端午の節句 | 癒しと元気ブログ 東洋医学ってこんなに面白い!

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こんにちは~!

 

本日は、こどもの日!

 

ゴールデンウィークのど真ん中ですが、私は相変わらず働いております。笑

 

前回ブログで共感と共鳴のことに少し触れたところ、ブログ読者であるうちのお店の患者さんに、

 

「共感と共鳴って同じものじゃないんですか???」

 

と、ご質問を頂きました。

 

今回のブログでそのご質問にお答えしようと思ったのですが、本日は「端午の節句」です。

 

「五節句の日は季節ネタを書こう!」とあらかじめ決めていますので、「共感と共鳴」については次回に持ち越します。ニコニコ

 

さて、本日5月5日は端午の節句、言わずもがな五節句の一つです。

 

今までのブログで人日(1月7日)、上巳(3月3日)の節句については触れてきましたね。

 

昔から五節句の日は「邪気を祓う日」として様々な厄払いの行事が執り行われてきました。

 

現代でも行われているのは、鯉のぼりと五月人形、菖蒲湯ですかね~ニコニコ

 

当ブログはスピ系ブログではなく、あくまでも東洋医学系ブログなので、菖蒲湯に使われる菖蒲について考察いたします。

 

当店のある越谷市は元荒川沿いに位置しておりますので、5月に入ると川沿いのあちこちに菖蒲が群生しております。

 

白い花も混ざっていますが、大体は紫色の菖蒲です。

 

 

 

 

 

 

菖蒲は凛とした気品のある花で、「いかにも邪気を祓いそう・・・」といった邪悪なものを寄せ付けない雰囲気がありますね。

 

意外とこういったインスピレーションは大事なんですよ。

 

現在も使われている生薬も見た目の第一印象で、「赤い花だから血を増やしそう」とか「人の形に似てるから元気が出そう」みたいな感じて「実際に飲んでみたら効きました!」といったものが多いので・・・ニコニコ

 

昔の人は菖蒲の凛とした姿を見て、「邪悪な低俗なものを寄せ付けないように」願いを込めて端午の節句に菖蒲湯に入るようになったのでしょう。

 

せっかくなので、菖蒲の薬効も調べてみました。

 

中医学的には、菖蒲は開竅薬に分類されます。

 

開竅薬の定義は、「心に入って邪を除き、閉塞した心竅を開くことにより、神志を状態に回復させ、意識を蘇醒させる」とあります。

 

難しい単語ばかり並んでいますが、要は「悪いものを取り除いて、意識をハッキリさせる!」ですかね。

 

う~ん、やっぱり端午の節句に使われるのにふさわしいかも・・・

 

さっき、スーパーで98円の菖蒲を買ってきたので、今夜はゆっくり菖蒲湯に浸かって邪気を振り落とそうと思います。笑

 

 

 

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