極めて遠く、限りなく近い世界 -2ページ目

極めて遠く、限りなく近い世界

霊感やスピリチュアルな知識が全くなかった私が今までの人生で体験してきた人には話せないちょっと不思議な出来事を書いていく日記
信じる信じないはあなた次第…

前回の続き。

霊能者の方と出会ってから、私の中では色々なものが変化しました。

 

そのことについては個別に記事にしていこうと思います。

ただ、兄貴との関係は相変わらずでした。

 

昨日鞄に入れたハガキをすっかり忘れてそのまま家に持って帰るところだったのを帰り道のポスト前ですかさず教えてくれたりとか。

この絶妙なタイミング…。さすが兄貴。

 

でも、兄貴に兄貴自身のことを訊いてもほとんど何も教えてくれないんです。

兄貴も後ろの人たちもそれは同じで、普段は結構ふざけてたり、よく笑う人たちなのですが、彼らの自身について私が聞こうとするとスーッと消えていきます。

 

むむむ…。怒っているわけでは…なさそうなんだけど…。

(ちなみに怒ると物理攻撃してきます。まぁ…今のところ私が悪いケースばかりなので怒られたときは素直に反省するようにしています…)

 

 

そんなある日のことでした。

新しいオラクルカードが欲しいと思って、いつもは行かないお店をネットで調べて休日に遊びに行った時のこと。

 

このお店ではヒーラーさんがセッションをしてくれるサービスもあって、ネットで調べた時にそれはちらっと見たのですが特に興味がなかったので予約とかもせず店に行きました。

 

そういう時に限って土曜だったにもかかわらず客もおらず、案の定、店の人に勧められるままに興味本位でセッションを受けることになりました。

 

多分…今から考えればあの霊能者さんに会った時と同じで、この流れもあらかじめどこかで決まっていたんだろうな。

そんな気がします。

 

ヒーラーさんという人に出会ったのもその時が初めてで、セッションを受けたのも初めてでした。

少し不思議な感じでした。

 

もしかすると、この人なら後ろの人たちのことがわかるんじゃないかと思って

思い切って後ろの人たちのことを話して、兄貴について訊いてみたんです

すると…。

 

 

その人はあなたの前世の双子のお兄さんだね

 

なん……だ…と……?!

その可能性は考えなかった…。なるほど…筋が通ってる…。

更にヒーラーさんは続けました。

 

うーん…。前世であなたより先に死んじゃった後、あなたのことが心配でずっとついててくれたみたい。

 

…双子…兄貴が言ってたことと同じだ…。

つまり、彼が言ってたことは全部本当だったということ。

まさか本当に双子の兄だったとは…。

それも前世からって…。

一体何十年見守っててくれたんだろう…?

兄貴自身の生前も含めると、今の人生プラス前の人生丸々ってことだから…100年以上の付き合いってこと?

 

頭の中でそんなことがぐるぐる回って流れについていけていない私に、ヒーラーさんが言いました。

 

でもね、このままっていうのもよくないと思うから、成仏させてあげた方がいいと思う。

 

…………え?

このままだと、何かまずいことがあるんですか?

 

さっきのあなたが訊いてた「彼が生まれ変われるか?」ってことだけど、今のままだと無理よ。

一回あげてあげないと。

 

えっと…それは…本人はなんて言ってるんですか?

 

うーん…まだ心配だからあなたについていたいみたい…

 

…うん。聞かなくても私にもそれはわかる。わかるけど…。

成仏するって、…いなくなるってこと?

声には出さなかったけど、ヒーラーさんは見透かしたように言いました。

 

いなくなるわけじゃないよ。より強い光の存在になって守ってくれるから、今よりもっとしっかり守ってくれる

 

そうなんですか?

