ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️ -6ページ目

ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️

出会ったワインを勉強も兼ねてちょっと深掘り。
毎日、ワイン開けるわけではないので、ないときはソムリエ/エキスパート試験対策や日本ワイン検定の話も織り込んでいきたいと思います。

今日はシュッド・ウエストです。シュッド・ウエスト4つの地域に29のA.O.C.が散在しており覚えにくい部分です。えーん

シュッド・ウエスト

ブドウ栽培面積5.4万ha ワイン生産量257万hl

120と言われる地品種の宝庫

A.O.C.29、I.G.P.14

 

ドルドーニュ川流域/ベルジュラック地区

ドルドーニュ川上流のベルジュラックの町を中心に広がる。ボルドーに近く、ボルドーとほぼ同じ品種が栽培される

 

主要A.O.C.

ぺシャルマン(R) 

モンラヴェル(RB) 赤はメルロ主体

ソーシニャック(甘B)

モンバジャック(甘B)

 コート・ド・デュラス(RrB)

 

ここは赤のみのA.O.C.と甘口白ワインのA.O.C.が特徴的です

 

ガロンヌ川流域

ガロンヌ川沿いにトゥールーズまで広がる

 

主要A.O.C.

コート・デュ・マルマンデ(Rr、辛B)

ビュゼ(Rr、辛B)

ブリュロワ(Rr)

サン・サルドス(Rr) 

フロントン(Rr) 主要品種 ネグレット

 

ここはロゼが造られる地域で2色なのか3色なのかをしっかり覚えましょう。

 

ロット川流域

主要A.O.C.

カオール(R) コット(マルベック)による”黒ワイン”

マルシヤック(Rr) 主要品種はフェール・セルヴァドゥ

 

タルン川流域

ガイヤック(RrB、発泡B)

白、発泡性白の主要品種はラン・ド・レル、モーザック、モーザック・ローズ、ミュスカデル

赤、ロゼの主要品種はデュラス、フェール・セルヴァドゥ、シラー

   -メトッド・アンセストラル(発泡B)

認定品種モーザック、モーザック・ローズのみ

   -ドゥー(甘Bおよびメトッド・アンセストラルの甘B発泡)

   -ヴァンダンジュ・タルディーヴ(極甘B)

主要品種ラン・ド・レル、オンデンク

 

ガイヤック・プルミエール・コート(B)

コート・ド・ミヨー(RrB)

赤:ガメイとシラーをそれぞれ30%以上にカベルネ・ソーヴィニヨン10〜30%ブレンド

ロゼ:ガメイ50%以上(単一かブレンド)

白:シュナン50%以上、モーザックを10%以上ブレンド

 

ここは品種まで問われるところです

 

ガスコーニュ&バスク地区

主要A.O.C.

マディラン(R) 主要品種はタナ

パシュラン・デュ・ヴィク・ビル(甘辛B)

クルビュ、プティ・クルビュ、プティ・マンサン、グロ・マンサンを主体とした白

残糖4g/ℓ以下の場合は"sec"の表記が可能

生産地域は同一

ジュラソン(甘辛B)

残糖4g/ℓ以下の場合は"sec"

主要品種プティ・マンサン、グロ・マンサン

ピレネー山脈から吹き降ろす南風でパスリヤージュ(樹上で加熟)

ジュラソンの甘口はアンリ4世の洗礼式で使われた

イレルギー(RrB) バスク地方の中心 赤の主要品種はカベルネ・フランとタナ

 

ここも品種まで問われます

全体としてどのA.O.C.がどの地区に属するかが重要です。あとは主ようA.O.C.のなかでも特徴的な主要品種を持つものが頻出です

 

リムーザン地区

主要A.O.C.

