やりたくても怖くて躊躇していた事がやれました! | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

わたし、職場の女性陣の輪の中から少し外れてます(笑)

今朝、職場の女性陣が

「ハンドソープがなくなった」

と困っていました。

皆んなで何処かにハンドソープのストックがないか色んな人に聞いて探し回っていましたが、みつからないようでした。

だから私は、何かの景品でもらって使っていないハンドソープを持っていたので、
皆んなが声をかけてきたら渡そうと思って待っていました。

でも、いつまで待っても私に声はかかりません。
そして、とうとう皆んな、ハンドソープを探すのを諦めてしまいました。

「あれ?私、ハンドソープ持ってるのに、聞いてくれたらすぐに渡してあげるのに!」

そんな思いで皆んなを見ていたら、私の心がすごい勢いで喋りだしました。

「私には声をかけてこないから、私には聞きたくないんだよ、きっと。
私に聞いてハンドソープを手に入れるくらいなら要らないと思ってるんだよ。
だからここで、私が聞かれてもいないのにハンドソープを渡したら、かえって嫌がられるかもしれないよ」

そんな、ぐちゃぐちゃと言い続ける自分の心の声を聞きながら私は、

あぁ、私は本当に皆んなに私の持っているハンドソープを渡したいんだな

と思いました。

本当はそうしたいのに、勇気がでないから、そうしなくていい理由を一生懸命考えてるんだろうな、と思いました。

女性職員1人1人とは仲がいいわけでも悪いわけでもないのですが、
女性職員の中心にいる人物と気が合わないため、
女性職員が集団になると途端に話しかけにくさが跳ね上がるのです^^;

だから、話しかける勇気が出なくて、話しかけない自分を正当化しようと、私の心は物凄くお喋りになったのでした。

それに、気づいたので。

私は、一番話しかけやすい女性職員に、

「ハンドソープないの?」

と聞いて、

「良かったら、これ使って」

と言って、自分の持っていたハンドソープを、心臓バクバクさせながら渡しました。

そして私に話しかけられた彼女は、何を思うこともなく、すんなり受け取ってくれました♡

はい、かえって相手に嫌がられるかもしれないなんて思いは、全て私の妄想でした(笑)

たったこれだけの出来事ですが、私のやりたい事をやりきった感、半端ないです!!

やっぱり相手の気持ちを考えて(しかも妄想で事実ではない)自分のやりたい事をガマンするより、
相手の反応が怖くても勇気を出して自分のやりたい事をやった方が、
とっても心が軽くなって元気が出るということを実感しました(*^o^*)