八重の桜 どうしても違和感がある役者を挙げてみる | 以蔵のblog

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大河ドラマ「新選組!」放送以来から現在まで新選組…幕末にはまってます。さらに最近は宇宙に夢中…

昨日は初夏に匹敵するほどの暑さだったね。今年は春風が台風みたいに強風だったり、暖かくなったと思ったら急激に寒くなったり、この異常気象は、何かの前兆のようで、薄気味悪い(^_^;)。
前置きはこの辺りまでとして、本題は前回に続き大河ドラマ「八重の桜」ネタ。
幕末真っ只中で、個人的にはひじょうに盛り上がっている現段階の八重の桜。そんな中でも、会津藩主松平容保と将軍後見職の一橋慶喜は、とてもいい味を出している。病弱で苦悩の連続だが、忠義一筋全くぶれることのない生真面目な容保に対し、慶喜はどちかと言うと優柔不断且つ自由奔放。この正反対の構図が、絶妙に描かれていて、面白い。容保演じる綾野さんも、慶喜演じる小泉さんも、回を増すごとに様になってきた。今ではこれ以上にはまる役者はいないだろうって思えるぐらいw
他の役者さんも注目度は高い。特に過去の幕末大河で、別の人物を演じていた役者さんが、今回違う人物で登場すると、注目度は否が応でも上がる…とは言え、実際登場すると、何となく違和感ありありで、慣れるまで時間がかかるのも事実だけど(^_^;)
そんな中で、一番違和感を感じてしまうが、会津藩家老の梶原平馬を演じる池内博之さん。2004年大河ドラマ「新選組!」では、会津藩と敵対する長州藩士久坂玄瑞を演じていたのは記憶に新しい。「奸賊、会津と薩摩!!」と叫び、御所に潜入し、帝へのお取り次ぎをするも、拒絶され自害する…熱き長州藩士・久坂を熱演し、久坂と言えば池内さんって程のはまり役だったけど、今回はその長州の敵である会津藩の家老を演じているのが、何とも違和感があり、面白くもある。しかも、前回「八重の桜」で、長州藩が集結する天王山に、町人を装って潜入し、動向を探る件なんかは、町人姿とは言え、池内さんが久坂かと錯覚してしまったほど(それは大袈裟かな…)w
次は…上洛の願いが叶った会津藩士・佐川官兵衛を演じる中村獅童さん。これまた「新選組!」では、滝本捨助というコミカルな感じの架空人物をかつて演じていた。捨助に比べれば、数倍男らしい人物ではあるけど、上洛を嘆願するも断られ続けたあたりは、何だか新選組入隊を嘆願し続けるも、断られ続ける捨助を彷彿させた。そんなせいもあってか…どんなに佐川官兵衛として男らしい演技をしていても、何となくコミカルに見えてしまうのは、俺だけか!?w。
最後はまとめて、長州藩士・桂小五郎を演じる及川光博さんは、「龍馬伝」で薩摩藩士・大久保利通を演じていたので、まったく桂には見えず大久保にしか見えないw。勝海舟を演じる生瀬勝久さんも、これまた「龍馬伝」で演じた吉田松陰の印象が強く、今でも違和感ありあり…ちなみに「新選組!」では、壬生浪士組結成当初在籍していた(すぐ暗殺される)殿内義雄を演じてました。そして、ちょっとだけ登場した今回大河の後半の準主役的存在、八重の夫になる新島襄を演じるオダギリジョーさんは、今のところ斎藤一(「新選組!」で斎藤役)にしか見えない…w
そんなまだ違和感がある登場人物を紹介しましたが…きっとドラマが終わるころには、慣れて、この人物にはこの役者しかいない!!ってことに変わっているでしょう(笑)。