やすなり〜を探せ
このシリーズ次回20で最後にしたいと思います。
今回はそのイブと言う事でサービス問題ですね。
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追加情報
この写真は10歳の頃、お囃子教室が開催された宮大工の小野田専蔵さん(篠笛の師匠)の作業場で撮影されたものです。
当時、私は父から「この地で生きてゆくつもりなら、何かしら地域のためになることをやらなければならない。消防団に入るか?お囃子会に入るか?どっちにする?」と言われました。
その頃、父は消防団の分団長でしたので、その大変さを目にしていた私は迷わず「お囃子」と答えました。
この写真の時より前のお囃子会では「長男にしか教えない」というルールがあり、父は三男でお囃子を学べなかったので、実は息子にお囃子を学んで欲しかったのだろうと思います。
「長男しか学べない」お囃子会は当然のように絶滅危惧種になっており、この写真の時に「長男以外にも教えるし女子でも良い」という大改革が行われたのです。「伝統文化を守るためには、変えなえれば守れない」という私のポリシーはここが原点になっています。
そして、この写真の中から、小太鼓、大太鼓を習得できた3名が篠笛を教えてもらえる事となります。
以上のようにして消滅寸前で、この地域の伝統文化は守られた訳です。