自分で月謝を払うということ。 | 長崎・長与のピアノ教室 Yunon音楽教室♪AIMEIのブログ

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長崎・長与町でYunon 音楽教室をl運営。
「AIMEI」としてオリジナルソング活動もしてます。
オリジナル教材「おとあそび」著者

先日生徒さんのお母様にお会いして
嬉しかったことがあります。

小学一年生から習っている
社会人二年目の生徒さん。

私はてっきり、
お母様たちが今まで通り、
お月謝を払っておられると思ってました。


そしたら、お月謝を
自分の働いたお金から
払っているということを
はじめて知りました。

働きはじめの子達にとって、
月二回のお月謝4000円というのが
どんな価値なのかよくわかります。

お洋服や、化粧品、
ライブにいったり美味しいもの食べたり


4000円もあればいろんなことができます。


自分で月謝を払うくらいなら
ピアノやめるという選択なんて
簡単なものです。

今の生徒さんたちに
自分のお金でピアノを習いなさいといって、
どれだけの子達が残ってくれるかというと
かなり恐ろしい結果になりそうで
正直考えるのも怖いです。


だけど、彼女はずっと
2年間も自分のお金でピアノを
習い続けてくれています。


もちろん、私も働きはじめてからは
自分で月謝を払ってましたから
当たり前と言えば
当たり前なのかもしれませんが、


私はピアノの先生になりたいという夢がありましたし、
本当に大好きだったから…。


改めて本当にこの生徒さんが
自分の意思でピアノを楽しいと
続けてくれていることに感動しました。


そんな彼女も、難聴者ゆえの、
ピアノの音が聞こえにくく、

小学生高学年~中学生のあたりは、
ピアノをやめたかったんですよねー。


変わったのは合唱コンクールの伴奏者になってから。



大学のときは、
オーストリア、ウィーンという、
大きな舞台でピアノを弾く特権もいただきました。



子供たちってどこで、どう変わるか
わからないものです。


小学生時代にあきらめずに
続けさせてくださった
お母様にも感謝です。