コレーズ(R)

カベルネ・フランの単一品種、もしくはカベルネ・フラン50%以上にメルロ、カベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドした赤ワイン

コレーズ・コトー・ド・ラ・ヴェゼール(RB)

赤:カベルネ・フラン 白:シュナン

コレーズ・ヴァン・ド・パイユ(rB)

カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、メルロ、ソーヴィニヨンを用い、陰干ししたブドウから造られるヴァン・ド・パイユで白とロゼ

 

設問では”赤・ロゼ”を生産する・・とか”白が認められていない・・”とか内容は同じものでも聞き方が違うことがあります。問題を沢山解いて慣れることが必要です。

 

 

 

今回はラングドック・ルーション地方を見ていきましょう

カルカッソンヌの城壁

 

ラングドック・ルーション地方

ブドウ栽培面積19.0万ha ワイン生産量1259hl

A.O.C.ワイン生産量(白20%、赤60%、ロゼ20%)

I.G.P.ワインの生産量がこの地方全体の70%以上、フランス全I.G.P.ワインの80%

地中海と中央山塊、ピレネー山脈に囲まれている

 

ラングドック・ルーション全域のA.O.C.

レジョナル

ラングドック(RrB)

赤・ロゼはプリムールまたはヌーヴォーの表示を添えることができる

 

①ラングドック+コミューン名

10コミューンが認められている(11の地理的名称が認められていたがグレ・ド・モンペリエが単一のA.O.C.として認められた)

頻出のもののみ記載する

ラングドック・カブリエール(Rr)

ラングドック・サン・サテュルナン(Rr)

上記の2つのA.O.C.はロゼも生産可能

 

エロー県のA.O.C.

ピック・サン・ルー(Rr)

2017年に地理的名称付きのラングドックから独立した

・テラス・デュ・ラルザック(R)

・クレレット・デュ・ラングドック(B、V.D.L.、ランシオ)

クレレットのみで造られた白ワイン

・グレ・ド・モンペリエ(R)

2024年地理的名称付A.O.C.ラングドックから独立。グルナッシュ、シラー、ムールヴェードルが主要品種。

ピックプール・ド・ピネ(B)

ピクプール100%から造られる辛口白

フォジェール(RrB)

サン・シニアン(RrB)

サン・シニアン・ベルルー(R)

・サン・シニアン・ロックブラン(R)

・ミュスカ・ド・リュネル(V.D.N.(白))

・ミュスカ・ド・ミルヴァル(V.D.N.(白))

・ミュスカ・ド・フロンティニャン(V.D.N.(白))

・ミュスカ・ド・サン・ジャン・ド・ミネルヴォワ(V.D.N.(白))

 

エロー県とオード県にまたがるA.O.C.

ミネルヴォワ(RrB)

・ラ・リヴィニエール(R)

 

オード県のA.O.C.

ラ・クラープ(RB)

コルビエール(RrB)

・ブートナック(R)

フィトゥー(R)

カバルデス(Rr)

マルペール(Rr)

リムー(Rr発泡B) 赤の主要品種 メルロ

リムーはA.O.C.の起源となる2つの発泡性ワインがあり、それぞれ補助的な記載が可能

リムー・メトード・アンセストラル(発泡B)

   モーザック100%メトード・リュラル(田舎方式)

 ブランケット・メトード・アンセストラルの表記も認められている

リムー・ブランケット・ド・リムー(発泡B)

   モーザック90%以上瓶内二次発酵

クレマン・ド・リムー(発泡Br)

  主要品種はシャルドネ、補助品種はシュナン、モーザック、ピノ・ノワール

③はリムーと同じ生産地域

 

 

ピレネー・オリエンタル県=ルーション地方のA.O.C.

主要A.O.C.

・コート・デュ・ルーション(RrB)

広域A.O.C.、新酒にはプリムールまたはヌーヴォーの表記ができる

モーリィ(赤、V.D.N.(ガーネット、レンガ色、琥珀色、白))

バニュルス(V.D.N.赤ロゼ白)

・バニュルス・グラン・クリュ(V.D.N.赤) バニュルスの上位A.O.C.

コウリール(RrB)

リヴザルト(V.D.N.琥珀色、ガーネット、ロゼ、レンガ色))

・ミュスカ・ド・リヴザルト(V.D.N.白)

 

{AA293487-E4C2-49DE-BEDB-54728E213244}

 

 

{A5447FB6-841B-4776-854D-152C759C2617}

 

 

{E51F3E28-CDB9-415F-AF26-A1E9363A7D62}

 

 

{E3773B2F-E86F-4BAF-8877-21048EC68F7B}

 

{18C237BE-76A9-47C0-903E-1E4E4402EA30}

 

 

