新シリーズ 18 | 鎌倉男児「小野田やすなり」のブログ

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やすなり〜を探せ

最近のイベントでの1枚です。
鎌倉市アマチュア無線非常通信協議会関係者
及び学生防災団体玄海メンバーはしばらくコメント
ご遠慮ください。



正解はこちら



追加情報(かなり長いです)


鎌倉市アマチュア無線非常通信協議会 JR1YYQ に参加させていただいたのは東日本大震災のすぐ後です。


地震があった日、私は藤沢におり鎌倉の会社事務所にいた社員に「帰っていいよ」と伝えたかったのですが、携帯電話が使えなくなっていました。


後日、その社員と話をしたら彼も私もアマチュア無線の資格を持っており、それならばアマチュア無線を使えるようにしようという話になりました。


さらにT医院の友人や大船の石油王に話をして鎌倉ハムの会というグループを作り、市役所に非常通信の事を相談に行ったら、もうそのような非常通信の会は存在していて、会長のA氏を紹介してもらいました。


A氏は無線の世界では超がつく程の有名人で、その時の私はその事を知らなかったので、気軽に「大船で飲みませんか?」とお誘いしたところ

二つ返事でOKしてくれたのです。


その事を鎌倉ハムの会では1番無線に明るい石油王に伝えると、「マジっすか?Aさんに直接電話?Aさんは伝説の人ですよ?知らないって怖い…」てな事を言われて…


結局…大船で飲みました。


その時に、鎌倉には既に鎌倉市アマチュア無線非常通信協議会という団体が存在しており、鎌倉市と協定を結んでいる。しかしそれはアマチュア無線の愛好家が作った複数のクラブで組織されており、その中で最も盛んに活動してくれていた消防のクラブが解散してからは有名無実な協議会になってしまっているんだ。という話を聞かされました。


そこで、まずは幽霊クラブや幽霊会員の整理から始めて、組織をクラブ単位から個人単位に切り替えて、実動可能な会としました。


さらに、協定では災害発生時には鎌倉市との通信を行わなければならないのに、鎌倉市役所にはアマチュア無線の無線機もアンテナも存在しておらず、無線機は協議会で購入してアンテナは災害対策本部がある建物に設置してもらい、ようやく協定の内容を実行できるようになったのです。


アマチュア無線の世界にはかなり知識が豊富な重鎮が大勢おり、なかなかお話するのは難しい状況だったのですが、組織の再編や約款の見直し、行動要領の制定などの時にはA氏を始めとして現在の役員の皆様が重鎮からあびせかけられる風雨を全て受け止めてくれたので、新しい組織を組み直す事ができ、現在に至っております。


そして、アマチュア無線による鎌倉市内の非常通信網は組み上がり毎月非常通信の訓練を行っています。


いまは、アマチュア無線よりも通信可能な範囲は狭いが免許が不要なデジタル簡易無線を町内会や自治会に普及させて、アマチュア無線とデジタル簡易無線との連携により、よりきめ細やかな非常通信が可能となるような活動を行っている最中です。


以上か鎌倉市における災害発生時の非常通信の現状です。


以前の話になりますが…


「市の非常通信はどうなっている?」と一般質問して「協定を結んでます」と言われて「それなら安心ですね」とこたえていた議員さん。

その時はまだ、鎌倉市役所に無線機もアンテナも無いですから、協定があっても全く安心ではなかったのです。協定の内容が実現可能か否か?くらいはチェックしましょうね。