昨日、私は具合が悪くて、
1日仕事を休んだのですが、
そんな私を待ちかねていたように、
今日、会社の朝礼が終わってすぐ、
部下Bが私のところに寄って来ました。
寄って来た理由は相変わらず、
自分が仲が悪い主任(部下A)に対する、
不満を私に訴えるためでした。
「主任の仕事が本当に遅いんです」
そう言って深刻そうな顔をする部下Bに対し、
私は共感を示しながらも、
同調はしないように気をつけていました。
それは、部下Bの不満に付き合っていたら、
自分の心身のバランスを崩したという、
出来事があったからでした。
共感と同調は、
とても似ているように思えるけれど、
実はかなり違います。
私は部下Bが、
「主任の仕事が遅いと思っている気持ち」
を否定せずに受け入れ、
部下Bがそう思う気持ちに対し、
「あなたはそう思っているんですね」
という共感の意を示しましたが、
「主任の仕事が遅い」
という部下Bの考えに対しては、
同意を示さず、
同調してその考えを支持しませんでした。
確かに主任は仕事は早くありませんが、
その部下Bの意見に同調したら、
部下Bは我が意を得たりとばかりに、
「やはり自分の考えが正しくて、
間違っているのは主任(部下A)なのだ」
と考えて、
自分の他の間違った思い込みまで、
強化してしまうため、
私は部下Bの考えに同調することは、
たとえ自分が同じ意見だったとしても、
同意を示さないことに決めたのでした。
部下Bの気持ちに共感して、
否定せずに受け入れるけれど、
その考えに同調はしない。
自分の意思で明確に、
そのスタンスを取ることで、
ASD(自閉症スペクトラム)で、
愛知着障害があり、
HSPの気質を持っている私でも、
自分の意見全てに同意を求めてくる部下Bに対し、
適度なバウンダリー(自分と他人の境界線)を、
取ることが出来たのでした。
そしてもう一つ、
私はイメージのバウンダリーも使っていました。
自分の体を、
優しくて強い光が包んでいて、
悪い黒い気持ちは入ってこれないイメージです。
私はASDの特性からか、
思い込みが強い分、
イメージの影響を強く受けます。
それは以前、
とあるスピリチュアルを教える講師から、
「両親をイメージの中で残虐に殺しなさい」
という指導を受けて実践した結果、
思い知ったことでした。
けれど、そんな過去の辛い思い出も。
「自分はイメージの影響を強く受ける人間なのだ」
と理解するためのものだったと思えたなら、
自分のこれからの人生に活かしていくことが出来ます^^
今回、部下Bに対して、
私がイメージで、
バウンダリー(他人との境界線)を取ろうと思ったのも、
この時の経験を思い出して、
自分に最適な方法だと思ったからでした。
その考えは大当たりで、
今日は部下Bの話を聞いていても、
具合が悪くなることもなく、
残業で帰宅が遅くなってしまったものの、
お風呂に入る元気も残っています。
ASDや愛着障害、
HSPで人の感情に飲み込まれ易い人は、
イメージによるバウンダリー、
かなりお勧めだと思います(*^▽^*)