さて、肝心の史跡ですが、タイトルは｢幕末…」となっていますが、今回は新選組史跡巡りです。まだ未訪問であった東京区外の府中市、調布市、三鷹市、いわゆる多摩方面（幕末当時は、この辺り一帯も多摩であった）の史跡に行ってきました。わりと盛り沢山な内容なので、2回もしくは3回に分けて書きたいと思います。
っということで、今回は府中と調布。まずは府中にある｢大國魂神社｣。
幕末までは、｢府中六所宮」と呼ばれていたそうで、文久元年8月27日(1861年10月1日)、新選組結成いや浪士組として上洛する1年半ぐらい前に、ここで近藤勇の天然理心流宗家4代目襲名披露の野試合が行われた。
平日とはいえ、けっこう参拝客がいました。しかも、府中駅の近くで、甲州街道沿いってこともあり、入口前は人通り、車通り激しく…真正面から撮影するのが、けっこう大変だった(^_^;)。人通りの切れ目を見計らって…まぁ、何とか撮れましたw。
野試合は、神社の境内や六所宮東側の広場(競馬場近辺)で行われたとされるが、実際はどの辺りで行われたのだろう…!?とにかくこの付近で、野試合が行われたのは間違いない。襲名披露野試合は紅白戦で、土方や山南らが紅組、佐藤彦五郎らが白組に参加。かなりの接戦で、結果は白組勝利だったそうです。大河ドラマ｢新選組！｣でも、この野試合は描かれてましたね、ドラマでは沖田が助立ちした結果、白組勝利となったわけですが…参加者や経過などはさて置き、試合結果については史実どおりだったんですねw。
ちなみに、新選組に関わる案内板や石碑などは無いです。次は西調布にある西光寺へ…
特に新選組が何かをしたという場所では無く…甲州街道沿いにあるので、新選組が甲陽鎮撫隊として、甲府に向かった時、この寺を通り過ぎたという程度らしいですが、ここには、近藤勇の座像があります。
これが座像です。腕を組んで座っている近藤局長…貫録たっぷりで怖いぐらいでしたが、劣化してきたのか何なのか、だいぶ黒ずんでおりました(^_^;)。とは言え、見応えあり!!です。
っということで、今回は調布までとさせていただきます。次回は、三鷹にある近藤勇の故郷です。では！！