マーケティング談話室 -4ページ目

横浜開港博Y150にボランティアスタッフとして参加しました


マーケティング談話室

今年の4月から9月まで行われている、
横浜開港博 Y150 に行ってきました。

会員として参加している、NPO法人キーパーソン21
出展しているので、そのボランティアスタッフとしてです。

子どものキャリア教育のプログラムを、Y150向けにアレンジした
「親子でお仕事探検隊」というブース。

楽しくゲーム感覚で「お仕事」について考える内容で、連日子ども達に大好評です!


Y150の会場は3つあります。
うかがったのは、横浜ズーラシアに隣接する「ヒルサイドエリア」
この写真のように、広々としていてとても気持ちよい!
マーケティング談話室


キーパーソン21のブースがあるのは、こちらの「竹の海原」
竹素材を活用した、開放的な空間です。
マーケティング談話室

「ビンゴ&マップ」ゲームを一緒に楽しんだ大学生スタッフさん達。
一緒に行った娘とポケモン談義で盛り上がってました(笑)
マーケティング談話室

今回、中心となってとりまとめたスタッフのお一人、Oさん(奥)。
暑い中、連日笑顔を振りまいてます!
マーケティング談話室

ブース入り口はこんな感じです。
マーケティング談話室


他にも、市民創発ブースが数多くあり、いずれも工夫されたワークショップなどを
無料もしくは格安で提供しています。

紙すき、紙コップ野菜作り、スタンプラリー、
クイズラリー、などなど。。。

私たちも、帰りはお土産で手がいっぱいになりました♪

広々していて人ごみでいっぱいということもなく
気持ちよくすごすことができます。

子どもと一緒に夏休みを楽しむのにもってこい!です。


ムスメが特に気に入っていたのは、こちらのブース。
「かみなり大王ゴロゴロ」
マーケティング談話室

この中で、雨量60ミリの土砂降り体験ができます。もちろん無料。
カッパ、ゴムゾーリ、かさなどの貸し出しアリ。でも濡れます(笑)


キーパーソン21の「親子でお仕事探検隊」は来週10日(月)まで。

Y150イベントは、9月27日まで続きます。

ムスメは「また行きたい!」と言っているので、再度遊びに行くかも知れません。

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消費者分析・マーケティング戦略コンサルティング| 有限会社アイボリーマーケティング

twitter 体験中です。

すでにご存知の方も多いかも知れませんが、
twitterというミニブログが広まりつつあります。


マーケティング談話室


特徴は、

・140字という字数制限内でつぶやきあう
・「フォロー」と呼ばれるユーザー間のリンクでつながりが持てる
・誰でも承認なしでリンクできる



他のコミュニケーションツール、たとえばブログやmixiなどのSNSと比べて、
シンプルなつくりで気軽に始められるという特徴もあります。

反面、シンプルすぎて、どのようなコミュニケーションの楽しさがあるか、
という点では、やや分かりにくさもあるようです。


これまではITの超イノベーターに限られていたユーザーが
ここ数ヶ月、一般の人たち(とはいえ、ITに比較的強い人)に広がってきた印象があります。

親しい人とのコミュニケーションツールとしても新しさがありますが、
ここではマーケティング側面から思うところを書きます。


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企業でも徐々にプロモーションなどに活用するところが出てきました。

twitter公式アカウント取得企業
http://www.cgmm.co.jp/twitter_ad/inquiry.php


ビジネス的視点で見ると、シンプルな作りだけに、
色々と企業側の工夫次第で使い方が広がりそうな気がします。

(利用のハードルの低さと、制限の少なさが
 セカンドライフと違って今後の可能性を感じさせます。)



私は先日の皆既日食の際に「NHK on air」をフォローしましたが、
twitterならではの楽しい体験でした!


