膝の痛みについての最初の記事で”ジャンパーズニー”について書きました。
https://ameblo.jp/izisan/entry-12591069989.html
”ジャンパーズニー”と来たら”ランナーズニー”でしょ
ということで
今回は”ランナーズニー”と呼ばれる”腸脛靭帯炎”について
”ジャンパーズニー”は膝の前面に痛みが出ましたが、”ランナーズニー”では外側に出ます。
最近、筋肉の図を載せるときに断りを入れ忘れているのですが…
すみません!
エグくないのを選んでいますので…
骨盤(腸骨)から脛の骨(脛骨)まで繋がっているので腸脛靭帯
膝の屈伸が何度も繰り返さることで、この腸脛靭帯が太ももの骨(大腿骨)の外果と擦れることによって痛みが発生します。
ですから、ランナーに限らず自転車でも、バスケやバレーボールでもダンスでも発症します。
原因はオーバーユース(使い過ぎ)です
過剰なランニング時間と距離、柔軟性不足(ウォームアップ不足)、休養不足、硬い路面や下り坂、硬いシューズ、下肢アライメント(整合性)など、さまざまな要因が加算されて発症してしまいます。
体重を支える十分な筋力がなくても関節への負担は増加します
歩く場所が土の場合とコンクリートの場合でも下からの反力は違います
下り坂では転がらないように無意識にブレーキがかかりますので足関節や膝への負担が増します
下肢のアライメントが崩れると常に膝の周りが捻じられるので痛める原因になります
☝右の写真では膝が内側に崩れてつま先が外に向いているので膝が捻られる状態になっています。
運動前後のストレッチ、しっかりとした休養、そして自分に合った靴やインソール選び、栄養…
痛みが出る前から気をつけていただければ!と思います
ここまで書いてきてお分かりかと思いますが…
身体は繋がっています。
膝が痛いから!と言って膝だけをみていては良くなりません。
多くの場合は足(つま先から)から股関節、骨盤まで絡んでいます。
もしかすると、腰や背中、胸や肩の動きにも影響があるかもしれません
医療保険制度では、保険治療は痛い箇所にしか適用されません(しかも箇所限定されるし)
全身を診るとなると実費になりますが、ずっとスポーツを楽しみたいならば全身を調整することをお勧めします
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ほねつぎ大幸院(東洋整骨院 大幸院)
http://toyo-daiko.com
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画像はネットからお借りしています。
有難うございました。