私が勤めている支社がお世話になっている、
取引先をご招待してのパーティーがありました。
自由参加とは名ばかりの、
支社の社員は強制参加のこのパーティー。
私も仕事の一環として参加したものの、
このような人が多いパーティーは、
ASD(自閉症スペクトラム)であり、
愛着障害も併せ持つ私は、
本来、得意ではありません。
でも、いつもの私なら、
「ちゃんと普通の人達と同じようにしなくっちゃ」
と、
本当は楽しめていないのに楽しいフリをして、
"ぼっち"だと周囲の人に思われないように、
一生懸命に人と関わろうとするのですが、
そうするととても疲れて、
しかも空回りしてしまう自分を感じて、
自己嫌悪に陥ってしまうことも、
たびたびあったため、
今日の私は自分の心を大切にして、
「無理して楽しいフリをしない」
ということを心掛け、
自分から敢えて人に話しかけることを、
辞めてみました。
そうすると、
普段から職場では仕事の話しかしない私、
特に雑談する仲の良い相手もいないため、
見事に"ぼっち"状態になります(^^;;
やはり以前の私なら、
ぼっち状態を脱出するために、
誰かに話しかけて欲しいと、
周囲に異様に神経を張り巡らせたりするのですが、
今日の私は、
「"ぼっち"だからって、無理して誰かと繋がろうとしなくてもいいや」
と、
いつものように自分の周囲に気を配り、
自分の入れそうなグループを探すこともせず、
ただひたすら"ぼっち"の自分の、
状況を受け入れていました。
そうすると、
やっぱりパーティー自体はつまらなかったものの、
パーティーが終わって、
家に帰ってからの心の回復が早くて、
いつもならこんな状況の後は疲れ果てて、
お風呂に入る元気さえなくなるのに、
今日はちゃんと湯船に浸かって、
お風呂でゆっくりブログを書くことさえ出来ています^^
普通に憧れて、
普通のフリをして生きようとしていた頃の私は、
きっと今日のパーティーでの"ぼっち"な自分を、
「人から相手にされない人間」
だと、卑下してしまっていたと思うけど、
きちんと精神科で心理検査を受けて、
「知能が高いため、
ASDの中のアスペルガー症候群と言われていたものに、
該当すると思います」
と言われていた私は、
自分の性格が良い悪いに関係なく、
"ぼっち"になりやすい性質なのだと、
自分で納得がいくようになってから、
集団の中での"ぼっち"な自分も、
以前のように悲しくなることなく、
受け入れられるようになりました。
きっと私は、
"ぼっち"な自分を、
人から嫌われていると感じて、
そのことが悲しかったのだと思います。
でも"ぼっち"は特性なのだと、
自分が嫌われているからではないのだと、
理解することで、
私の心は救われたのです。
やっぱり自分に無理をさせないために、
自分を知ることは、
生きていく上でとても大事なのだと思います。
だって私は、
精神科医という専門性のある立場の方の診断により、
自分を"ぼっちキャラ"だと受け入れたからこそ、
今日のパーティーで、
「自分に無理をさせず"ぼっち"のまま過ごす」
というチャレンジが出来たのです。
そして、このチャレンジは、
家に帰ってから疲れていないという、
私にとって大成功と言える、
成果を出すことが出来たのです(〃ω〃)
ありのままの自分でいいと、
思える理由がまた1つ、増えました。
こうやって自分が自分で生きることの、
大切な理由を、
積み重ねていきたいと思います^^