八重の桜 第15回「薩長の密約」 | 以蔵のblog

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大河ドラマ「新選組!」放送以来から現在まで新選組…幕末にはまってます。さらに最近は宇宙に夢中…

今回は薩長同盟締結が描かれるってことで、個人的にはかなり注目度高い回でした。
注目ポイントは、何と言っても、これまで全く無存在だったが、薩長同盟を締結させた功労者として登場せざるを得ない坂本龍馬が、どんな形で絡んでくるのかってところ。
結果は…名前と背中だけの登場だった(^_^;)。ほんと一瞬だったw。史実では、小松邸で龍馬を介して薩摩藩の西郷隆盛、小松帯刀と長州藩の木戸孝允(桂小五郎)が6か条の同盟を締結した。とされるが、締結の場に居たのは、西郷、大久保、木戸だけであった。
でも史実はさて置き、本来龍馬がすべき役割を、西郷が受け持った感じで、木戸を説得するという流れは、なかなか斬新で面白かった。吉川西郷と及川木戸、大河ドラマでミュージシャン同士の絡み…これも斬新でよかった!両者、回を増すごとに、いい意味で歴史上人物のイメージを覆している。とにかく格好良い、個人的には2人を大絶賛してますw
さらに小泉孝太郎演じる徳川慶喜の優柔不断さも良かった。完全にはまり役と言っても、過言じゃないwとは言え、この慶喜が、幕府を崩壊させ、会津を奈落の底に突き落とすのだが…。
そして、最後に今回は新選組が登場。冒頭で新島襄演じるオダギリジョーが出たせいか、まだ斎藤一に違和感が…顔つきも声も良いんだけど、どうしてもサイズが気になる(^_^;)。斎藤が大男だったという史実があるので、どうしても、そのイメージが大き過ぎて、気になってしまう(^_^;)。そこだけが残念でしょうがない…雰囲気はばっちりなんだけどなぁ!惜しい!。佐川官兵衛との手合わせも良かったし…やっぱ惜しいとしか言いようがないw
その分、近藤勇の貫禄たるや…後ろに居た覚馬が平隊士に見えて、少し切なくなった。
今回も主人公の八重に触れませんでしたが、終盤で「悪いことばかり続くわけねぇ」的なセリフを聞いた時、今後の展開を知っているだけに、何ともやり切れぬ衝動に駆られた…。
次回は、会津にとって、さらなる悲劇が待っていそうな感じ…どう考えても明るい展開は、歴史に沿ってみれば一目瞭然だが、ありそうもない…。