 

それからしばらく、ヒーラーさんが色々説明してくれました。

あげる…つまり、成仏するということがどういうことなのか。

そうするとどこへ行くのか。

どうやって成仏させるのか。

安全に向こうまで送ってくれるから心配しなくてもいいこと、など。

 

…多分、半分くらいは兄貴に言ってたような気がする。

兄貴もその辺のことは全然知らなかったらしく普通に感心しながら聞いてたし。

 

結局、本人も話を聞いて自分の立ち位置をちゃんと理解して話に納得したらしく、旅立つことになりました。

 

私も兄貴が生まれ変わって自分の人生を歩けるならきっとその方がいいと思いました。

今までいてくれて本当に楽しかったし助けてもらったこともたくさんあるし、本当はずっといてほしいけど、それだと兄貴自身はずっと私の世話ばかりになってしまうし…。

本人の幸せを考えるとその方が…。

 

彼が行ってしまう寸前にヒーラーさんがほんの少し微笑んで私に言ったひとこと。

 

 

あら…金髪のお兄さんだったのね

 

 

…泣きそうになりながら頷くしかありませんでした。

 

大学時代に心理学を専攻していて、ちょうど卒論のテーマがそれでした。

今日はちょっといつもより重い話かも。

 

人は生まれる前にある程度次の人生を決めておくらしいです。

生き方を自分で選択している…というやつですね。

 

子供の頃からいじめられっ子で小学生の頃から中学卒業までいじめられ倒して生きてきた私にはなかなか深淵な話だと思ってました。

 

でも高校に入って普通に友達ができて、彼女たちのいじめに対する考え方を聞いて少し考えが変わった気がしました。

彼女たちはそれぞれの中学校で、加害者でも被害者でもなかったけど、いわゆる傍観者だったわけです。

止めたかったけど止められずに見ているしかなかった立場。

見て見ぬふりをする人間も加害者だと言う人も中にはいますが。

 

考えてみれば、私は常に自分がいじめられる側だったために見て見ぬふりをせざるを得なかった人達が感じていた辛さとは無縁だったわけで。

そういった罪悪感を持つ羽目になってしまう方が、あるいは自分が当事者としていじめられているよりずっと辛いかもしれません。

 

そう考えた時、いじめる人、傍観者、いじめられている人、のどれになりたいかと聞かれればやはり一番最後ということになってしまうのです…。

やっぱり自分で選択したのかも…。

 

一応、ここを見ていて上記のような傍観者の経験がある方に対して書いておきますが、いじめられている人が意識するのは直接的に手を下してきた人だけです。

見て見ぬふりをする人が加害者と同じなんて感じることはまずありません。

少なくとも私はそうでした。

彼らは一ミリも悪くないので、本当は全然気にしなくていいのです。

 

で、大学生になってゼミで小中学校のいじめについて研究していた私が知ったのは、いじめている人たちがいかに心に傷を負っているかでした。

いじめられている側ももちろん傷は負うのですが、いじめている側も同じだったわけです。

 

私もそれなりに酷い目には遭ったので、いじめの原因を知って無くすための取り組みについて考えられればと思ってそのテーマを選択したのですが、その結果知ったのは、これは本当にやるせない負の連鎖だなぁということ。

 

いじめられる側にも原因がある…という言葉は単なるいじめる側の言い訳で、実際にはいじめる側の心が傷ついていることがいじめの原因です。

いじめる理由はいくらでもつけられるし、極端な話、誰でもいいので、誰でもターゲットになる可能性はあります

 

いじめる子もまだ子供なので、心の傷の原因は家庭環境であったり、学校での人間関係であったり、様々です。

彼ら一人一人の心の問題を解決しない限り、いじめられている人間をいくら隔離したところでまた別の人間がいじめられる…というのが当時の私の出した結論でした。

 

今では学校の取り組みもそのように変わってきているらしいですが、当時はまだいじめられている人を別の教室に隔離してカウンセリングするというやり方が主流でした。

カウンセリングが必要なのは、いじめる側の子も同じです。

 

私が当事者だったときも、いじめていた子たちはみんな傷ついてたんだと思います。

彼らが今どこでどうしているかわかりませんが、私が今、幸せに暮らせているのと同じように、彼らも今は全部すっかり忘れて心に傷を残すことなく幸せに暮らしていてくれればいいなぁ…と思います。

彼らが幸せで、彼らの子供も平穏に過ごせて、新たな歪みが生まれなければいつかいじめもなくなるかもしれない…なんていうのは流石に夢想かもしれませんが。

 

 

そんな考えにたどり着いたとき、私はやっぱり自分が当事者になることを自分で選んだのかもしれない…と思いました。

私に原因があっていじめられていると当時は考えていた(というか、周囲の子たちや親や教師にそう言われてきた)ので、私のせいでいじめる子や傍観者となる子たちを生んでしまったのではないかと悩むこともありましたが、そうではなく原因は別のところにあり誰かが常にターゲットにならなければならないなら私がいなければ別の子が私の位置にいたことになります。

