2012.7.15(日)木曾駒ケ岳
 
440菅の台バスセンター525===600しらび平627===640千畳敷655―――八丁坂―――乗越浄土744―――伊那前岳2883.4m)810―――七合目引き返す―――→乗越浄土917―――中岳2925m)945―――木曾駒ケ岳2956.3m―――宝剣山荘―――乗越浄土―――千畳敷1200
 
(乗越浄土から道を間違え、伊那前岳を通り過ぎ七合目付近まで下ってしまい1時間40分程余分に歩いてしまいました)
 
木曾駒ケ岳 2956.3m 日本百名山
 
駒ケ岳と名のつく山は18ありその中で2番目に高い山がこの木曾駒ケ岳、一番は、甲斐駒ケ岳!(ロープウェーのガイドさんがアナウンスしていた)3000mを超える山はない。
ロープウェーを使って簡単に登れる山だが、バスとロープウェーが混むことと値段が高いのが大きな痛手の山
 
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菅の台バスセンターに到着したのは440
もう、車はぎっしりでバス列の客がいっぱい並んでいた
早速、チケット(往復3800円)を買い列に並ぶ。
この三連休は5時から出発だが次々と臨時便が出され、5時半頃バスに乗れた。グッド!
 
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しらび平でロープウェーに乗換だが、ここでは整理券が配られ、やっぱり順番待ち、ロープウェーの運行時間は9分なので、それほど待たずに乗ることができた。チョキ
 
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標高2612mの千畳敷まであっという間に到着する。
下界は曇り空であったが、千畳敷は雨雨雨雨だった。
今日の天気予報は、昼頃お日様晴れが顔を出すというものであったが・・・どうか?
 
リュックを持たない観光客もかなり乗り込んでおり、これでは千畳敷の散策は辛い・・・
 
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早速、合羽を着用し雨対策フル装備で出発する。
毎回のように雨なので、特に驚きはない(^^
 
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千畳敷の遊歩道はまだ残雪があり踏み荒らした後は滑りやすいので要注意。雪雪
2箇所の雪道をクリアすれば、雪のない石段の坂道になる。
 
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千畳敷のお花畑はこの雪が解けてからが本格的な見ごろになるでしょう
 
登る人も降りてくる人も多い道
 
 
 
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八丁坂
 
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お花畑が広がる・・・
 
 
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ハクサンイチゲの白い花が見事に咲き誇っている
 
ショウジョウバカマ、ツガザクラ、ミヤマダイコンソウ、ヨツバシオガマ・・・
雨の中この花たちが救いである。
 
 
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急坂を上りきると乗越浄土!
周りは完全にガスに覆われ展望なし。
ここで、大きなミスを犯してしまう。
雨が降っていたので、地図を確認することもなく、宝剣岳の右手が木曾駒ケ岳という頭で標識を確認することもなく、左が宝剣岳だからと右手に進んでしまう。これは誤りコースである・・・・シラーシラーシラー
 
なんの疑いもなく進むと、ベニバナミネズオウやイワウメなどの高山植物がいっぱい・・・
 
 
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なにやら怪しげ石碑がたっている
雨とガスでなんてかいてあるか分からないがここが中岳かと勘違いしながらどんどん進む・・・
伊那前岳の標識はなかったが、いつの間にか通過していたようだ・・・
尾根道が変わり、雪道にでる。
 
雪に足跡がなく、おかしいな~なんで足跡がないのだろうと少し疑問に持ちながらもどんどん下っていく(駒ケ岳は中岳からいったん下ってから登り返すので、その登り返しの下りだとまだ勘違いしていた)かなり下ったところで、少しガスが消え、周りの景色が見られるようになり、ようやくこの時点で道を間違えたことに気づき引き返す。
 
 
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登り返していくと若者4人グループとすれ違う。(この時点で自分が完全に道を間違っていたのかの確証がなかったので声をかけずすれ違う)
その後、二人のカップル、単独男性とすれ違い1時間40のタイムロスをして乗越浄土に戻る。
 
ここで、標識をもう一度確認して、ここからルートを間違えたことを認識できた。(後になって、すれ違った人たちは大丈夫なのかと心配になった・・・)!?
 
 
 
正しいルートは、人がうじゃうじゃ・・・
そうでしょう・・・そうでしょう・・・あれだけの人がバスに乗ってきたのだからこれが普通だよね(もっと早く地図を確認すれば、こんなへまをすることなかったと反省、これから地図を濡れないケースに入れて持とうと思った)
 
宝剣山荘で少し休憩し、落ち込んだ気持ちをもう一度切り替えて百名山山頂を目指すチョキ
 
そろそろ雨が上がってもよさそうだと思いながらも全然青空の予感がない
 
雨は、強い降りは収まってきたが、風が物凄いあせる霧
広い登山道なのでまだ危険は感じないが、やせ尾根ではとても怖い風
左を歩いていても、どんどん流されて右に押されてしまうしょぼんしょぼん
 
ザックカバーが飛ばされそうになり手で押さえながら進む
多くの人が歩いているので道を間違えそうな感じではないが、しっかり道標を確認しながら進む
 
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中岳から急激な下り。
ここで、登山者に駒ケ岳はこの道でいいのか再確認
下って登ったところが山頂だと教えていただく(もう二度目の間違いは許されない)
 
いったん鞍部まで下って登る返す
風が凄い。とにかく猛烈に吹き付ける風が難敵である霧霧
いつの間にか、靴の中は水が入りぐちゃぐちゃになっている。
リュックを背負わない人を見かけ、なんだ宝剣山荘においてくればよかったと悔いる。
 
 
 
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雨の中綺麗な花はレンズをぬらしながらも撮影する
 
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シャクナゲ
 
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ようやく山頂に到着
画像のとおりの360度の大展望!
これも特別な体験!!
 
 
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さっさと山頂を後に宝剣山荘へ
ストーブが暖かい。
この時期にストーブが恋しいなんて山は違いますね~
ここで、隣に座っていた若者グループの一人が大きなコンロをテーブルに置き湯を沸かし始めた。どうも慣れていないようで着火すると大きな火柱が上がり何度も何度も繰り返していたが、そのうち、コンロ全体に火が回り大騒ぎになった。その若者は慌てて水で消そうと水をかけるので火はまたまた広がり大事に・・・周りの客がタオルをかけてようやく鎮火。建物内での火の取り扱いには十分気をつけましょう禁煙
 
さて、ここでオニギリを食べカロリー補給おにぎりおにぎり
宝剣岳に登り周回する予定であったが、長時間のアルバイトに気分低下、天候回復予定は見えず早く暖かい温泉に入りたいという気持ちに傾き、同じルートを千畳敷に下山した
 
 
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千畳敷に到着
 
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ようやく雨は止み、時々千畳敷カールの全容が見えそうになるが、まだかなり雪が斜面に残っている
ミヤマクロユリの蕾を発見したので、あたりを注意深く見るとありました!
ミヤマクロユリの咲いている花を発見できました!感激!
     (画像はNO2へ載せます)
 
時間が早いので、ロープウェーもバスも混まないうちに降りることができた!!!!
 
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「こまくさの湯」へ入湯 割引券利用で550
大きなお風呂でとても良かった。
 
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これは、駒ヶ根名物「ソースカツどん
明治亭はこのあたりでは有名らしい、バスセンターの近くにも支店があった。
 
 
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これは、前日本店でいただきました。
 
・・・・・花はNO2へ載せます