ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️ -17ページ目

ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️

出会ったワインを勉強も兼ねてちょっと深掘り。
毎日、ワイン開けるわけではないので、ないときはソムリエ/エキスパート試験対策や日本ワイン検定の話も織り込んでいきたいと思います。

今回からイタリアに入ります。

 

イタリア概論

ブドウ栽培面積66.2万ha ワイン生産量4250万hl

地中海性気候

北緯35~47度

古代ギリシア人が”エノトリア・テルス”(ワインの大地)"と讃えた

ギリシャ人とエトルリア人が本格的ブドウ栽培を伝える

 

イタリアは20州あり北部イタリア、中部イタリア、南部イタリアという南北の分け方(地図中の赤線)、とイタリア半島の真ん中を南北に走るアペニン山脈を境にティレニア海側とアドリア海側という分け方があります。

 

出題例としては”次の中から北部イタリアに属する州を選びなさい”とか”ティレニア海側の州を北から並べた場合、次のうちから正しいものを選びなさい”というものです。知っている州や都市があるはずですので、それを基点として覚えてください。

 

歴史

1716年 トスカーナ公コモジ3世キアンティ、カルミニャーノ、ポミーノ、ヴァル・ダルノ・ディ・ソプラの生産地を線引き

1963年 D.O.C.、D.O.C.G.の格付け

 

主要品種

白ブドウ品種

2.グレーラ 3.ピノ・グリージョ 5.トレッビアーノ・トスカーノ

黒ブドウ品種

1.サンジョヴェーゼ 4.モンテプルチャーノ 6.メルロ

 

ワイン法と品質分類

2010年 2008年のEUの新ワイン規則に基づきワイン法を改正

D.O.P.=D.O.C.、D.O.C.G.

I.G.P.=I.G.T.(ワインの85%以上がその土地で造られたもの)

Vino=Vino Da Tavola

上記のようになっているが、従来通りの表記も認められている

個別の規定

ヴィーノ・フリッツァンテ 

弱発泡性ワイン(20℃で1~2.5バール) 既得アルコール度数7%以上

ヴィーノ・ノヴェッロ

D.O.ワイン(D.O.C.、D.O.C.G.)ワインとI.G.P.(I.G.T.)ワインに認められる

②醸造期間は醸造開始から10日以内

③炭酸ガス浸漬法(MC法)で造られたワインが40%以上含まれている

④アルコール度数11%以上、残糖分は10g/ℓを越えない

⑤ブドウを収穫した年の12月31日までに瓶詰め

⑥10月30日零時1分より前に消費に供してはいけない

 

特殊なワイン、その他

ヴェルムート・ディ・トリノ ピエモンテ州の、ワインにニガヨモギなどの生薬を混入したもの

リモンチェッロ カンパーニア州のソレント半島とその周辺で造られるレモンの皮から造られるリキュール

グラッパ ブドウの搾りかすを固形蒸留したイタリア独自の蒸留酒

ヴィン・サント イタリア中部を中心に造られる陰干しワイン

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アルゼンチンといえばマルベック、このマルベックは標高1700mのところで造られているものです!びっくり

 

アルゼンチン

大陸性気候がベース

ブドウ栽培地域 南緯23~43度

ブドウ畑は海抜450m〜3329mに分布

 

歴史

16世紀半ば スペイン宣教師がブドウ(クリオージャ)を持ち込む

1850年頃 フランスよりマルベックなどを移植

1885年 メンドーサ-ブエノスアイレス間に鉄道開通しメンドーサから首

      都、主要都市でワインを販売可能に

1990年代 市場開放し技術導入、品質向上を図る

 21世紀に入り、マルベックの生産に注力

ラウラ・カテナ:マルベックとテロワールの研究を行いメンドーサ・マルベックを世界に広げる中心的役割を果たした

 