 

そうなる人間を一人減らせたのなら、意味がある選択だったのかも…と、思ったりもしました。

 

ただ…。

後ろの人たちに言わせると、それはあまりよくない考え方らしいです。

 

そうかなぁ…。

友達は確かにほとんどできなかったけど兄貴や後ろの人たちが遊んでくれてたから実質そんなに寂しいとは思ってなかったし、高校以降は周囲の人間関係にも恵まれて、苦労は結構多かったけど後ろの人たちのおかげでどれも深刻な問題に至ることもなく、今幸せになれて周囲の人にも後ろの人たちにも本当に感謝してるからそれでいいんじゃない?とも思ったのですが。

 

後ろの人たち曰く、自分自身を含めみんなが幸せになれる生き方を考えていかないとダメらしいです。

つまり、上には現れなかった最後の選択肢。いじめを止める人を本当は選ぶべきだったのかもしれません。

 

これまた難易度の高いことをおっしゃる…。

まぁ…言われたところで生まれる前の自分の選択なんて今の私にはどうしようもないのですが…。

(物心がついた時点で既にいじめられる側だったわけだし…)

 

きっと、過ぎたことではなく今後のことを言っているんでしょうね。

今後も生きていれば難しい問題はまた出てくるかもしれませんが、その時は、自分も周囲の人も幸せになれる方法をちゃんと考えて、もっといい選択をしたい…と思いました。

 

 

タイトルの通りです。

前回「オーラの話」で書いた通り、私は昔から白いモヤは見える人でしたがオーラの色はわからない人でした。

どの人もみんな白に見える…。

 

でも偶然知り合った人にオーラの色を見てもらって、その人に色々お話を聞いてから、自分でもオーラの色が見えるようになりたい!

と、思うようになり…。

 

その方も生まれつき見えたわけではなく、絵に携わっているうちに見えるようになったらしいので、私も修行したら見えるようになるかもしれないと思い…やってみることにしました。

 

ハンターハンター的な話だと凝の訓練をすれば…みたいな話なのかもしれませんが、いかんせん、私の身近にウィングさんがいないもので…。

 

ネットで調べた方法を試してみました!

そのページによると、白い紙の上に片手を置いて、ひたすらじっと見ていると中指の先から色のついた煙みたいなのが見えてくる。

 

…だそう!

 

やってみました。

 

白い紙の上に片手を置いて、白い蛍光灯の下でジーっと見つめます。

少しするといつもの白いモヤモヤが手の外周に薄く見え始めました。

ここまではいつもと同じ。

さらに見つめ続けること一分くらい…。

 

光の加減で残像が見え始めました

 

そりゃそうだ!

残像は手の色と逆の色?なのかな、がついていて、明らかにくっきりしたラインで手の形をしているのですぐに違うとわかります。

しかも身体や目の視点が微妙に動くたびに位置がずれて残像がチカチカ動いてそのたびに数が増えて、そして時間が経った残像は消えていく…これってもうただの物理現象…。

 

その間も白いモヤモヤはチカチカしたり動いたりせずそのまま見え続けています。

残像は動きますが、目の視点の位置が変わったり身体がぶれても手が動いてるようには見えないのと同じ理屈で白いモヤは動きません。

しかし、中指の先だけ何か特別なものが見えるということはなく、白いモヤは手の外周を覆っています。

 

うーん…。中指の先を必死に見ていましたが、なかなか変化がなく…。

 

というか…残像邪魔!

チカチカして目がしんどい…。

 

…………。

…また今度、別のやり方を調べてみようと思います…。

 

 

偶然知り合った知人に先日会った霊能者の方の話をした時のこと。

(話した内容はあくまで、そういう人と会ったことと、何も話していないのに次々言い当てられてビックリした!程度の内容)

 

その知人が

私も少し霊感ありますよ

と言い出した。

 

私も霊感はあると思うのですが、基本聞こえるとか感じるだけなので、

全て自分の頭が作り出した妄想や幻聴という可能性が0.01%くらい残っていると思ってしまっています。

だからでしょうか。先日お会いした霊能者の方に「あなたはかなり強い霊力を持っています」と言われた時や、

占い師の方に「霊感がある人」とおっしゃっていただくたびに、心のどこかでホッとしている自分がいるのですが。

 

私も多分霊感あると思うんですけど…

とか言いつつ上のようなことを言ってみたら、その知人が言っていたのが…

 

それだったらわかりやすい方法がありますよ

 

どうやら霊感があるかどうか判別する方法があるらしいです。

手順を書いておくので試してみたい方は是非!

