自分の「好き」を貫き通したら起こったこと | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

昨日の朝、10時前に沖縄に着きました。
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たっぷり沖縄を堪能するために、福岡のホテルを6時半に出発しての沖縄入り。

私の到着時間に合わせて娘が車を運転して迎えにきてくれたのですが、娘の車の前に停めていた車のドライバーからまさかの、、、

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「バッテリー上がったから、僕の車の前に車動かして」

と、当然のように言われ、娘が言われた通りにすると、

「違う、違う、それじゃケーブルが届かない」

と空港前の車通りの多い車道で、娘は他所の車の邪魔になりながら何度も何度も切り返しさせられ、
そのあまりに当然のような上から目線の喋りに、迎えにきてくれた娘に、

「なに?友達?」

と聞いたら、

「全然知らない人!!(*`へ´*)」

との返事。

ムスメの機嫌、超絶に悪くなる(笑)

その男の人の車は、停車出来る車道の1番前に停まっていて、その前にはフェンスがあり、ボンネットのある前の隙間はなかり狭く。
その狭い隙間にムスメの車を頭から突っ込ませようとするものだから、ムスメの車が相手の車にぶつかりそうになったため、

「運転得意じゃないんでそんなこと出来ません」

と、見かねた私が指示を出していた男の人に言ったら、

「じゃあ、僕がやります」

と言って、運転席に乗り込んできました(笑)

でも、その人が車を動かしても、ケーブルの届く範囲までなかなか車を近づけられなくて、作業の終わり時間が見えなかったことと、
困っている人には勿論協力するけど、こっちの都合を一切確認せずに上から目線で指示してきた態度が私も違うと思ったので、

「すみません、時間ないんですけど」

と言ったらようやく、

「すみません」

と、こちらに気を回してくれ、当然のように指示を出していた娘に対しても、

「お時間、どれ位まで大丈夫ですか?」

と言ってくれました。

結局、時間にしたら10分ほど空港の車道で足止めをくらってから、
かなり不機嫌なムスメと一緒に観光に回りました(^^;;
(娘は知らない人に自分の車を触られるのも嫌だったらしい。私も気持ちはわかる。でも、嫌がりながらも協力するのは優しいね♡)

その後、首里城、斎場御嶽と回ったのですが、すごい雨で傘を持っていなかった私と娘は、すっかりずぶ濡れになりました。
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(南国情緒溢れる首里城の庭。ガジュマルの樹が美しいです)

ずぶ濡れで寒くなった娘と私は、次に向かったアウトレットモールのトイレで、私の持っていっていた服に着替えました。
(私と娘はあまり服のサイズが違わないのです)

でも、それだけでは、すっかり冷えてしまった体はなかなか温まらなかったため、
私はそのアウトレットモールで上から羽織る上着を1枚購入することにしました。

私は寒い大分から来ていたため上着を持ってきていたので、着替えた上から羽織れて寒さがしのげたのですが、
娘はまだ半袖でも熱いくらいの沖縄在住のため、上に羽織るものが無く、

「寒いよぅ(T_T)」

と言っていたからです。

でも、ここでちょっとした事件が(笑)

50%オフで見つけたお手頃カーディガンを購入しようとしたところ、娘が止めるのです。
 
よく、ありませんか?誰かと買物に行って、気に入ったものを見つけて買おうとしたら、一緒に行っていた人と意見が合わなかったことが(^◇^;)

特に一緒に行っている人が身内だと、言ってくる言葉に遠慮がありません(笑)

そして、私は自分のファッションセンスに自信が無いため、若くてオシャレな娘の言葉に流されそうになります(苦笑)

でも私は、そのカーディガンの色味もサイズも値段も気に入ったのです。

ずっと、気軽に羽織れるカーディガンが1枚しかなかった私は、あと1枚、そんな羽織りものが欲しい、と思っていました。

そんな私に、願い通りのものがお求めやすい値段で提示されているのに、
ここで自分の気持ちを曲げて娘の言葉に従ったら後悔すると思った私は、

「いいの、お母さんは気に入ったから買うの!!」

と娘に宣言して(宣言しないと気持ちがグラつきそうだった笑)、
さっさと購入して、その場でタグを切ってもらい、着てしまいました。
(娘に新しく買ったカーディガンを着てもらおうと思ったのですが、娘は私が大分から着てきたカーディガンの方がいい、と言ったので)

その、最後まで娘の反対にあいながら購入したカーディガンがこちら。
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なんてことはない、ごくごく普通のありふれた1枚です。

ただ、娘はこの色合わせが嫌だったらしい。
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なかオレンジの上がボルドー。
私もこれはくどいかな〜と思うけど、この日はこのカーディガンと組み合わせるつもりで着てたんじゃないからしょうがないじゃん。

で、気にせずにそのまま着て買物をしていたら。
ふと、娘がこんなことを言い出しました。

「最初はその組み合わせは無いなぁって思ってたけど、今はよく見えてきたわ」

この言葉に、私はニンマリ♡

やっぱり、人の意見に左右されずに自分のやりたいと思ったことをやって良かったぁ〜

自分と親しければ親しいほど、その相手の言葉に影響されやすくなってしまうけど。


やっぱり、自分がやりたい!!と思ったことは、やった方がスッキリしました☆