総合病院の医師に
「関節リウマチではない。」
と言われ、半信半疑の(というか7,8割方疑っている)私 。
『リウマチでないなら、この関節痛の原因は何だろう?』
関節痛について振り返ってみると、最も古い記憶は小学生の頃の膝の痛み。
これは成長痛と診断されました。
中学生の頃から手首が痛むことがよくあり、湿布を貼っていたことも覚えています。
当時、ピアノや打楽器(吹奏楽部)で指や手首をよく使っていたので単なる腱鞘炎だと思っていました。
社会人になってからも手首に痛みが出ることはありましたが、パソコン(ワープロ!)を使う機会も多かったので、やはり腱鞘炎だと思い、深刻には考えませんでした。
また、30代半ばでエアロビクスとランニングを始めた頃、ちょっと無理をしたときに両膝に痛みが出ることがありましが、これも湿布を貼って運動を控えていれば治りました。
少々生活に支障が出るような膝の痛みで整形外科を受診したのは、多分20代後半か30代前半の頃だったと思います。
鈍い痛みで、黙っていても痛いけれど、動かすとさらに痛い!
結婚した頃に住んでいた家の階段を下りるとき、痛みのある方の足をまっすぐにしてお尻をつき、両手で体を支えて一段一段ずり落ちるようにして下りていました。
上るときもやっぱりお尻をついて、痛い方の足の太ももを両手で持ち上げて一段ずつでした。
痛みのあるのは片足の膝だけで、少し赤味があり、熱をもっている状態。
ただ、湿布を貼って痛み止めを飲めば、職場では気を張っているせいか普通に仕事ができました。
そのため、整形外科を受診したのは、痛みが出てから数日後、仕事が休みの土曜日でした。
その頃には膝の赤みや熱はひいていて、痛みが若干残っている状態だったと記憶しています。
整形外科の医師には、
「膝の傷口から菌が入って出た痛み」
と診断されました。
膝に傷はなかったと話しましたが、
「菌以外で熱をもつ痛みは出ない。」
となぜか半ギレ状態。
その後、年に1~3回、同じような痛みが出るようになりましたが、受診しても湿布を出してくれる程度で、関節リウマチの検査をしたこともありませんでした。
この痛みは今も右膝(たまに左膝)に出ることがあります。
また、40代の頃、肘(頰づえをついたときにちょうど机に当たる部分)が痛くて腕を全く動かせないということが時々ありました。
整骨院の先生には、
「栄養の偏りで石灰がたまっているせい」
と言われたと記憶しています。
他には、40代の頃、ぎっくり腰の首バージョン、ぎっくり首になったことがあります。
大みそかのクイズ番組で、「くさかんむりのつく漢字」を制限時間内にたくさん書くというのを自分も一緒に書いていて、ひょいと顔を上げたら、そのまま痛みで首を動かせなくなりました。
このように、若い頃から何かしら関節痛はあったのですが、50代半ばになるまで、関節リウマチだとは全く考えませんでした。
関節リウマチかもしれないと思って受診したのは、昔の人間ドックの結果に「RA+」の記述があるのを発見したからです。
(この発見がなければ、いまだに湿布で痛みを凌いでいたかもしれません。)
また、年に1~3回出る膝の痛みや肘の痛みは、ネットで見た『回帰性リウマチ』の症状と合うようにも思います(クリニックでも総合病院でも全く話題になりませんでしたが)。
更年期障害で関節痛が起こることもあるそうですが、私は50歳で子宮全摘、卵巣も片方の一部だけ残して摘出しています。
56,7歳になってから更年期障害が始まることがあるのか疑問です。
指の関節以外にも痛みがあるので、ブシャール結節・ヘバーデン結節では説明がつきません。
総合病院の医師は、指に痛みや腫れが出る病気はたくさんあると言っていましたが、
『だったら、私の関節痛の原因は?』
『やっぱり関節リウマチで、早期治療の機会を失っているのかも。』
『もしかしたら関節リウマチ以外の膠原病で、ある日突然発症するのでは?』
総合病院の受診後は、答えが出ないのは分かっているのにぐるぐる考えてばかりいました。
さとるさんには、しょっちゅう、
「病気の原因ばかり考えていると、本当に病気になってしまう!」
「関節リウマチの薬を飲まずに済んでいることに感謝」
と言われていました。
そのせいか、今は、あまり考えないようになりました。
結局、私にできるのは、しっかり体調管理をして、ストレスをためないように穏やかに暮らすことだと思っています。