ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️ -36ページ目

ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️

出会ったワインを勉強も兼ねてちょっと深掘り。
毎日、ワイン開けるわけではないので、ないときはソムリエ/エキスパート試験対策や日本ワイン検定の話も織り込んでいきたいと思います。

 

イタリア

カンノナウ

Alc14%

 

澄んで、オレンジがかった、やや淡いラズベリーレッド。粘性はやや高い。

 

プラムやブラックベリー、ブラッドオレンジなどの果実香、ブラックオリーブ、石灰のようなミネラル。

 

アタックはやや強い。プラムやブラックベリーなど赤黒い果実味が広がる。酸味は中程度。タンニンは滑らか。中盤、ブラックオリーブなどのフレーバーが加わり果実味はブラッドオレンジの様に変化しアフターフレーバーをつくりフィニッシュ。酸味は中程度ながらミネラル感もありスムーズ。

 

サルデーニャのカンノナウはグルナッシュ/ガルナッチャと同一の品種。しかし、そこはテロワールなのか、微妙に味わいが違う。酸味は中程度ながら果実味は重くなりすぎないところは👍。

 


イタリア

モンテプルチアーノ

Alc13.5%


澄んで、紫がかった、やや濃いラズベリーレッド。粘性はやや高い。


熟したレッドチェリー、イチジク、レッドプラムなどの香り、スパイスは軽い甘草やドライタイムの印象。鉄のようなミネラルなど。


アタックは優しい印象。酸味はきれいで伸びやか。赤系果実の味わいは甘やかさもありながらフレッシュ、タンニンは滑らかで心地よい収斂性がある。中盤から木の根系のスパイスが柔らかに調和し果実味に隠れているかすかなドライタイムのフレーバーが加わりフィニッシュ。ミネラル感がしっかり支えている感もある。余韻もやや長い。


熟した果実のピュアな味わいと、ともすれば鈍重で田舎臭くなるところがスパイスの調和もよく酸味とタンニンのバランスもよい。丁寧な造りが見て取れる良いワインだ。



ナターレ・ヴェルガ ゴヴェルノ アッルーゾ・トスカーノ

イタリア(トスカーナ)

サンジョヴェーゼ70%、メルロ15%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%

Alc13.5%

澄んだ、オレンジがかった、やや淡いラズベリーチェリーレッド。粘性はやや強い。


レッドチェリーやブラックチェリーなど赤黒い果実の香りにシナモン、甘草、丁子などの木の根系スパイス、ドライトマト、黒糖、燻製肉などの印象。


アタックはやや強く、爽やかな酸味とともにやや甘やかなチェリーの味わいが広がる。タンニンは滑らかだが口内を心地よく収斂する。木の根系のスパイスが複雑味を作り、ドライトマトに加え、全体に軽い味わいのなかにコクを与える若干の黒糖の印象がある。


ゴヴェルノとはワインの製法ですが、ワインに、陰干ししたブドウあるいは、そのマストを加えて再発酵したものということで、リパッソの用だが、リパッソの場合に加えるのはアマローネで使った陰干しブドウの搾りかすなので、それとは違う。

味わいは濃いことを予想するが、このワインは意外と軽い。軽いが口内を収斂するタンニンと最後に残る黒糖のフワッとしたアフターフレーバーが良い。前のヴィンテージまでは、普通に濃かったようだが、それも気になる。製法からすると濃いと思ってしまうので、説明なしに買うと、ん?となりそうではある。