”大館教育”について調査 | 岩手県議会議員 岩崎友一 オフィシャルブログ

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岩手県議会議員 岩崎友一(いわさき ともかず)オフィシャルブログ

 

おばんです。今日の午前中は秋田県大館市に移動し、大館市教育委員会にて、おおだて型授業と大館ふるさとキャリア教育の取り組みについて調査を行いました。

 

 

「消滅可能性都市」という言葉は皆さんもご存じかと思いますが、大館市では消滅可能性都市からの脱却を図り、未来創成都市の構築に向け、大館の総力を挙げて、「大館盆地を学び舎に、市民一人ひとりを先生に」をコンセプトにふるさとを担う気概と能力を備えた「未来大館市民」の育成に取り組んでいます。

 

 

市内の各校が進める”百花繚乱作戦”や教育委員会が進める全国初の”子どもハローワーク”の活動により、子どもたちが地域の人々と触れ合い、社会で本物体験を重ねる中で、自尊感情を高め、地域に貢献しようとする志が確実に育まれ、地域での学びが学校で、学校での学びが地域の中で発揮され、大館の子どもたちは未来大館市民として成長しているようです。

 

 

大館市教育委員会を来訪された方からは、現代の子どもたちは今と自分にこだわって生きている。大館の子どもたちは社会に目を向け、未来を見つめて成長しているから、成長のスピードもスケールも格段に違うといった感想は心に残る言葉でした。

 

 

今日は大館市の教育長からご説明をいただきましたが、こういった取り組みの背景には、教育長の熱い想いがあってこそと感じる調査でありました。

 

 

大館市は2012年、釜石市で開催された全国生徒会サミットを契機に、今も釜石市と交流を重ねています。様々な交流が、子どもたちにとって互いに大きな成果を生むと思いますから、今後とも是非、継続していって欲しいと思います。

 

 

「教育は国の礎」。各地の取り組みを参考にしながら、未来を見据えた教育が本県でも推進されるよう、あらゆる可能性を模索していきたいと思います。