血栓
【適応】
偏頭痛リウマチ関節炎などの疼痛
【注意事項】
まれに口内の潰瘍や口唇の炎症、胃腸の不調の副作用が現れることもあります。
2歳以下の幼児、菊科アレルギーの人、妊娠中の服用は禁忌。
フィーバーフューには、血液をサラサラにする作用があるため、アスピリンやワルファリンなどの抗凝固薬との飲み合わせには注意が必要です。
フィーバーフューを長期利用している人の10%が「ポスト-フィーバーフュー症候群」を引き起こす可能性があることが分かっています。
痛み、関節や筋肉の凝り、不安、睡眠不足といった症状が挙げられます。
長期使用後に使用を中止する場合は、1カ月以上かけて徐々に量を減らしていく必要があるとされています。
カナダでは4ヶ月以上継続して服用する場合、臨床医の監督下で服用する様に勧告しています。
【花言葉】
不死
なんかシンプルにすげえ(・∀・)
それではまた次回🌿