「TEAM-11」、４か所目は釜石市の根浜海岸の砂浜再生の取り組みや根浜地区の高台移転の状況、根浜海岸の周辺施設等の整備計画についてご説明をいただきました。
根浜海岸は大槌町の浪板海岸同様に、震災により失われた砂浜の再生に向けた取り組みを進めており、現在、国・県・市において協議を進めているところであります。
砂浜の再生は調査にはじまり、調査結果に基づき工事実施の判断の上、再生へ向けた工事が実施されますが、恒久的な観光資源としなければならないことから、確実に砂をつけるためには約３年の期間を要する見込みです。
国の復興交付金を活用することから、平成32年度までの復興・創生期間内に工事を終える必要があり、逆算すれば今年一年が勝負の年となります。
根浜・浪板海岸の再生に向けては昨年、国や県への要望を繰り返し、やっと動き出した事業であります。まだまだ乗り越えるべきハードルがありますが、ひとつひとつクリアしながら、再生への取り組みを進めていきたいと思います。