「怪社奇譚 二十五時の社員」 | 静と動 ibara's blog

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さてして
脳ミソ埋め埋め(ノ゚д゚)ノ!!


今回も 黒木あるじサン
「怪社奇譚 二十五時の社員」




この作品は 会社に纏わるの怪異譚を
集めた実話怪談でした(* ゚∀゚)


中でもキテたのは
「トイレ」


あらすじは…

就職氷河期を経験したM美さんは
大手化粧品関係の子会社で
契約社員として働いていた


契約から正社員に昇格する場合もあると聞き
仕事をきちんとこなし
同僚との人間関係も良好になるように
神経をすり減らしていた


入社して二ヶ月が過ぎた頃
彼女はたびたび体調を崩すようになった
トイレに行くと 必ず具合が悪くなる


眩暈 悪寒 頭痛 吐き気 脂汗…
それらの症状が 用を足そうと
便器に腰を下ろした直後から襲ってくる


個室から出る時は 毎回フラフラ
病院に行くべきかと思うが
正社員になれないかも…という不安が
休暇の申告を躊躇させる


しばらくすると ある法則に気づいた
女性用トイレの一番奥の個室
そこを使用すると体調が崩れる
しかし そこ以外に洋式がなく
膝の悪い彼女は そこを使うしかない


トイレそのものを我慢してみても
生理現象に抗えず 
トイレを使用し 体調が崩れる
相談できる仲のいい女子社員はいない
女性は彼女一人だけだったのだ


不調を感じてから一ヶ月目
例の個室を使用していると
太腿の裏を す、
と撫でられるような感触を覚えた
便座を確認するが何もない
再び 腰を下ろした直後
あきらかに指としか思えない突起が
臀部をつついた…



☆いやぁ…これは…
ちょっと厭な気分になる話ですねぇ( ;`Д´)
勿論 この個室に不調の理由があるのですが
それが怪異とは限らないと言うこと(-""-;)
これ以上 書くとネタバレしてしまうので
気になる方は是非読んで頂きたいΣ(゚∀゚)


もし私が同じことされたら
どんなに好印象の人でも
マジで ドン引きですわ( ;゚皿゚)ノシ


他に
「痣」
「訪ねてみれば」
「給湯室二題」
「転居」もヤバかったですΣ(゚д゚;)



以下独語⬇
今年~89 冊目♪
次も 実話怪談いきますΣ(゚Д゚ノ)ノ