  「種子島の中継が終わりました!ありがとうございます」

  「映像をYouTubeにアップしました!」



などのスタッフ側のリアルタイムのつぶやきが臨場感を盛り上げます。


テレビの生放送と同時並行で追っていたのですが、
自宅にいながら、スタッフと一緒に皆既日食を楽しむ気分になりました。


twitterのリアルタイム性、親密性があいまって、
皆既日食という「イベント」をより濃く味わえた気がします。



この体験から、twitterはマーケティング的には

  期間限定  の  イベント等のプロモーション

に向いているのではと感じました。


私は他の企業もフォローしているのですが、
期間が限定されていないものは関心が継続しにくいように思われます。

関心がなくなってくると、その企業のつぶやきも
(言葉は悪いのですが)やや「うざったいな」とすら感じるようなってしまうのです。


よほどファンか、フォローしていてメリットがある企業ではないかぎり、
消費者側としては飽きが生じやすいのではないでしょうか。

意図に反して「うざったい」と感じられてしまうのは、
ブランドイメージとしてはマイナスに働く恐れがあるので危険です。


たとえば皆既日食のように、期間が限られている「お祭り騒ぎ」の方が
その企業に対する好意的なイメージが残るのかも知れません。


加えて感じたことは、twitterのリアルタイム性が生きるのは
よりリアルタイムで進行する媒体、つまりテレビではないかということです。

今のところ、民放キー局で利用しているところは見当たりませんでしたが、
テレビに出演する俳優さんなどでは徐々に利用が広がっているような。。。


今後、日本でどの程度ブームが広がるか、まだまだ未知数な部分はありますが、
周りのマーケティング関係者でも話題に上ることが多くなっています。


  勝間和代さんの記事
  「twitterが日本でブレークするための条件」

   ⇒さすが勝間さん、分かりやすい考察です!
    テレビとの親和性についても言及されていました。

  シナプス家弓正彦さんの記事
  「twitterはブレイクするか?ソーシャルメディアの行方」

   ⇒私がtwitterを実際に始めたのは、家弓さんがきっかけです。



いずれにせよ、新しいマーケティングツールとしてこれから楽しみです。
「あっ」と驚くような使い方を生み出す企業が出てこないか、期待します。



ちなみに、私の個人的な使い方は「ブログの補完」

ブログの更新頻度が低いので、それを補うために、
サイドバーにtwitterのブログパーツを加えてみました。

毎日の行動の様子をお伝えするのに便利そうです。
また、生存確認もしていただけるかと(笑)

それにしても、
次から次へと新しいツールが出てくるものですね。




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消費者分析・マーケティング戦略コンサルティング| 有限会社アイボリーマーケティング





早稲田大学で定性調査のゲスト講義をしました


以前の日記にも書きましたが、
今年から早稲田オープンカレッジで講師をさせていただいています。

そのご縁で、先日早稲田大学の社会人大学院
ゲスト講義をさせていただきました。

平日の夕方、土砂降りの中、東伏見キャンパスへ。

早稲田大学 大学院 スポーツ科学研究

こちらは、スポーツ領域の経営学研究をするコースということ。
1年で修士課程を修了するそうです。

つまり1年で論文を書き上げるということ!

しかも、お仕事お持ちの方が多いらしいです。

2年生の修士課程でも論文に苦しめられた私としては、
神業としかいいようがありません。。。


講義は、マーケティングリサーチ講座の受講生の方々向けに、
定性調査のお話でした。


修士論文のために、統計や定量調査・解析方法などを
学ぶ講座の中で、

定性的な手法も受講生の方にご紹介したいとのことで、
グループインタビューを中心とした定性調査について


私のメーカー時代の失敗談や、手作りグルインのお話なども
交えながら、概論と、具体ケースなどをお話しました。


受講生の方は、スポーツという共通点があるものの
バックグラウンドは多種多様のようでした。


大手スポーツメーカーで定性調査を経験された方もいらっしゃって、
経験談をお聞きしたり、

スポーツキャスターの方で定性調査に興味がおありの方に
授業後お声かけをいただき、参考になるお話をおききできました。


短い時間ではありましたが、
目的があって学ばれているからこその熱さを肌で感じた1時間半。


受講生の皆さま、ご縁をいただきましたU様ありがとうございました。




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消費者心理の分析と戦略コンサルティング| 有限会社アイボリーマーケティング

