あの女は覚えていたのだと思う
私が一番最初にあの女から電話があった時に言った、離婚するとしてもその時期は一番早くても「下の子が中学生になってから」という言葉を。
自分の子とそれぞれ1学年違うので覚えやすかっただろう。
私のセリフを聞いた女は
「離婚してくれるって言ってた。良かったわ。」
と喜んでいたと後に主人から聞きました。
自分の都合の良いことしか聞こえないのでしょう。
ブログ内ではとても甘えん坊で幼いように書いていますし、実際年の離れた末っ子でみんなに甘やかされて育った為に、未だにとても幼いと私達家族は思っていますが、本人は「俺もう大人やもん!」と自分では言っています(笑)
(言い方 笑)
次男はこの春、中学生になりました。
だから、きっと離婚してもいい時期に入ったと女は思っている。
なんなら私がそう言っただろうと思っているかもしれない。
実際に私が言ったセリフはそんな簡単な物では無かったし、中学生に入って自分の居場所を見つけてもう大丈夫だと思えたら、それまで主人がしっかり寄り添ってくれたら、主人が自分でちゃんと話す事で、夫婦の事、家族の事はあなたには関係ない、あなたと話す必要も無ければあなたに約束する必要もない、そんな感じで伝えたと思います。
確かに現在の次男は学校と習い事で忙しく、家にいる時間も減り、主人が家にいても次男はいないということも増えました。
ですが 空き時間や部活がオフの日はほぼ家にいますし、主人が帰宅していて予定餓合う時にはいつも一緒にどこかへ出掛けています。
パパの事もパパと出掛ける事も大好きです。
それは次男にとって特別な事ではなく、ごく普通の当たり前の事。
次男自身まだそういう時間を求めて楽しんでいますし、まだ父親が必要なんだなと感じます。
娘や長男のように
「家族より友達!」の時期ではまだ無いようですし、その時期の上の子達ですら離婚はちょっと…と思っているようですし。
とはいえ…
パパっ子ではありますが、この数年 家にいない事の多かった父親、そして最初は泣いて寝込んでいる事が多かった私を見て何かあると思っているはずです。
2年前に初めて主人が家を出た時には、私はパパは仕事でしばらく帰って来られないかもしれないと次男に話しましたし、昨年末には「パパのことなんだけど…」と言った私に「おもんない、聞きたくない」と即座に言った次男です。
もう子供じゃない。
何も感じていないわけない。
パパが家族を大切に思ってくれているのか、自分の事を大切に思ってくれているのか、判断出来る歳です。
上の子達は
「パパは遊びに連れて行ってくれる人」
「あまり家にいなかったし」
「よそのおじさんのような感覚」
などと言っていました。
側にいていつも世話をしてくれたのは私であると。
それを聞いて私は少し安心しました。
次男はどう思っているだろう。
お金の無い時、起業準備の時に産まれた上の子達とは違って 会社が軌道に乗ってから産まれた次男は、小さい頃からパパにそれはそれは可愛がられてきたし、いつもパパにべったりだった。
上の子達とは違うかもしれない。
ごめんね。
必要のない悲しみや寂しさを感じさせて。
ごめんね。
パパを取り戻せなくて。