実家に帰ってきましたが、もうここはわたしのうちではないみたいです。まだ荷物を置かせてもらっているので片付けもしたいのですが、気持ちが追いつかない感じ。家族と過ごす時間はどんどん貴重になっていくと分かっていますが、寂しい現実から逃れたい気持ちと戦っています。

実家ごはんは、お寿司になりました。日本に帰って来るとお寿司は必ず食べます。いつもは築地のお店に行きますが、今回は時間がなさそうだったので、実家ご飯でリクエストしました。家族で外食することも考えましたが、おうちでお寿司だったらゆっくりできるかなぁと思い、そうすることにしました。結果、よかったです。でも、私物の片づけはぜんぜん進みませんでした。時間が少なかっただけでなく、手放す難しさは増すばかりです。たとえ1週間あっても捨てられるのは僅かな気がします。どうしたらいいんだろう。

日本に拠点があっても実家から持ち出すものはきっと限られていると思います…ということは、捨てられるはずなのに…。これも寂しい現実と向き合うことを避けているということなのかなぁ。執着って手強いですね。ヨーロッパに戻ったら身の回りの物の見直しからはじめよう。