あなたならどこに置く?「ヘルシア・スパークリング」の売り場

最近、花王ヘルシアブランドから新商品

  ヘルシア・スパークリング

が登場しましたね。

マーケティング談話室


実は、私は炭酸好きなので、すごくうれしいです。

最近は書き物仕事が続いて(おこもりがちです^^;)、
飲み物を飲みながら仕事ということも多く、メリハリをつけるために
炭酸を飲むこともよくあります。

ただ、炭酸は糖分が高いものが多いのでカロリーが気になるし、
ガス入りミネラルウォーターを買うことが多くなりがちでした。

(ちなみに好きなのは、炭酸強めのもの。
 「ゲロルシュタイナー」と生協の「ただの炭酸水」

そんな「カロリー気になるけど炭酸好きの人」には
待ちに待った商品ですね。

店頭の動きを見ても、道行く人が飲んでいたりと
売れ行きの好調さがうかがい知れます。

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この「ヘルシア・スパークリング」ですが、
最近しばしばコンビニで購入しているのですが、
ちょっと気づいたことがあります。

それは、

  売り場所が店によってマチマチ


 Aコンビニでは・・・炭酸水コーナー

 Bコンビニでは・・・ヘルシアコーナー(ヘルシア緑茶・ヘルシアウォーターの隣)

 Cコンビニでは・・・スポーツドリンクコーナー


という感じでした。

それぞれ店主の方が
「ヘルシア・スパークリング」のカテゴリーを
どういうカテゴリーと考えているかにより、違いが出るのでしょうか。


メーカー側としては、新奇性が高い商品ほど悩むのが、

  どの売り場に置くのが一番よいか?

です。


  新奇性が高い=それまでのカテゴリーに属さない


ということから、「ここ!」という売り場が決まりにくいということがあります。


私自身、メーカーにいたときにも、よく悩みました。
たとえばポット型浄水器の「ブリタ」だったら、

  浄水器売り場、か ミネラルウォーター売り場か、はたまたレジ横の目立つ場所か?

という感じです。


理想的には、可能性がある売り場には全部置いてもらえればいいのですが、
そこは店側のスペースの事情があり、そうも行きません。


消費者が「買おう」と思って店に行っても、適切な売り場になければ
売り逃しになってしまいます。

また、消費者がニーズを持って出向く売り場にないと、
「たまたま目に付いて買った」(これを非計画的購入といいます)にもつながりません。


「どこに置くか」というのは、とても深い問題なのです。


まあ、「ヘルシア・スパークリング」の場合は、
そうは言っても清涼飲料水売り場のどこかには置かれるので、

消費者もそれほど迷うことはないのかも知れませんね。

でも、こんな風に置いてある場所がさまざまだと、

  結局どの場所が最適なのか?

はマーケターとしては気になるところです。


みなさんがコンビニ店主だったら、どこに置きますか?
消費者として、どこに置いてほしいですか?





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消費者分析・マーケティング戦略コンサルティング| 有限会社アイボリーマーケティング


消費者の受容性を調べる、とは

最近、とあるビジネスを展開をしている知人の
相談を受けました。一般消費者向けのビジネスです。

相談内容は、ざっくりといえば

  「売上げが昨年に比べて落ちてしまっている。
   どうすればいいか」


世間でも不況と言われていますがその影響でしょうか。
本当に景気がいいか悪いかは業界にもよるとは思いますが、
経営者にとって前年割れが続いてしまっているというのは深刻です。


私は消費者分析の視点から、

 「お客様は、あなたの商材の何に魅力を感じて買っているのか?」

と質問しました。これは、顧客状況の把握の一歩です。


知人は「よく分からないが、○○かなあ」と推測で語り始めました。
でも、あまり確信がないようでした。

今まで固定費や変動費、プロモーションの費用対効果などの
経営的数字は気にしていたようなのですが、

 お客様はどのように思っているか

ということには頓着していなかったようです。

私は「まずお客様の受容状況を確認するのが必要」と思い、それを伝えました。
いわゆる受容性調査です。


実際の実務でも案件として多いのが「受容性調査」です。

たとえば、

 自社のブランドがユーザーにどのように受け入れられているのか

ということを明らかにします。


具体的に言えば

・満足点
・不満足点
・ブランドイメージ
・購入理由
・購入中止理由


などの情報を集めることで、そのブランドの状態が分かり、
売れている要因、売れない要因、が推測できます。

そこから、課題を抽出して、根拠をもった解決策につなげることができます。


受容性調査のポイントは

  消費者が主体

ということです。


もちろん仮説は必要ですが、あくまでも

 「消費者がどう思って、どのように行動しているか」

を把握することで、色々なヒントが出てきます。



知人もさっそく受容性調査を始めたようです。

・・・とは言っても、外部の調査会社などに発注するというのではなく、
自分で知り合いやお客様にヒアリングしています。

私もメーカーのマーケター時代は、
まずは自分で身近な人に聞いて回ることからはじめていました。

自分でリアルな意見を聞くことで意外な発見もあり、
地道なようですが、とても有効な方法だと思います。


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消費者分析・マーケティング戦略コンサルティング| 有限会社アイボリーマーケティング