ラングドック・ルーション地方はな~んか地区もA.O.C.も覚えにくいです

よね~。数も多いし・・。

でも、特徴を掴んで覚えましょう。地図とにらめっこです。

今回は自分の描いた地図をすべてアップしましたが、一般の参考書などの地図は地図内に番号振ってて、欄外にA.O.C.が一覧してあるのが多いですよね?教本もそうなんですが・・。みなさん、あれで覚えられますか?僕はこんな風に地図の中にすべての情報が入っていたほうが覚えやすいんですけど。

 

地図ですが、赤下線はグラン・ヴァン・デュ・ラングドック、緑下線はクリュ・デュ・ラングドックです。

 

*ラングドック・ルーション地方のポイントはA.O.C.の位置、ワインのタイプ、グラン・ヴァン・デュ・ラングドックに属するのかクリュ・デュ・ラングドックに属するか?です。

 

*品種については赤はおおよそグルナッシュ主体ですが、マルペールとリムーの赤はメルロ主体です

 

ワインタイプについて

赤・ロゼの2色

カブリエール

ピク・サン・ルー

カバルデス

マルペール

 

赤・白の2色

ラ・クラープ

リムー

 

赤のみ

フィトゥー

モーリィ

*サン・シニアン・〇〇のような名づけのクリュ・デュ・ラングドックA.O.C.

*コート・デュ・ルーション・〇〇

 

白のみ

ピックプール・ド・ピネ

 

結局、こういうところが突かれます。少し整理できましたか?

ボルドーの級覚えるのもなんですが、A.O.C.の位置、タイプ、品種なんかはラングドック・ルーション、南西、ロワールが大変で最後まで残ると思います。どんどん通過して、とりあえず1周してから弱いところを覚えましょう。

 

 

 

 

 

 

 

今日はプロヴァンス地方、コルシカ島について勉強します。

プロヴァンスといえばロゼワイン、おしゃれですよね

 

プロヴァンス地方

ブドウ栽培面積4.0万ha ワイン生産量186万hl

プロヴァンス地方のワイン生産のうちに占めるロゼワインの割合89%

地中海沿岸のマルセイユからニースまでの一帯に広がる

フランス最大のA.O.C.ロゼワインの産地

フランスのA.O.C.ロゼワインの42%、世界中で消費されるロゼワインの5%を生産

フランス最古のブドウ栽培、ワイン醸造の歴史をもつ

 

主要ブドウ品種

白ブドウ品種

ロール(ヴェルメンティーノ)、ユニ・ブラン、クレレット

黒ブドウ品種

シラー、グルナッシュ、サンソー、ムールヴェドル、カリニャン

 

主要A.O.C.

バンドール(RrB)

赤はムールヴェドル50~95%、主要品種としてサンソー、グルナッシュも認められている

木樽で18か月以上熟成させる

カシス(RrB)

プロヴァンスでは珍しく白ワインの比率が高い

マルセイユの東15km

クレレット、マルサンヌ主体

パレット(RrB)

エクサン・プロヴァンス地方の南東4kmのパレットという小村を中心に広がる

ベレ(RrB)

ニース近郊

白はヴェルメンティーノ主体

 

 

{E6E41A08-06FE-463C-83A6-B25A35E8B1B2}

 

プロヴァンスのほとんどのA.O.C.はワインタイプが3色

  ただし、コート・ド・プロヴァンス・〇〇〇は赤、ロゼの2色

上記記載のA.O.C.の位置と都市(村)との関係を覚えましょう

 

コルシカ島

地中海で4番目に大きい島

ブドウ栽培面積6000ha ワイン生産量37.6万hl

(白16%、赤28%、ロゼ56%)

 

主要ブドウ品種

白ブドウ

ヴェルメンティーノ

黒ブドウ品種

シャカレッロニエルッチョ(サンジョヴェーゼ)

 

主要A.O.C.

パトリモニオ(RrB)

赤はニエルッチョ

・アジャクシオ(RrB)

ナポレオンの生誕地として知られるアジャクシオを中心としたエリア

赤とロゼはシャカレッロ40%以上

白はヴェルメンティーノ80%以上

・ミュスカ・デュ・カップ・コルス(V.D.N.白)

 

*上記A.O.C.の使用品種を覚えましょう

*V.D.N.(天然甘口ワイン)については他地域にあるものを含めて覚える必要があります