伊豆の豪腕女性
今の時代ではありません
今の時代の伊豆の豪腕女性は一家に一人いらっしゃるでしょうが
私には判りません・・・
いつもぺタをしていただき、ありがとうございます。
ついでにちょいと読者登録もしていただけると大変ありがたいの
ですが、世の中そう甘くはないのです。
改めて考えてみると、伊豆には凄い女性が遠い昔に誕生していた
のですね。
北条政子 (1157~1225)
鎌倉幕府初代将軍 源頼朝の正室。
伊豆へ流罪となった源頼朝とのロマンスは有名です。
色男源頼朝はたいへんモテたようです。政子と出会う前には、
伊東の当時アイドル(勝手に決めました)八重姫との恋愛も
・・・。
伊東の今・昔 山本幸司先生のお話より
政子の父、北条時政は平家の一族に連なる山木兼隆に、
政子を嫁に行かせる約束をしていました。
それにより、頼朝と政子の仲を認めることなく、山木兼隆の
元に政子を嫁に行かせてしまいます。
しかし、当の政子は頼朝が好きなわけですから、山木の館で
一夜も明かさずに逃げ出し、山道を越えて頼朝の元へ行き、
そして添い遂げるという話になっています。
二人が一緒になったのは、1177年(治承元)頃と言われて
います。
この話は決然と行動し、親が認めない相手とでも一緒になると
いう、後の政子の激しい性格をそのまま出しているような
エピソードではないだろうかと思います。
その後、頼朝と共に鎌倉で重きをなす。
政子の豪腕振りはこれからですね。
鎌倉幕府を守り抜くことにすべてを掛けたような人生。
幕府を守るためには、自分の子、父も犠牲にした・・・。
とりあえず伊豆でのエピソードでした。
源頼朝にかかわる伝説の一つです。
伊東市八幡野から赤沢に至る山道(旧道)の右側。
馬足明神の小祠(しょうし)。傍らにあるのが馬蹄形に似た跡の石。
昔、頼朝が馬蹄をこの石に留めたその跡だという。