【ご紹介】独立初心者向けセミナー(7月11日土曜日@銀座)

独立の先輩であり、マーケティングの仕事をする同業者仲間でもある
合資会社インスティルの松原和枝さん。

もう4年近いお付き合いになるでしょうか。
定期的にランチなどで情報交換や相談をして、お世話になっている素敵な女性先輩経営者です。
(こちらでも度々ご紹介させていただいています!)

その松原和枝さんが、来る7月11日(土)に
「独立初心者向けセミナー」を開催されるとのことで、
ぜひ多くの方に知っていただけたらと思いご案内させていただきます。

松原さんは、これまで独立したての個人事業や
会社経営者の方々にコンサルティングを行ってきています。

私がすごいなあと思うのが、
お客様が皆さんコンサルティングを長期に渡って継続していて、
確実に成長を遂げていらっしゃるということなのです。

それはきっと、実践的なノウハウとアドバイスももちろんなのですが、
松原さんのお客様を心から想うお人柄にもよるものなのだろうなあ、と思います。

そんな松原さんの久々の自主開催セミナー。
実は私もゲストとして参加させていただくことになっています。

残席わずかとのことですが、
こちらでご紹介させていただけたらと思います。

以下、概要です。
(松原さんのブログからの引用です)

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「インスティルespressoセミナー」
「独立初心者の方へ — 10年続く会社を目指す!5つのアドバイス」
日時:    2009年7月11日(土) 15:30~17:30 開場15:15~
場所: 銀座ビジネスセンター内 セミナールーム
東京都中央区銀座6-6-1 銀座風月堂ビル5F (地図)
Tel. 03-5537-7563
料金:    3,000円(税込・お茶お菓子付き)
主宰:   (資)インスティル

【カリキュラム】
1. 「独立初心者の方へ– 10年続く会社を目指す!5つのアドバイス」
   (資)インスティル 代表 松原和枝 15:30~16:40

2. 休憩 (16:40~16:50)
  
3. 先輩起業家を交えた質疑応答/フリートーク (16:50~17:20)

4. お名刺交換・懇親 (17:20~17:30)

【こんな方にオススメします】
●独立起業を2年以内にお考えの方
●独立起業後2年未満の方
●現在のビジネスで、まずは経済的自立を果たしたい方

【こんなことが学べます】
●独立起業大丈夫? あなたの独立リスク度チェック
●独立のメリット/デメリット ここだけの話
●独立後、何はなくとも○○が必須
●10年続く会社の共通項とは?
●10年続く会社を目指す!5つのアドバイス

【お申込み】
以下のお申込み情報を、コピー・貼付けの上、メールにて下記
アドレスまでお送りください。

お申込み先:info●go-instill.com (●を@に置き換えて下さい)

ココカラ**************************************
●「独立初心者の方へ10年続く会社を目指す!5つのアドバイス」
・お名前:
・フリガナ:
・貴社名(※お振込みが法人名の場合は必須):
・メールアドレス:
・郵便番号:
・住所(都道府県より):
・電話番号:
・領収書の有無: 
・領収書が必要な場合の宛名:
・何でこの講座を知りましたか?: 
**************************************ココマデ

*参加申込の確認ができましたら、弊社より「お席を確保いたしました」との
案内文をご返信します。
ご案内にはご予約内容、受講料のお支払い方法など全てのお申し込み内容
が明記されております。講座終了まで大切に保管ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・I(引用ここまで)


松原さんは、これからもセミナーを企画されているとのこと。
ご興味おありの方は、ぜひ今後もブログをチェックしてみてください。

マーケティング・ラウンジbyインスティル
http://www.redcruise.com/instill/



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消費者分析・マーケティング戦略コンサルティング| 有限会社アイボリーマーケティング