 

①ヘリウムの入った風船(絵が描かれているもの)を用意する

②紐をつけて風のない室内で椅子などに括り付けて浮かべる

③2~3メートル離れた位置から、「右回転」や「左回転」などを指示する

 

指示するときは口に出してもいいし、心で思うだけでもいいそうです。

で、指示通りに回転したら霊感がある!ということだそうです。

絵が描いてある風船を使うのは、回転した時に回転方向がわかるようにするためらしいので、丸い形でない風船なら無地でも大丈夫です。

 

 

それは面白い…!!

本当に回ったらめちゃくちゃ面白そう!!

 

試すチャンスはすぐにやってきました。

話を聞いた後に休日遊びに行った某テーマパークで某ネズミの風船をベビーカーにくくりつけているご家族がいたのです。

あれなら耳の部分があるから回転がわかる!!

 

レストランで友人がトイレに席を立った時に自分が座っている場所から少し離れたテーブルでそれを発見し、これはチャンス…!と思い。

 

やってみました。

 

やろうと思った時点では全く回転はしておらず、まっすぐ浮いていました。

で…まずは時計回り(手前側に回転)…と、頭の中で試しに言ってみた瞬間…。

 

ホントに回りました!!!!

 

それまで静止していたのに突如私が思った方向にくるくるくるくると…。

えええええええええええ?!

たまたま?

とか思いつつ。そ、それじゃあ…今度は逆回転に…と思った瞬間。

ホントに逆回転になりました。

 

お…面白い!!!

結局、友達が戻ってくるまでしばらくそのまま遊んでました…。

 

 

前回の記事の出来事があってからも相変わらずでした。

事あるごとに兄貴と話したりしつつも、何事もなく普通に生活して。

 

そんなある日、霊能者という人に生まれて初めて会いました。

自称霊能者という人たちには偽物も多いとは聞くけど…。

とりあえず無料で見てもらえることになり、お金がかからないのなら…と話を聞くことにしました。

 

名前も何の情報もなく、ほとんど会話もしていないのに最初にいきなり

転職活動はうまくいくから大丈夫だよ

とのこと。

 

本当に転職活動中だった私はそれだけでもかなり驚きました。

私の見た目は童顔のせいか三十半ばになっても高校生と間違えられることも多く(一番多いのは大学生と間違われる)、

見た目から私が社会人でかつ転職活動を考える年齢であることを見抜くのは不可能に近いからです。

 

そこで、子供を持つかどうかで悩んでいた私はそのことについて(持つか持たないか。決して授かれるかどうかではない)聞きました。

すると…。

 

一人目は女の子だよ

 

えええええええええ?!

 

いやいや今、作るか作らないか悩んでるんですって言ったのに?!

作るって決めたところで授かれる保証だってないのに、

なんで作るって決断した上に無事授かれる前提になってるの!!

しかも…。

一人……目?

 

訊くと、二人目まではできる可能性があるらしい…。もう何が何だか…。

でも一人も作らない可能性だってありますよね?って聞いたら、

いや、それはないよ

ってあっさり。いや、ばっさり。

 

そこまでは笑いながら半信半疑で聞いていた私でしたが、次の一言で固まりました。

 

生まれてくる子はあなたの兄弟だった人です

 

兄弟…だった?

 

 

…私に死んだ兄弟はいません。生きている弟ならおりますが。

でも…誰のことを言っているのか、わかるような…気がしました。

 

兄弟って、上ですか?下ですか?

と、訊いたら

 

上です。あなたには、死んだお兄さんがいたはずです

 

 

………………。

…いや、いませんよ?と、言うのは簡単で。

事実、私に兄は本当にいないし、親に確かめたので死産とかも含め絶対にないのですが。

 

何も言えませんでした。

 

兄貴の話を人にしたことはありません。

後ろの人たちの話は、母にだけ唯一話したことがありますが、兄だと名乗ってきたことに関しては話していません。

 

この人には、兄貴が見えているのか?

