こんにちは!胚培養士のKitaです。
今回は胚培養士がどのような研修体制で教育されているか、また実際の研修内容を公開しちゃいます!全部で4回に分けて発信していこうと思います。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、当院では胚培養士になるのに資格は必須ではありません。 農学・生物学系の大学を卒業した方や他分野から転職されたスタッフも多く在籍しています。
そのため入職時は不妊治療について詳しくは知らない状態でした。
「えっ、そのようなスタッフが胚培養士で大丈夫なの?」 と不安に思う方もいらっしゃるかと思います。
ご安心ください!
当院では臨床の現場に入るまでに生殖医療に関わる基本知識の取得から始まり、当院独自の教育プログラムに沿って指導がおこなわれます。
ほとんどの項目においていきなり実務をおこなうことはありません!現場と同じ環境を作り、臨床を想定した研修を繰り返すことで経験を積んでいきます。
実務に移るには十分な知識と技術を身につけ、lab長にOKと判断を得られてからになります!
このOKをいただける基準はかなり厳しいです。胚どころか空のdishも簡単には持つことができません…
培養している胚(=受精卵)を入れている容器(dish)を持つにも安心・安全に運べるようになるまでトレーニングを重ねます。以前にdish運び について紹介をしていますので、ぜひ覗いてみてください!
また、入社してすぐに実施する研修について新人目線での記事も過去にあるので、1年目は何をやるのか詳しく知りたい!という方はご覧ください(^^)
今回は研修体制についてでした!お読みいただきありがとうございました。
次回は実際に行っている分注操作の研修について紹介します!お楽しみに!!
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