わたしは、布ナプキンを販売していますが、作るのはとっても苦手!←と、思っていた。
なのに、そもそも布ナプキンを作りたいと、思ったきっかけは、子宮を大切にすることからはじり、嫌だった生理を楽しみたいと思ったから。
見た目のかわいさ、つけ心地、わたしの純度高いLOVEをいっぱいに詰め込んだものを使いたいから作りたいって思ったのです。
だけど、先ほども書いたように作るのは苦手←と、思っていた。
じゃあ、どうしようと思った時、とても美しく縫い物をするお友だちを思い出したんですよね。
「そうだ!作るのは、お願いしたらいいんだ!」って。
とにかく、その発想だけで進めて、お友だちも快く引き受けてくれました。
わたしが生理の時に試作を使ったりして、半年かけて納得いくものが出来上がりました。とても楽しかった子育て中にもかかわらず、わたしができないアレコレを細かく丁寧に作業を進めてくれたお友だちに、とても感謝しています。
そんな中、販売となった頃、お互いの思いとは違う違和感をそれぞれが感じることがあったのです。本当に悲しくて悲しくて。だけど、自分のその時の直感、自分の心を大切にしたくて、そのお友だちとの“コンビ解消”を決めました。
試作作りはとても楽しかったし、さ!これからだ!と思った矢先で、ほんと久しぶりに失恋した気分でした←失笑
だけど、やっとわたし好みの布ナプキンができたばかり!ここでは終われない!と思い直して、早速また別のお友だちに連絡し、縫い物が得意なお友だちを紹介していただきました←わたし、ほんと交友関係には恵まれているな、って思います。感謝。
その方も、とても丁寧に美しく作ってくださる方で、わたしの“丸投げ方式”←苦笑にもかかわらず、すべて受け入れてくださり、また美しい布ナプキンが出来上がっていきました。
でも、最初に言われていたのが、「春には転勤があるかもしれない」ということでした。
「どうか、転勤になりませんように。」と願ったのは束の間、、、
転勤が決まり、東京へ行かれることになりました。
こちらの方とも、「さあ!これから!」と思った矢先です。最初にお話しは伺っていたものの、またか、、、と、絶望です。
「わたしには、布ナプキンつくるな、と言われているんじゃないか」
と、思いました。
だけど、そんな状況とは裏腹に、布ナプキンはどんどんとお嫁入りしていくのです。
ここでめげない、やりたい事にはしつこいわたしは、また別のお友だちに縫い物が得意な方を紹介してほしいとお願いしました。
そしたら、なんと言うことでしょ〜!
エステサロンを経営しているお友だちが、お客さまに縫い物を得意としている方がいるから、聞いてみるね!と、言ってもらえたのです。
あ〜神さま、わたしを見捨てずにいてくださったのですね〜、と、手を合わせられずにはいられませんでした。
それがです。 また⁈ の展開。←苦笑
お客さまに連絡がつかない。と、連絡が、、、
あ、わたし完全に見捨てられた
と、またもや絶望の淵に立っていたような思いでした。
細〜い糸で繋がれた、いつ切れてもいいような状態の中で、いつもの思考癖→「わたしは何やってもうまくいかない」が発動しました。
でも今回は、その瞬間、その思いを手放してみたんです。
「もうご縁が繋がらないときは、諦めよう、それはきっと宇宙の流れにのってないんだ。」と、どんな結果になっても受け入れようって決めたんですね。
ここまで思ってもやっても繋がらないときは、手放しの合図。わたしが悪いわけじゃない。だから、すべてを宇宙の采配にまかせてみようって思いました。
そしたら、細〜い糸がまだ繋がっていました!
エステサロンを経営するお友だちから連絡がありました!そのお客さまは忙しく出来ないのだけど、縫製工場を紹介するよ!と、お客さまから連絡があったというのです!
縫製工場⁉︎
そんな展開⁈
逆に気がひけるんですけど
いやいや、数少ないし、在庫抱えるとか無理だし、もう、いきなり意気消沈してしまったんです。笑
だけど、お友だちもお会いするだけしてみてもいいと思いますよ、という言葉に光が見えたので、お友だちにもお客さまにも、ちゃんと甘えさせてもらおう!と、思い、紹介していただく段取りをつくってもらいました。
そして縫製工場へ。
それがまた不思議な、なんともビックリするご縁でして、その縫製工場は糸島にあるのですが、ここの縫製工場の社長、わたしと同じ博多区にある小中学校の卒業生だったのです!
そんなに大きくない学校で、年齢も10ほど離れているのに、ほんとにビックリです!
しかも、わたしは今現在、粕屋郡宇美町に住んでいるのですが、縫製工場の社長も、宇美町にたくさんのご友人がいるとかで、とてもご縁のある場所だということでした。
もう、この展開なにーーー⁉︎
お話しさせていただきながら、ワクワクドキドキしていました。
ワクワクドキドキしたのに、話しの展開が、この縫製工場では作れない感じになっていきます、、、笑
あ、ここまでいい感じだったのに、ぬか喜びになるのかな〜
と、思った矢先、またもや次の展開!!!笑
「これくらいなら、自分で作ったらいい!」
えーーー!!!
また見捨てられたような気分のお言葉。
わたし、不器用なんです!!!
縫い物なんか、わたしには出来ないんです!!!
いや、もうとにかく無理、無理、無理です!!!
と、訴えました。
だけど、縫製工場の社長から見た視点で、愛のこもったお話しをしていただいたんです。
うん。納得。でした。
わたしは、何も分からないまま、縫ってくれる方に「丸投げ」をしていたことを思い知らされました。
言ったら、責任転嫁にもなるようなことだと、初めて気づいたんです。
わたしの依頼で布ナプキンを作ってくれていたお二人に、また改めて感謝の気持ちが湧いたし、「これじゃーいかん!!!」と気付かされた社長との出会いでした。
しかも、愛の塊のような社長、わたしでも縫えるように型を作ってくださるそうで、ホックを付ける機械まで「持って帰っていいよ!」と、どこの馬の骨かもわからんようなわたしに、とても親切にしていただきました
ご縁が繋がった
結果、誰かにお願いするのではなく、自分の使いたい、作りたい布ナプキンを自分で縫うことになりました
そしたら、今まで毛嫌いしていた「縫うこと」に、ワクワクドキドキし始めたのです。
ほんとに嫌いかどうか、やっぱりやってみないとわからないし、それこそ、まさかの展開が待っているかもしれない。
宇宙は、やってみたら?のギフトを与えてくれた
わたしが縫うことに、縫製工場というプロの方々の助けを受けながら、わたしにとって最高ーな布ナプキンを作りたいと思いました
うん、うん、人生って何が起きるのかわからないものですね!
きっとまた一喜一憂するのでしょうが 笑 わたしの人生、最高だなって思いました
そんなこんな感じで、まだ安定していない“布ナプキン屋さん”ですが、わたしのLOVEが純度100の布ナプキンを作っていきますので、どうぞあたたかく見守っていただけると嬉しいです
きっと、ラッキーがいっぱい詰まった布ナプキンに仕上がると思います
これからもどうぞよろしくお願いします
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