幕末史跡巡り2013年09月-函館-Part06 | 以蔵のblog

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大河ドラマ「新選組!」放送以来から現在まで新選組…幕末にはまってます。さらに最近は宇宙に夢中…

昨日に引き続き、函館史跡巡りをお送りします。今回で6回目。
前回は、函館駅から路面電車で10分程のところにある十字街駅周辺の史跡巡りでしたが、今回は、その十字街駅から路面電車で南東方面に向かい、終点である谷地頭駅で下車、そこから徒歩15分ぐらいのところにある史跡へ…

以蔵のblog-碧血碑01
谷地頭駅から西へまっすぐ進むと、函館八幡宮があり、その神社の中を通り抜け、さらに細い山道をひたすら登る…けっこう高い場所で、振り返ってみると、函館市街地を眺めることができました。ここから、若干険しく人の気配が感じられない山道を、さらに登る…
以蔵のblog-碧血碑02
意外と山奥にあった幕末維新史跡である碧血碑。この碑は明治8年に建立されたもので、函館戦争における旧幕府軍の戦死者約800名が祭られている慰霊碑です。人の気配がなく、ここに辿りつくまでの山道は淋しい限りでしたが、この慰霊碑の前には、ちゃんと観光客がいました…それを見た瞬間、嬉しさと安堵感が込み上げてきたw
以蔵のblog-碧血碑03
かなり巨大な慰霊碑で、高さは6mあるそうです。また、碑石の文字は、かつて旧幕府軍の陸軍奉行であった大鳥圭介のものだと言われているが、定かではないそうだ。
実は、ここも土方歳三の遺体埋葬地のひとつとされている所なのです。正しくは改葬地ですが…。「発見した歳三の遺体を火葬して、慰霊碑へ納めた…」とある人の談話に出てくるそうなのだが、真偽のほどは疑わしいとされている。とは言え、約800名の旧幕府軍戦死者が眠っていることだけは確かである。
ここに着いたのは、夕方近くで、その日は湯の川温泉のホテルを予約していたので、足早に谷地頭駅に戻り、そこから路面電車で北東へ約1時間のところにある湯の川温泉駅へ…ちなみに湯の川温泉の次の湯の川駅が、上り(上りなのか!?)終点です。

以蔵のblog-湯の川01
せっかくなので、ホテルからの眺めをどうぞ…
以蔵のblog-湯の川02
さらに…ホテルの夕食はバイキングでした。種類が豊富すぎて…さすがに全部食べきることはできませんでした(^_^;)。その場で、板前が寿司を握ってくれていたり、シェフがステーキを焼いてくれていたり、けっこう本格的な感じでしたよ。

以蔵のblog-函館山山頂
2日目の夜は、函館山山頂へ行きました。運よくこの日は、空気が澄んでいて、世界三大夜景とされる函館山からの夜景をこの目で見ることができました!!。どうですか?けっこう綺麗に撮れてるでしょ?w。ちなみに山頂は、もの凄い寒さでした。
函館総攻撃の時、新政府軍はこの函館山から弁天台場めがけて、一斉攻撃したとされている。ここを徒歩で登ってきたのも凄いけど、ここから一気に駆け下りて一斉攻撃したのも、よく考えたら凄いことだ。素晴らしい夜景を眺めながら、一方でそんなことを考えておりましたw。

っということで、今回でやっと2日目が終わりました。次回から3日目(最終日)に突入します。では!!