「怪談 四十九夜」 | 静と動 ibara's blog

静と動 ibara's blog

脳ミソの隙間を埋める為の読書「静」
生きる力となるLIVE「動」
思うがままに 書き綴ります

さてして
脳ミソ埋め埋め( ;`Д´)


今回は 新シリーズ
「怪談 四十九夜」



中でも興味深かったのは
「柱時計とロボット」


あらすじは…

地方都市に住むYさんの話
ある日 風邪を引いたYさんは
久しぶりにかかりつけの病院に行った


早めに来たのだが
はやってる病院だけに待ち時間が長い
気付けば昼近くになっていた
待合室にある大きな柱時計が
ボーン ボーンと十二時の鐘を鳴らした


「こんにちは!」
待合室に機械音声が響く
大きな柱時計の横に白いロボットが置いてある
大手通信会社が販売や 
レンタルを手掛けているあのロボット


そこの先生は新しいもの好き
患者さんの暇潰しに置いたのだろうが
高齢者ばかりで 照れもあるのか
ロボットには誰も話しかけない


柱時計の音が自分への声掛けと
勘違いしたロボットは
しきりに柱時計に話しかけている


ひとしきり話掛けた後
ロボットは待合室の天井を見つめて固まった
Yさんが視線を戻すと
いつの間にか前の席に女性が座っていた


その後ろ姿は
針金のように太いボサボサの髪
擦りきれた衣服を何枚も重ね着し
太めの体型は雪だるまのように膨らみ
ロボットと同じ天井を見ている


『今日はどんなお話してくれるの?』
ロボットが虚空に尋ねる
『あはははは』
誰かの返事を聞いてロボットが笑った…



☆いや興味深い(#゚Д゚)ノ
ロボットは霊を人間と捉えるのか?
怖いと言うより実験してみたい(笑)


絶対出ると言う心霊スポットに
ロボットだけ突入させ
モニターに何が録画されるのか…?
よく知らないけど
録音とか録画機能くらいあるだろうΣ(゚∀゚)
そして ロボットは
そこで誰と会話するのだろう( ゚ロ゚)!!


おおぅ興味深い(´ー`).。*・゚゚
この結末は 地味にぞっとします(笑)
気になる方は是非読んで頂きたい♪


他に
「怨念の力」
「プレゼントの人形」
「予報」も良かったですΣ(゚Д゚ノ)ノ



以下独語⬇
今年~95 冊目♪
しばらく四十九夜シリーズです( ;゚皿゚)ノシ