偶然の出会いから さほど大して気にも
とめていなかった ゴロウさんであるが 居酒屋
の席で その年のゴールデンウィークに一人旅を
することを話題にしたら・・・
それなら安いチケットを取ってあげますよ!と
声を掛けてくれたのもあって・・・
メーカー本社から 社内内線を使って連絡を
してみた・・・
てっきり自分でいろいろと調べて購入してくれて
いると思っていたが・・・・
実際には 地元に居る家族に全てやらせていた
ってことは かなり後になって判った事であるが、
当時は なんて優しい人なんだろうと 勝手に
いい人の枠に入れてしまっていた
居酒屋での初対面から 数回連絡を取り合い
チケットを手配してもらうことになった・・
一人旅といっても大学時代の寮仲間が ゴロウ
さんと同じ故郷だったこともあって、
その子の家に泊まらせてもらって 過ごす予定
だった・・・
ところが チケットもどうにか手に入って
さあ、行くぞ!という直前に あてにしていた友人
から一本の電話が入った・・・
それまで 無職で仕事をしていなかった彼女が
どうやら内定が決まってしまい、相手ができない
という・・・
一瞬 頭が真っ白になった
いったい一人で そんな南の島へ行っても
どうやって5日間も過ごせっていうわけ・・・
彼女の家を拠点に 暇なプー太郎を相手に
旅行しようと 安易に考えていた私は
今更ながら 自分の浅はかな考えにショックを
受けたのであった・・・
そんなとき 強力なスケット ツネコさんが
ゴロウさんに 私の状況を話してくれていた・・・
つづく