早稲田大学オープンカレッジで初講義

世間では不況と言われて長くなっていますね。

4月の年度切り替えによる予算の見直しにより売上げ状況が変わった・・・
という声も周りでチラホラ聞きます。

でも業界によって状況は違うようで、一方でチャンスを迎えている
企業も多いようです。

私の方も、なぜか4月以降、消費者分析に関する問い合わせが
相次いでいます。

たまたまかも知れませんが、
ビジネスが思わしくなくなるときほど、打開策を求めて消費者に目が向く、
という傾向もあるのかも、と感じたりもします。

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やや日は過ぎましたが、そんな中、5月の19日、20日に、
早稲田大学エクステンションセンター・オープンカレッジ
初めての講義を行いました。

初日は「12時間MBA」コースの『経営戦略』の講義。

ビジネスで欠かせない、現状分析や戦略立案のフレームワーク
コンパクトにお伝えするというもの。

実際に私は実務でフレームワークを使って活用してきたので、

「本当に使えるんです!」

ということをぜひ理解いただけたらと思いながら、
事例を色々とご紹介しつつ、若干ワークも取り入れて講義しました。

そのコースでは講義のあとにアンケートをとっているのですが、
「とても満足しました」「今までで一番面白かったです!」
といううれしい声がある一方で、「やや不満」の声も。。。

受講される方の層の広さや、時間内での理論と事例とワークの配分など、
色々と勉強になりました。

全員の方にご満足いただくのは難しいこととは思いますが、
毎回ブラッシュアップして多くの方に「受けてよかった」
と思っていただける講義をしていきたいです。


2日目は「もっと早く受けたかった、マーケティングの授業」コース
『消費者分析』
の講義。

コースが違うので、受講生の方の層も違いますが、
2回目ということで、前日よりは多少余裕を持って講義できたと思います。

消費者行動は、学問的な分野としてはとても幅広いので、
とても1回の講義では網羅できるものではないのですが、

「ビジネスでは消費者に目を向けることが大事」

ということがお伝えできたかなあと思います。

自分の経験や、他社の事例、参考文献からの事例、
花王シャンプー「セグレタ」のケース
などを用いました。

やはり課題は残ったものの、アンケートでは
興味深く聞いていただけたことが分かりほっとしました。

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早稲田の講義の数日後には、
トレンダーズ社「女性起業塾」実践一日コースでの講義。

マーケティング談話室

こちらは何度か講義しているコンテンツなので、
かなり余裕を持ってお話できたと思います。
(写真もそんな感じですね)

いつもながら熱い受講生の方々に、反対に刺激を受けました。
少なからずビジネス成功のお役に立てたら、と思います。


・・・そんなこんなで、講義続きの5月後半でしたが、
「教える」というアウトプットはなにより私自身にとって勉強になります。

受講していただいた皆さま、機会を与えてくださる方々、
本当にありがとうございます。


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グラフを共有するサイト 『vizoo』 で考える、可視化の効果

経済や企業の財務データのグラフを作成したり、
共有して利用できるサイトができたそうです。

『経済データのグラフ作成・共有サイト ビズー vizoo』
http://static.visualzoo.com/


マーケティング談話室


まだベータ版ということですが、
経営分析や、企画提案のプレゼン資料作りが多い方などにとっては
とても使えるサイトなのでは、という感じがしました。

すでにアメリカでも同様のサービスがあるとのことです。

  『swivel』
  http://www.swivel.com/

当然、データソースの扱いや、グラフの信憑性については
気をつける必要はあると思いますが

グラフを検索して思いもかけない切り口を見つけることもできそうで、
いろいろ使い道はあるのかも、という気がします。


ちょうどアメブロのPV推移グラフが人気No1ということで
載っていました。

http://www.visualzoo.com/graph/12243

このグラフの分析コメントによると、
アメブロのPV増加には著名人ブログが大いに寄与しているとのこと


グラフを見ると一目瞭然!です。


分析やプレゼンには視覚化はとても効果的です。

プレゼンなど人に伝達するときには、視覚化がとても有用なのは
実感としてわかりやすいかと思いますが、

分析にもグラフによる視覚化はとても役立ちます。

私も実務でデータ分析するときなどは、かならずいっていいほど
グラフ化してました。

「目で見て」異常値を発見することから、課題の解決につながります。


この『ビズーvizoo』は主にビジネス目的で作られているようなのですが、

ブログに簡単にグラフを貼り付けることができるということで、
(アメブロではうまくできなかったのですが^^;)
ビジネスだけではなくてブログを楽しむ上でも使えるのではないでしょうか。

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消費者アンケートの「肝」の質問は・・・?