主なブドウ品種p192表参照

白ブドウ品種

2.セレサ 7.ペドロ・ヒメネス 8.トロンテス

黒ブドウ品種

1.マルベック 3.ボナルダ 4.カベルネ・ソーヴィニヨン

 

 

ワイン法と品質分類

1959年制定 

ワインの分類

ヴィノス・ヘヌイノス:熟した新鮮なブドウもしくは新鮮なブドウ果汁によるスティルワイン

ヴィノス・エスペシアレス:アルコール分やアルコール等の添加によりA,B,Cの3つのカテゴリーがある

ヴィノス・エスプモソス:ボトルなどの密閉容器で二次発酵させたスパークリングワイン、20℃で4気圧以上

ヴィノ・ガシフィカド:炭酸ガス注入方式によるスパークリングワイン

ヴィノ・コンプエスト:ワインに芳香物質や甘味を加えたもの

チチャ:アルコール発酵途上の甘いワイン

 

品質分類

IP:当該地のブドウを80%以上使用していればその産地名を表示可、ブドウ品種の規定はない

IG:特徴のある限定された産地名、産地と醸造地が当該IG域内になければならない、別掲のヴィティス・ヴィニフェラに限る

DOC:当該地で収穫したヴィティス・ヴィニフェラ種を当該地域で規定の方法で醸造、瓶詰しなければならない

現在メンドーサ州のルハン・デ・クージョサン・ラファエルの2地区が認定

 

 

熟成期間に関する表示

レゼルバ:オーク樽で最低1年熟成(赤ワイン)、最低6ヵ月熟成(白ワイン)

グラン・レゼルバ:オーク樽で最低2年熟成(赤ワイン)、最低1年熟成(白ワイン)

*ただし、”オーク”容器の容量は規定なし、木製容器以外でオークチップやオークステイヴの使用も認められている

 

ワインの産地と特徴

ノルテ地方(北部)

サルタ州、トゥクマン州、カタマルカ州を南北に縦断するカルチャキ・ヴァレー

サルタ州 カファジャテのトロンテスはアルゼンチンで最も個性的で高品質の評価

 

クージョ地方(中央部)

ラ・リオハ州、サン・ファン州、メンドーサ州

南米最大の産地

メンドーサ 国全体の70%を産出

5つのサブリージョン

1.メンドーサ北部

2.プリメーラ・ソナ

 主要品種はマルベック

 DOCルハン・デ・クージョ

3.ウコ・ヴァレー

 冷涼地として急速に拡大

 マルベックに加え、シャルドネ、カベルネ

 ・ソーヴィニヨン、シラーなどが植えられている

4.メンドーサ東部

5.メンドーサ南部

 シュナン・ブランが主要品種

 DOCサン・ラファエル

 

サン・フアン アルゼンチン2番目のブドウ・ワイン産地 

 

パタゴニア地方(南部)

ラ・パンパ州  ピノ・ノワールなど

ネウケン州   ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブランなど

リオ・ネグロ州 ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブランなど

チュブ州 アルゼンチン最南端のブドウ栽培地域

南部になると冷涼になるため白品種(ソーヴィニヨン・ブラン)やピノ・ノワールに適している

 

ワード

クリオジャ・グランデ:チリではパイス、カリフォルニアではミッション

 

ソンダ風:太平洋からの風がチリを超えて乾燥した暖かい風となる

 

トロンテス・リオハーノ:トロンテスの3種の亜種の一つ。クロージャとモスカテル・アレハンドリアの自然交配にる

 

 

ウィラメット・ヴァレーのヴィンヤード
 
 
ワシントン州
20のA.V.A.
州内に1050以上のワイナリーがある
 
主なブドウ品種
白ブドウ品種
2.リースリング 3.シャルドネ 6.ソーヴィニヨン・ブラン
黒ブドウ品種
1.カベルネ・ソーヴィニヨン 4.シラー 5.メルロ
 
1.コロンビア・ヴァレーA.V.A.
ワシントン州の産地のほとんどを内包する広大なA.V.A.
ヤキマ・ヴァレーA.V.A.
ワシントン州で最初に認可されたA.V.A.
ヤキマ・ヴァレーA.V.A.内には6つのサブ・リージョンがある
ワラワラ・ヴァレーA.V.A.
オレゴン州にまたがる、シラーが高評価
ロッキー・リーチA.V.A.(2022年新設)周囲より標高が低く温暖なため特にカベルネ・ソーヴィニヨンに適している
 
