ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️ -35ページ目

ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️

出会ったワインを勉強も兼ねてちょっと深掘り。
毎日、ワイン開けるわけではないので、ないときはソムリエ/エキスパート試験対策や日本ワイン検定の話も織り込んでいきたいと思います。


博多駅に隣接する博多ビル2階に昨年5月にできたアーバンワイナリーの博多ワイン醸造所 竹乃屋さんに潜入。店長でソムリエの平山さんにお話を伺うことができた。

窓際にカウンター席があり、そこに通された。

生ワイン3種飲み比べセットと豚タンねぎ塩とジャガイモのガレット?、あか牛の串焼き食べ比べを頼んでみた。食べかけの写真ですみません^^;


早速、ワインのテイスティングを!

甘く書いてもしょうがないのでワインエキスパート、日本ワインマスターとして厳しくチェック。


甲州 
3日前にできたばかり。フレッシュで残糖を残すが程よい甘み。青リンゴなどの果実味に杏仁、ほろ苦みは甘味と調和する👍
炭酸味がなくなってくると甘味が口に残るよね。今飲むしかない!
これは、甘めの方が好まれそうという判断でこういう造りになっているようで、そういう判断ならいいと思います。

コンコード ロゼ
生食用ブドウなのでフォクシーで甘やかな香りがありながら、ピリピリとくる酸味と、意外と果皮からの抽出による渋みとスパイシーな印象が食事に合わせやすい。👍👍
これは、一番良かったですね。

シラーズ
これも生なのでピリピリとした舌感がある。
シラーズにはこの感覚はいらんかな。👎そもそも軽い。

カベルネ・ソーヴィニヨン 
1月にできたということでピリピリ感はない
薄く、梅っぽいフレーバーが中心。ブドウが良くなかったとのことで青さを感じる。
カベルネと思わなければエレガントでワインとしては悪くはない。

ナイアガラとマスカット・ベーリーAも醸造して出していたようだ。今後、スチューベンも試してみるといこと。
生ワインということだし、ヴィニフェラは難しいかなというのが印象。
九州は食べ物や醤油が甘めなので甘味があるのはマリアージュとしてはあり得るのだが、それ一辺倒では変わり映えしないので、白であればナイアガラは残糖を残して、甲州はドライでとか住み分けをすると良いように感じた。
コンコードのロゼは抽出が素晴らしかった!
赤はマスカット・ベーリーAやキャンベル・アーリーでいいんじゃないかなぁ?濃い系は無くなっちゃうけどね。

 

イタリア

テロルデゴ

Alc12%

 

紫がかった濃いラズベリーレッド。粘性はやや低い。

 

熟したラズベリーやクランベリーの香りが豊かに広がる。甘草や若干の黒胡椒などのスパイスも感じる。

 

きれいな酸味はやや強く伸びやかで、ラズベリーやクランベリーなど赤いベリーを頬張った印象。タンニンは滑らか。中盤からは甘草を中心としたスパイスに若干の黒胡椒の印象が加わり複雑味を作るとともに味わいを引き締める。酸味は最後まで残り、甘草のアフターフレーバーを残しフィニッシュ。余韻はやや長い。

 

テロルデゴはトレンティーノ-アルト・アディジェの土着品種だが覚えておくべき品種の一つだ。

かなりスパイシーで、初めて飲んだ時はプリミティーヴォか?とも思ったが、冷涼産地らしく酸味がしっかりしており、明るいベリー系の味わいが豊かだがスパイスが引き締める感がある。アルコール度数も赤ワインとしてはやや低く飲みやすい。

アフターに残るスパイスと酸味が食欲をそそる。素朴なパンとハード系のチーズなんか良さそうだ。

 

 

アメリカ(ナパ・ヴァレー/ラザフォード)

カベルネ・ソーヴィニヨン

Alc14.5%

 

 

紫がかった濃いダークチェリーレッド。粘性は高い。

 

カシスやブラックチェリー、ブラックベリーのコンポートのような果実香。ミルクチョコレート、グラファイト、ミント。

 

アタックはやや強い。カシスやブラックベリーのコンポートのような甘やかな果実味が豊かに広がる。タンニンは滑らかでミルクチョコレートの味わいが加わる、酸味は爽やかで甘味を引き締める。スパイスの印象は薄く、そのため厚みは感じないがスムーズ。余韻は中程度。

 

コストコで2000円弱のラザフォード。価格的には申し分ない美味しさ。ラザフォードらしさというのはでていないか?

コストコも2000円~4000円のレンジのやつは全体にコスパのよい良品が多いように思う。

2000円以内のものは初心者には美味しく感じるような残糖があるものや”味付け”されたようなものもあるように思い最近手が出ないのだが、それ以上のやつはコストに見合う味わい。その上にプレミアムレンジのワインがあるという組み立てだ。

さすがに世界的大型店舗で抜かりなしといったところ。