だとすれば、本当に子供として生まれてくる?

というか、後ろの兄貴は心の兄貴とかじゃなくて本当に死んだ私の兄だったってこと?

兄貴一人だけが言ってるならまだしも、別の人からも言われたとなると…。

いやいや、おかしい。それなら親が知らないわけがない。しかも金髪……。

 

その後、その霊能者の人とはしばらく色々話しましたが、この件に関しては混乱しまくって訳が分からないまま何も聞けませんでした。

家に帰ってから兄貴に訊いてみても、生まれ変われるのかどうかはわからないとのこと。

うーん…。

 

非常にモヤってしまった一件でした。

 

このブログでも何度か書いている通り、兄貴や後ろの人たちの声は割とよく聞こえます。

(買い物中に買うかどうかちょっと迷ってるときに「あとでもっと安いのあるよ」とか言われるとホントにその後で安いのが見つかるみたいなの)

 

現実の世界でも耳はかなりいい方で、絶対音感があったり小さい音がよく聞こえたりします。

 

多分、霊的な意味でも耳はいい方なのでしょう。

霊を見ることはほとんどありませんが、声や音はよく聞こえます。

 

そんな私が子供の頃から不思議だったのが、寝る前に聞こえてくる大勢の人の声。

毎晩ではなく、何か月かに一回くらいの割合。

寝ようとして布団に入って目をつぶってシーンと静まり返ってしばらくすると、突然人ごみの中に放り出されたように大勢の話声が聞こえてくる…ということがありました。

休日の繁華街のような本当に大勢の人がそれぞれ口々に何か言っているような感じで、ごくたまに子供の声や叫び声など鮮明なものだけが少し聞き取れる程度で、あとはガヤガヤ言ってる感じ。

 

うるさくて寝れなーい!

と、思いながら、しかし耳をふさいでももちろん効果はなく、そんな日は静かになるまで待つしかありませんでした。

なお、大人になってもずっと続いています。

 

これの不思議なところは部屋で一人でいるとごくたまに昼間普通に起きている時でも発生すること。

要するに、寝ぼけているとか夢とかではないみたいです。

 

これの正体について、子供の頃から不思議で仕方なかったので自分なりにいくつか仮説を立ててみました。

 

①映画とかテレビとか生活の中で聞いた声の脳内再生

今までいろんなところで聞いて頭に残った人の声が一斉に再生されているのではないかという仮説。

しかし、何故そんな現象が突然起きるのかがわからない。

そもそも聞き取れない時点で脳は単体の声を把握できていないので、脳がガヤガヤ音そのものを再生していると考えるしかないのだが、あり得るのか?

 

②幻聴、ストレスなどによる何らかの病気

子供の頃からずっとそんな病気を抱えてたら大変ですね…。

これはおそらくないと思います。

 

③後ろの人たちが騒いでる

数が数なので、これもありえないと思います。騒ぐような人たちじゃないし。

少なくとも、私の知ってるいつもの後ろの人たちの声ではないという感じです。

突如爆発的に私の知らない後ろの人たちが増えることがあり得るのだとしたらわかりません。

 

④心霊現象

これが一番怖い(笑)

何せ休日の有名テーマパーク並みの量のガヤガヤ声なので、もし霊だとするととんでもない数の霊が私の周りにいることに…。

 

…で、多分①じゃないかと…。どこかで聞いた音楽が脳内再生されるのと同じ原理でガヤガヤ音が再生されてくる…と。

ブログのテーマ的には③とか④ってオチの方がいいのかもしれませんが、③は自分の感覚であり得ないと思ってますし、④は…ちょっと…。

 

…………②じゃないことを祈ります。

 

夢について書いたついでに、ちょっと怖かった夢について記録として書いておこうと思います。
もう大分前なのですが。かなり不思議な感じのする夢でした。

前回の「夢の話」でも書いたように、実際に夢の中で見たものは現実のものとは違う気がするのですが、ここから先は私の頭の中で変換されたイメージのままに書いていきます。
 
その夢の中で、私はヘリコプターに乗っていました。
「乗っていた」という表現は少し違っていて、例えるならヘリの内部の一番後ろに監視カメラが付いていて、私はその視点から見ているようなイメージ。

