幕末史跡巡り2013年04月 -調布- | 以蔵のblog

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大河ドラマ「新選組!」放送以来から現在まで新選組…幕末にはまってます。さらに最近は宇宙に夢中…

幕末(と言っても新選組)史跡巡り、前回「次は三鷹」と予告していましたが、今回も引き続き調布です(というか…調布でした…(^_^;))。
まずは近藤勇生家跡。この辺は三鷹市だと思っていたんだけど、生家跡がある場所の住所は調布市だった(^_^;)。西武多摩川線の多磨駅で降り、人見街道という通りを西へ20分程歩くと、通り沿いに生家跡がありました。周辺は畑が多く、車通り激しい街道を除けば、東京とは思えないほど、ほのぼのとした田舎風景で、何だか癒されました。また、近くに飛行場(調布飛行場)があるらしく、けっこう近距離で飛行機を見ることもできましたw。そろそろ肝心の生家跡へ…
以蔵のblog-近藤生家01
もちろん生家跡なので、建物が現存しているわけではありません。まずは生家跡を示す碑と案内板があります。近藤勇は、天保5年(1834年)、宮川久次郎の三男として、ここ(当時は武蔵国多摩郡上石原村)で生まれ育ち、当時は宮川勝五郎という名前でした。ちなみに大河ドラマ「新選組!」では、盟友・土方歳三から「かっちゃん」と2人きりになるといつも呼ばれていました。

以蔵のblog-近藤生家02
案内板の隣には、勇の産湯に使ったとされる井戸が現存しています。

以蔵のblog-近藤生家03
さらにその隣には、「近藤神社」がありました。けっこう年季入っている感じだったので、当時からあった神社なのか!?なんて思いましたが、昭和に入ってから建てられた神社だそうです。そして、生家跡の向かいへ…

以蔵のblog-撥雲館
古びた建物がある敷地の入り口に「近藤道場撥雲館」の碑が建ってました。ここが、天然理心流道場「撥雲館」。近藤とありますが、勇ではなく、勇の娘瓊子(たまこ)と結婚し、天然理心流5代目を継いだ近藤勇五郎の道場です。古びた建物が、道場らしいですが、昭和7年に建て替えられたものらしく、勇五郎全盛期にあった建物ではないそうです。ちなみに個人のお宅なので、敷地内には立ち入ることはできません。

っということで、今回は調布のみで締めさせていただきます。次回こそ三鷹市ですねw。