先日、仕事を通じてサービス業を展開する会社の社長さんに
お会いしました

その会社では、消費者の声を積極的にとってサービス改善
生かしているとのことでした。
その成果もあって、顧客からの評判はまずまずとのこと。

その会社で普段お使いの顧客アンケートのフォーマットを見せていただいたのですが、

満足度の項目について、

「満足 やや満足 ふつう やや不満 不満

の5段階での確認。


そして、自由記入でその理由も聞いているのですが、その質問は

不満の方は、その理由をお聞かせください」

というもの。
これを見た瞬間「ちょっともったいない!」と思ってしまいました。


というのも、アンケートで満足度の理由を書いてもらうことは、
そのアンケートの「肝」と言ってもいいぐらいなのです。

その場合、不満の人だけではなくて、全員の理由が分かることが大事なのです。
満足・不満足という結果だけで理由が分からないと片手落ちともいえます。

せっかくのアンケート。肝心なことが分からないともったいないので、
そのことをお伝えしました。


アンケートでは、

「満足」「不満足
」といった

  結果情報

だけではなくて、「なぜそう感じたか?」という

  理由情報

が非常に有用です。

そしてその理由情報は、できるだけオープンアンサー(自由記述)していただくのが
思わぬ発見などがあって、役立つことが多いと思います。


もうひとつポイントとしては、

「その理由を“どんなことでも結構ですので”お聞かせください」

などと、幅広く意見を言っていただけるように質問を設定すること。

これで、書く方もかなり書きやすくなるはず。
より多くの情報が得られるのではないかと思います。



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消費者分析・マーケティング戦略コンサルティング| 有限会社アイボリーマーケティング

実務者ならではの深い言葉・・・シナプス代表 家弓正彦さん『ロジックとパッションの狭間から』

株式会社シナプス代表の家弓正彦さん

マーケティングに特化したビジネスマン向けスクール
シナプスマーケティングカレッジも運営されています。

先日、家弓さんがご自身のブログで、当ブログをご紹介して
くださいました!
(ありがとうございます)

ご紹介いただいた記事はこちら↓
  「パワーブロガーの心技体『マーケティング談話室』」

私はパワーブロガーとは言いがたいと思うのですが^^;
超プロフェッショナルマーケターの家弓さんに
このように↓ポジティブなコメントを多々いただきましてうれしい限りです。

>また、大学院でしっかりマーケティングを学ばれていることもあって、
>専門的な理論的バックボーンをやさしく解説してくれるところが嬉しいですね。
>いや、これは私もとても勉強になります。

>特に、「マーケティング実務ノウハウ」のカテゴリーの話題は、
>実務を科学的に、かつ物凄くわかりやすく解説してくれます。
>これは、お奨めですよ!



家弓さんのブログはこちらです。
いや、もう、濃い内容をほぼ毎日更新なさっていて驚きです。

内容もマーケティングに非常に特化していてすごく参考になります。

「ロジックとパッションの狭間から。。。」

このタイトル、すごく深いと思うのです。

実務者ならではの意味合いがこめられているように感じます。


マーケティングは実学として確立しているので、
さまざまな理論やフレームワークがあります。

そして実務では、それらの一般化された知識を活用して
ロジックを立てて戦略につなげていくのですが、

実務の場ではもちろんロジックどおりに行くことは稀で、
日々、さまざまな予期せぬ問題に立ち向かうことになります。

そのときに必要なのは、パッション(情熱)なんですよね。

 「何がなんでもあきらめないぞー!」

という体育会のような心意気です(笑)



私よりもはるかにマーケティングの先輩でいらっしゃる家弓さんは、
きっと多くの「ロジックとパッションの狭間」を経験されたんだろうなあ、

・・・とひとり想像します。


近々、お会いできることになりましたので(この方にご縁をいただきました!)
そのときにお聞きしてみようかなあ、と思っています。



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消費者分析・マーケティング戦略コンサルティング| 有限会社アイボリーマーケティング