でも乗っている感はある。
座席に座っているわけではないし私のスペースはヘリの中にはないけれど。
 
中に乗っていたのは知らない人が四人。
私の視点からだと全員後ろ姿でした。
彼らの会話は音が小さくてほとんど聞き取れなかったと思います。
それでも焦っている様子や叫んでいる声などは聞こえていました。
 
そう。私が見たのはヘリが飛んでいる状態から墜落するまでの一部始終でした。
その時の内部の様子をずっと見ていたようなイメージ。
会話がわからなかったから細かい様子はわかりませんでしたが。
 
とにかく怖かった覚えがあります。
 
なんとかしようと焦っている様子や落ちた時の悲鳴というよりは低い叫び声のようなものは伝わってきていました。
ちょうど墜落したところでカメラが故障したかのように時が止まり、気が付くと別の場所にいました。
反射的にそこがいつもの「後ろの人たち」がいる空間だと思いました。
そこに何故かさっきのヘリの人たちも一緒にいて、後ろの人たちと私とみんなで談笑しているような奇妙な感じ。
 
そこで目が覚めました。
テレビや映画とかでそんなシーンを見た覚えも全くなく、流石に気持ち悪くて「今の何?!」ってベッドの上で思っていたら、おそらく後ろの人の誰かだと思いますが「気にしない方がいい」と言ってきました。
…一応、気にしないことにしました。
 
そのまま会社に行って、昼休みにいつものようにネットでニュースを眺めていたら…。
遠く離れた別の県でヘリが墜落したみたいな見出しがあって、
クリックするかどうか少し迷いましたが、結局読んでしまいました。
犠牲者四名。
即ブラウザバックしたのを覚えています。
 
偶然の可能性ももちろんあるので、関係があるかどうかはわかりませんが。
とにかく犠牲になった方に心の中で手を合わせてお祈りして、夢については徹底して「気にしない」ことにしました。
 
でもやはり気にはなるので、あれからかなり時間もたった今、ここにそっと書いておきます。
 
 

割と夢はよく覚えているほうです。

良くいく町とか、よく出てくる駅とか、電車とか。

空を飛ぶ夢とかも多いです。

友達と遊ぶ夢とか楽しい夢も多い中。

 

気になる夢を見たことも何回かあるので、それを書いていこうと思います。

 

いつもとは違う感じのする不思議な夢というのがたまにあって、

例えば、夢に親友設定の知らない人が出てきて、二人で色々なことを話しているうちに「もうすぐ異動になるよ」みたいなことを言ってて、そうしたら次の週に本当に職場で異動の話が来た…みたいな感じ。

起きてから考えてみたら知らない人なんだけど、昔から知ってる古い知り合い…のような人。

……今から考えたら、後ろの人の中の誰かかもしれない。

(兄貴以外の後ろの人たちはあまり自己主張しないのでわかりにくい。小学生くらいまではみんなよく遊んでくれたのですが…)

 

あと、とある資格試験の勉強をしていた時。

「試験当日に試験を受けている」という夢を見ました。

夢の中で論文問題を解いていたのですが、この試験の論文問題はいくつかポイントがあって、それを文中に入れていないと点数にならない類の論文でした…。

要するに論文問題と言いつつ要点を覚えていないとアウト系のやつです。

で、夢の中の試験で出てきた問題の要点が夢の中で思い出せなくて全然書けずにうんうん唸る…という悪夢でした。

そのまま目が覚めて「いかんいかん」と思いながら参考書を確認して書かなければならなかったポイントを整理して実際にその分野の問題が出題された場合はこう書こうみたいな模範解答的なものを自分で整理して…。

その時は、「模擬的な問題が夢に出てきてくれたおかげで、その分野を覚え損ねていたことに気づけたから良かった~」くらいに考えていたのですが。

 

本番の試験でどんぴしゃでした…。

 

問題文が完全にそのまんまだった…。

流石に驚きましたが。

何故かカンニングしてしまった気持ちになりました。

ラッキーだった…で片付けていいのでしょうか…。

 

他にも小さな出来事を夢の中で見た後に現実で起きることがたまにありました。

(仲の良かったアメリカ人の友人(当時日本在住)がアメリカに帰ってしまう夢を見て、まさかと思いながら本人に訊いてみたら「何で知ってるの?! まだ誰にも言ってないのに」って言われたり)

