私はその部下の仕事を1人で代行。
その部下の仕事を代行するためには、
本来は絶対に、
定時より早く帰ることはできません。
今日、私は通院のため、
30分だけ仕事を早く切り上げて帰る予定だと、
その部下が休みを申し出る前から言っていたため、
今日、お休みを取ると、
私の後から言い出した部下は私に、
「係長(私のこと)は本当は今日、
早く帰る予定だったんですよね、、、」
と申し訳無さげに言っていたけど、
だからと言って決して、
「休みを譲ってくれてありがとうございます」
とか、
「私の予定を優先してもらってすみません」
などといった言葉を、
言うことはありませんでした。
用事があるなら仕方がないからと、
自分の通院を後回しにして、
部下の休みを優先したのだけど、
そんな彼女の態度に少し、
心がもやっとした私は、
「絶対に今日、通院してやろう!」
と決心し、
かなり急いで仕事を片付けて、
本来なら定時まで残らないといけない、
私が代行する彼女の仕事を、
関係する部署に全部調整して回って、
定時の時間より15分だけ早く、
会社を上がることが出来ました。
その15分早く上がったおかげで、
ギリギリで病院の受付時間に間に合い、
私はちゃんと、
病院で3月から痛めていた肩の治療を、
受けることが出来ました╰(*´︶`*)╯♡
病院の先生からは、
週に2回は通院して治療を受けないと、
治らないと言われています。
それなのに、
部下の用事を優先して、
自分の通院を諦めようとしていた私。
何でも自分の都合を押し通そうとすることが、
自分を大切にすることだとは思わないけれど、
相手のことを優先してばかりで、
自分を犠牲にすることに慣れてしまったら、
自分を大切には出来ないですよね。
結局私は、
人と揉めるのが嫌で、
自分のやりやすい方法に、
逃げようとしていただけなのだと思います。
私には、
自分の意見を主張することよりも、
自分に我慢をさせることの方が、
ずっと慣れていて容易く出来るから。
でも、それでは、駄目だと気付いて。
せっかく習ったアサーションという考え方を元に、
自己主張するだけでもなく、
自己犠牲するだけでもなく考えついた、
第3の方法。
部下にお休みを譲ってあげるけど、
自分も通院するために、
関係部署の人達に協力してもらって、
病院に間に合うように、
少しだけ定時より早く職場を上がること。
本来定時までやる仕事を、
少し早く終わらせるためには、
イレギュラーな方法を取るしかなかったんだけど、
「病院に行きたい」
という私の事情を察してくれて、
私が早く仕事を切り上げるために、
皆んな、そのイレギュラーな方法に、
協力してくれました(*^^*)
アサーションの考え方は、
自分と相手の権利を認めて、
妥協点を探すこと。
今日は、
「病院に行くために自分が休む」
「休みが取れないから病院に行くのを諦める」
といった、
二者択一の視点から広がって。
アサーティブな行動が、
少しだけ、取れたように思います(〃ω〃)