お盆特集 真夏の夜のお話.4! | 多趣味・・・徒然

多趣味・・・徒然

興味があるもの、なんにでも手を出してしまうわたし。過去から現在そして未来へと、そんな奮闘記です。

 

わたしの心霊体験もこうやって書いてみるとほとんどが20歳前半まで


結婚をしてからは不思議な事にピタリとなくなった



そんな時、一度だけ経験した心霊体験


今日はちょっと色っぽいお話・・・でも遭遇したら怖いですよ~




真夜中に飛び込んできた女性



結婚し子供が生まれてから長い単身赴任生活が始まった。


当時はまさしく高度成長期・・・朝7:00に出勤し夜中の00:00まで会社なんて生活が続く


残業は毎月100時間越え、残業手当が本給を上回った事も数回


近くに安アパートを借り、ほとんど寝泊まりだけの生活


なので、疲れ果てて見た夢かも知れないが、こんな事があった。



真夏の蒸し暑い日に仕事を終え、夜中部屋に帰ると窓を全開にする


部屋にたまっていた熱気を外に出してまた閉める・・・なぜ?



安アパートなのでエアコンなど無く、備え付けの網戸さえなかったのです


窓を開けていれば涼しくなるのですが、周りは田んぼ、畑が多く・・・蚊が入ってくる


そこで、ホームセンターから木材と網を買ってきて網戸作成


ただしスライドはしない、填め込みしただけの網戸・・・まぁ素人仕事だから!


それでも外気が入るので快適



そんな快適になった?夏の夜


いつもよりちょっとだけ早く仕事が終わり、眠りについて数時間後


突然、網戸の方から若い女性が入ってきた・・・入ってきたと言っても部屋は真っ暗


入ってきた気配を感じたと言った方が正しい、何故か女性だということだけはわかった。



ただし、わたしの部屋は二階、網戸の外は何もない空間、網戸はスライドしない填め込み


入ってこれるはずがないのだが・・・



ところが入ってきた女性は、わたしが寝ているベッドの横にスーっと入ってきたのです


部屋を見渡すでもなく、直ぐに!


いわば添い寝状態・・・同時に数年間体験しなかった金縛りが起きる


身動きがとれないまま、わたしの隣には窓から入ってきた女性


人がいるとの感触だけはある。



そんな状況でもわたしは不思議に冷静だった、たぶん今までの心霊体験がそうさせたのだと!


頭は冷静だった・・・金縛りの状態なのだが


「あなたはここにいてはならない、今すぐ出て行け」と念じた・・・二度繰り返し



そうしたら、身体がスッと軽くなり急に金縛りが解けた、横にいた女性の感覚もなくなった


部屋から出て行った気配はなかったが!



悪夢を見ていただけじゃないの?と思うかも知れませんが、夢から覚めた感覚とは


まるで違っていた。



そんな体験をしたのだから、この部屋にはもう帰って来たくなるのが普通だと思うが


不思議にそんな感情は起こらなかった。


たぶん、またそんな事が起きても「自分がしっかりした気持ちを持っていれば大丈夫」


だと、自信が出来たのだと思う。


この部屋には都合13年間住んだが、同じ様な事は二度と起こらなかった。



でも・・・その女性が誰だったかは未だにわからない。