 

これも…後ろの方々が関係しているのでしょうか。

予知夢の仕組みは全くわかりませんが、一つわかっているのは「リアルな夢を見たことが一度もない」ということ。

夢の中で出てくる現実の世界の風景や人は何か少しずつ現実と違っている気が…いや、ちょっと違うな。

うまく表現できないのですが、夢の内容について起きてから頭の中で思い出して整理するとき、夢の中で出てきたものを現実の世界の近しいイメージのものに置き換えて把握しているような、そんな気がします。

とすると、夢の中の世界で本当に見ているものは一体どんなものなのか…。

多分、現実の世界で考えても絶対にわからないような…あれは夢を見ている間だけ行ける不思議世界のような気がします。

 

ある意味、一番スピリチュアルなのは寝ている間なのかもしれません。

 

 

兄貴の話について書いていた時に「私は(霊的な意味で)目はよくない方だと思います」みたいなことを書いていて、少し思い出したことがあるのでちょっと脱線します。

 

子供の頃、主に母の説教が長いとき。

ずーっと母を見つめていると、母の身体の周囲に白く光るモヤモヤが見えることに気づきました。

 

この不思議なモヤモヤについて母に訊いたところ、「光の加減で残像が見えてるんじゃない?」とのことでしたが。

それにしては家具の周囲にはモヤモヤが見えないのです。

 

母には見えないらしく、しつこく聞いても怒られるだけだったので、これも兄貴のことと同じで人には聞いてはいけないことなんだと思って誰にも聞かないようになりました。

 

しかし大人になってテレビを見ていた時、オーラが見えるという芸能人がテレビで話していて「もしかすると、アレのことなのかも!」と思いました。

その人は色がついて見えるらしく、「〇〇さんは金色!」みたいに出演者のオーラの色について話していました。

 

私にはどの人も全員、白に見えます。

ちなみにテレビでは「金色は芸能人のオーラに多い色」なんて言っていて、なら

凡人のオーラは何色が多いんだろう?

とか思いながらぼーっと眺めていた覚えがあります。

 

それから何年かして、二十代の時に出会った知り合いがオーラが見える人でした。

その人は特に霊感があるわけでもなく、修行したわけでもなく、スピリチュアルな知識があるわけでもないけれど、何故か見えるようになったんだそうで。

その人はデザイナーさんでした。

 

余談ですが、私には絶対音感があります。

音楽を聴くとドレミの音階で綺麗に聞こえてきます。

でも、母や弟は楽器の音が高さを変えて全部同じように聞こえてくるだけだと言います。

 

長年音楽をやっている私が楽器の音を聞くとドレミで聞こえてくるのと同じように、

長年絵を描いているデザイナーさんには、あの不思議な白いモヤモヤがカラーで見えるのかもしれません。

 

いずれにしろ、自分が見たり聞いたりしているものは他の人も同じように見えたり聞こえたりしているとは限らない…ということをつくづく思い知った出来事でした。

なお、その時その知り合いに見てもらった私のオーラはラベンダーみたいな淡い紫だそうです。

 

 

前回の「兄貴の話3」の出来事があってから、また私は兄貴について考えるようになりました。

というのも…。

 

私は(おそらく霊的な意味で)目はあまりよくない方らしく、何かが見えるということはあまりなく、

後ろの人たちも兄貴も、気配がすることや声が聞こえることばかりなのですが…。

 

前回の一件で初めて一瞬だけ見えた気がした彼は

金髪

だった気がしたのです……。

 

いや、ホントにはっきり見えたわけじゃないし、錯覚なのかもしれないけど。

外国人なのか?!

 

というか、ますます私の兄貴ではありえない設定になってきたような気が……。

一瞬見えた気がした金髪について本人に突っ込みを入れたところ、

認めました。

でも、私の兄には違いないそうで…。

(ちなみに私の血筋は100%日本人です。髪も真っ黒です)

 

もうここまでくるとなんでもありだなぁなんて笑いながら。

いいやもうその設定で。心の兄貴だからなんでもありだ。

…という具合に私もだんだん楽しくなってきて、趣味でたまに書いている小説にキャラとして出してみることにしました。

 

金髪の双子の兄妹。もちろん外国人設定。

なんだか書いていて妙に親近感があるというか、不思議なキャラクターたちでした。