コロンビア・ヴァレー域外のA.V.A.
・コロンビア・ゴージA.V.A.
オレゴン州にまたがる
ピュージェット・サウンドA.V.A.
ワシントン州で唯一、カスケード山脈の西側にある
・ルイス・クラーク・ヴァレーA.V.A.
90%はアイダホ州側にある
 
オレゴン州
21のA.V.A.
海岸山脈とカスケード山脈の間にある、ウィラメット・ヴァレーとその南のサザン・オレゴン及びワシントン州との境界を流れるコロンビア川流域にある
冷涼気候から生まれる高品質ピノ・ノワールの産地(栽培面積の約58%を占める)
全米で最も厳しいラベル表示法
 
主なブドウ品種
1.ピノ・ノワール 2.ピノ・グリ 3.シャルドネ
 
1.ウィラメット・ヴァレーA.V.A.
オレゴン州で最も冷涼で高品質ピノ・ノワールの産地
ダンディー・ヒルズA.V.A.
ウィラメット・ヴァレーで最初にピノ・ノワールが植えられた
・ヤムヒル・カールトン・ディストリクトA.V.A.
シェア・ヴィンヤードは特に品質が高く、オレゴンのグラン・クリュとも称される
2.サザン・オレゴンA.V.A.
・ローグ・ヴァレーA.V.A.
オレゴン州南端にある産地
3.コロンビア・ヴァレーA.V.A.
ほとんどはワシントン州側にある
・ワラワラ・ヴァレー
長い歴史を持つ地区で高品質なカベルネ・ソーヴィニヨンやシラーの産地
・ザ・ロックス・ディストリクトオブ・ミルトン・フリーウォーターA.V.A.
ワラワラ・ヴァレーA.V.A.のサブ・リージョン、とコロンビア・ヴァレー流域では初めてオレゴン側に100%含まれるA.V.A.
・スネーク・リヴァー・ヴァレーA.V.A.
アイダホ州にまたがるがオレゴン側ではほとんどブドウ栽培はない
 
ニューヨーク州
主要ブドウ品種
(白ブドウ)リースリング、シャルドネ
(黒ブドウ)カベルネ・フラン、メルロ、プティ・ヴェルド
 
サステイナブル認証制度
ニュー・ヨーク サステイナブル・ワイン・グローイング
環境的、社会的、経済的な持続可能性を追求するブドウ畑のための第三者機関による認証プロセスだけでなく教育イベントやリソースを含む包括的プログラム。ニュー・ヨーク ワイン&グレープ財団により設立

・ロング・アイランドA.V.A.
マンハッタンから東の大西洋まで大きく延びる島
近年メルロの評価が高い
・フィンガー・レイクスA.V.A.
湖の影響で温暖
2つのサブ・リージョン
 
ヴァージニア州
現在、約300のワイナリーがある
 
主なブドウ品種
カベルネ・フラン、シャルドネ、メルロ、プティ・ヴェルド、ヴィオニエ
 
州北部
・ミドルバーグ・ヴァージニアA.V.A.
ワシントンD.C.から西へ80kmに位置する
州中央部
モンティチェッロA.V.A.
シャーロッツビル
1770年代、トーマス・ジェファーソンが農園を拓いたことで知られる。現在も多くのワイナリーがある
アパラチア中央地方
・アパラチアン・ハイ・カントリーA.V.A.
一部ヴァージニア州、テネシー州を含むがブドウ栽培地区のほとんどはノースカロライナ州にある