新しく学び始めた講座の初日の日でした。
初日、だったので。
初対面の人が多いのかと思っていたら、
皆さんお知り合いのようでビックリ。
私が顔と名前が分かった受講生は、
講座開始前に、
フェイスブックとブログで繋がった、
お一人だけ。
何で皆んな知り合いなのだろうと、
不思議に思っていたけれど、
皆さん、この講座が始まる前に、
SNSなどで交流があったり、
事前に行われた講座の説明会や、
講座の体験会に参加されて、
顔を合わせていたようでした。
皆さんが知り合いを見つけて、
楽しげに話す様子を見ていたら、
何だか自分が子供の頃の、
小学校の入学式のことを思い出して、
少し切ない思いを感じたのだけれど。
あれから40年ほど生きてきて、
ASD(自閉症スペクトラム)の、
自分の興味のあることにしか関わらない性質は、
例え自分に悪気は無くても、
人と交流する中ではとても身勝手なのだと、
実体験から学んでいた私は、
「毎日の仕事が忙しくて、
講座の説明会や体験会に参加せず、
講座の受講生の人達と事前に、
SNSで交流しなかったのは自分の選択」
と、
この状況を招いたのは自分なのだと、
きちんと理解することが出来たため、
自分が嫌われやすい人間だからなのだと、
自己卑下することなく、
現状を受け入れることが出来ました。
そして。
今年度に入ってから、
困った定型発達者である部下Aの、
仕事のフォローで忙しかった私に、
そんな余裕は無かったため、
今のこの状況が、
自分にとって最善だったのだ、
とも思いました。
だから、後は。
昨日のパーティーと同じように、
自分の心に無理をさせることなく、
"ぼっち"は"ぼっち"のまま、
無理して輪に加わろうとすることなく、
そして自分から相手を拒絶することなく、
その講座の場に居続けました。
この
「自分から相手を拒絶することなく」
っていうのが、
実は"ぼっち"でいる時に難しい態度で。
"ぼっち"でいることを、
自分の心に無理をさせて頑張ってしまうと、
変に肩肘張った、
人を拒絶しているような態度に、
なってしまうのだけど。
私は決して、この講座の中で、
一匹狼になりたい訳ではなかったので(笑)
「皆んなと交流したい気持ちはあるのだけど、
知らない人ばかりだから、
少しずつ打ち解けようとしています」
という、
自分の気持ちを正直に、
態度に表すように努めました。
そしていつもなら、
「皆んなと仲良くならなくちゃ」
と疲れた体に鞭打って参加していた、
講座の後の懇親会も、
「疲れているから参加せずに帰ります」
と、
ちゃんと自分の気持ちを伝えることが出来て、
そして、無理して懇親会に参加しなくても、
講座が終わる頃には、
少しだけ皆さんと打ち解けて、
話すことが出来るようにもなりました^^
(講座の参加者の皆さん、
ぼっちでいる私も話の輪に入れてくれて、
優しかったです)
今日も色々頑張った、
"ぼっち"の挑戦。
やっぱり人と関わることが苦手な人間は、
自分に無理をさせずに、
ゆっくりと人との距離を詰めていく方が、
結果的には上手くいくのだと、
また今日も思ったのでした。