デニムの国から -10ページ目

デニムの国から

このブログを読んでくれた すべての皆様に幸福が訪れますように・・・
たくさんの波乱万丈な半生をコミカルに 小説仕立てでお届けします・・・
同じような経験をした方に勇気と元気を与えられたら幸いです・・・
Wishing your happiness and prosperity!

偶然の出会いから さほど大して気にも

とめていなかった ゴロウさんであるが 居酒屋

の席で その年のゴールデンウィークに一人旅を

することを話題にしたら・・・


それなら安いチケットを取ってあげますよ!と

声を掛けてくれたのもあって・・・

メーカー本社から 社内内線を使って連絡を

してみた・・・


てっきり自分でいろいろと調べて購入してくれて

いると思っていたが・・・・

実際には 地元に居る家族に全てやらせていた

ってことは かなり後になって判った事であるが、

当時は なんて優しい人なんだろうと 勝手に

いい人の枠に入れてしまっていた


居酒屋での初対面から 数回連絡を取り合い

チケットを手配してもらうことになった・・


一人旅といっても大学時代の寮仲間が ゴロウ

さんと同じ故郷だったこともあって、

その子の家に泊まらせてもらって 過ごす予定

だった・・・


ところが チケットもどうにか手に入って

さあ、行くぞ!という直前に あてにしていた友人

から一本の電話が入った・・・


それまで 無職で仕事をしていなかった彼女が

どうやら内定が決まってしまい、相手ができない

という・・・


一瞬 頭が真っ白になった


いったい一人で そんな南の島へ行っても

どうやって5日間も過ごせっていうわけ・・・


彼女の家を拠点に 暇なプー太郎を相手に

旅行しようと 安易に考えていた私は

今更ながら 自分の浅はかな考えにショックを

受けたのであった・・・


そんなとき 強力なスケット ツネコさんが

ゴロウさんに 私の状況を話してくれていた・・・



                       つづく

居酒屋の席では 自然と声も大きくなり、

場所の関係上 より近くで会話するわけで・・・


初めてとはいえ、いつの間にかその場の空気に

なじんで ゴロウさんとの会話がはずんでいた・・


その最中 社交的なもう一人の研修生Tタロウさんが

ゴロウさんが一週間続けて 夢の中に私が出てきた

らしいことを 私に告げ口してきた・・・


え~~そうなんですか~と 今から思えば大して

ドキっとすることはなかったが、年齢を聞いて うむ?と

思った・・・


その飲み会の数か月前、メーカーで一緒に働いていた

先輩と一緒に ものすごく当たるという占いに行った


その時 その占い師が私に相性がいい干支を4つ上と

4つ下だと教えてくれていた・・・


その言葉が居酒屋の席で 脳裏にひらめき・・・

夢に出てきたという不思議な状況とマッチして

まさか・・・・ この人か・・・・と

勝手に 想像したのはいうまでもない


色々経験した今だからこそ言えることは

恋愛というものは 勝手な誤解と 思い込みで

なんの根拠もなく 自分勝手なものであると断言できるが

若さゆえ これが運命の出会いではないかと

勝手に想ったのが 悲劇の幕開けとなったのであろう


飲み会の帰り道 偶然同じルートの電車に乗って

途中まで一緒に帰ったが・・・・


また 一緒に飲みに行きましょうという ゴロウさんの

誘いを 上手に サラリと 交わして その夜家路に

ついたのであった



                      つづく

会社の仲間と仕事帰りに集う飲み会に

ほぼ初めて参加した私であったが・・・


場を盛り上げてくれるツネコさんのおかげで

すんなりと仲間入りすることができた・・・


とある梅田の居酒屋で 当時のマネージャーが

管轄するとある部署の若手が参加していた


もちろん 会社で毎日顔を合わせているが

フランクに話をしたことはない・・・

偶然ながら 隣に座ったのが Gさんだった


Gさん(仮称ゴロウ)は南国生まれの研修生だった


正社員ではない研修生がもう一人いて

毎年 メーカーへユーザー店のご子息が研修に

来ていた・・

その一人であったが、もちろんこのゴロウさんとも

初の御対面的存在であった


南国育ちというだけあって 第一印象は

色の黒い 比較的地味な 暗い印象だった


というのももう一人の都会育ちの研修生が

やたらに愛想が良すぎて 社交的だったから

かもしれない・・・


そのゴロウさんの隣に位置付けられ 偶然

その年のゴールデンウィークに南国一人旅を

計画していた私は 親近感を持ち 話も弾んだ


ゴロウさんは私より4つ年上の男性で 仕事上では

かなり地味で控えめな印象を受けたが、

酒の席では 楽しい人柄だと 周りの人から

聞いていた通り、 終始楽しそうにしていた・・・


このとき 話をしたことから 流れが変わって

きたのであった


                      つづく