今日はいつもより30分ほど早く、
職場に行きました。
でも、昨日言っていた書類は、
私の机の上には乗せられていませんでした。
その書類を見るために早く出勤したのに、
これでは意味がないなぁと思って、
周囲を見回してみると、
その部下の机の上に、
目当ての書類は乗せてあって、
その書類は間違いの箇所に、
付箋が貼ってありました。
それをみて、
昨日、私が家に帰ってから、
その書類を作成していた部下が、
自分の作った書類を点検した時に、
間違いが多かったため、
その書類を完成させるのを諦めて、
家に帰ったことが分かりました。
そして。
私より大分後に出勤してきたその部下に対して、
私が昨日思い描いていたとおりに、
機嫌よく挨拶をすると、
部下も普通に挨拶を返してきました。
その様子を見ていてつくづく、
昨日、部下の仕事に付き合って、
残業しなくて良かったなぁ、
と思いました。
もし、部下に付き合って残業していたら、
結局、昨日の時点で書類は回ってこず、
それは私にとって、
とっても骨折り損な出来事だったため、
私は今日、こんなに笑顔で、
部下に挨拶することは出来ませんでした。
さらに。
昨日、私が先に帰ることに対して、
不機嫌そうに見えた部下は、
今朝は全く普通で、
やっぱり昨日、私が先に帰ろうとした時に、
部下が不機嫌に見えたのは、
先に帰ることを申し訳ないと思っていた私の気持ちが、
そのように見せていたのだ、と思いました。
なら、これは私の認知の歪み。
自分が人より先に帰ることで、
人から責められると思ってしまうのは、
私の間違った思い込み。
こんな生きづらい認知の歪みは、
手放さなきゃいけないね。
自分が他の人より先に帰ってもいい。
このこと一つを自分に許可するだけで、
私は元気に今日を過ごすことが出来て、
いつもは家に帰り着いたら、
疲れ果てて他に何も出来なくなるのに、
今日は帰宅してすぐ、
車に乗ってお買い物に行くことが出来ました。
自分を大切にするために出した、
ちっちゃな勇気が。
私に小さな自信と、
生きづらい認知の歪みを修正する機会を、
与えてくれたのでした(*^^*)