デニムの国から

デニムの国から

このブログを読んでくれた すべての皆様に幸福が訪れますように・・・
たくさんの波乱万丈な半生をコミカルに 小説仕立てでお届けします・・・
同じような経験をした方に勇気と元気を与えられたら幸いです・・・
Wishing your happiness and prosperity!

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ど派手な衣装と たくさんの花々に囲まれて

それはそれは豪華な結婚式となったわけで・・


最近の披露宴に比べると生花のアレンジも

豊富でとにかく花だらけだった・・・


この日のためにと3か月フラワーアレンジの

教室に通って完成させた 自分で作ったブーケは

今でも額の中に押し花となって飾られている


少しばかりのエステも体験し、最善の状態を

キープすべき努力の成果もあって・・・


招待された参加者の一人が 今になって

言う言葉がある・・・


「後にも先にも あの時の花嫁さんの笑顔が

 今まで 参加した結婚式の中で一番

 素敵だった・・・」 


そうなんですか~~~と 思わずひっくり返り

そうになる褒め言葉であるが、終始笑顔で

幸せモードが全開だったらしい・・・


しかし、あの時が絶頂期だったのである・・

その後 幸福度はジェットコースターのように

急降下していくことを その時の私も 参列した

お客様も想像できなかったことであった


ただ一人 私の実両親が泣き崩れている姿に

何とも言えない気持ちに苛まれたと 言った方が

いた・・・


その後の悲痛を予知していたのか・・・

嬉しさとは違う何かを 両親の涙から感じて

いたのであろう


そんな不安をよそに 結婚式の後に

ヨーロッパ4か国を8日間という短い期間で

旅行する いわゆるハネムーンへと旅立つので

あった・・・


                      つづく


披露宴の衣装は 当時4パターンの

お色直しが王道だった・・・


まず 白無垢で三々九度をする

次に 色打掛で 披露宴の幕開け

途中 退座して 白のウェディングドレスで

キャンドルサービス

そして 最後にまたまたお色直し・・・

派手目なカクテルドレスで 両親に花束を贈呈


このパターンがその当時の主流プランで

もちろん私もそのよくばり七変化を試みた・・・


見た目が落ち着いて見られていたこともあって

着物姿がかなりはまっていた・・・

あの重たいカツラが 妙にしっくりと馴染んで・・・

もっと着ていたい・・・・ところでドレスに着替える


ウェデイングドレスは 今でこそ 肩を全部見せる

スタイルがほとんどであるが、当時は 白雪姫

タイプの 肩がフンワリと膨らんだ袖がしっかり

ついたものが多かった・・・


カクテルドレスは 自分の好きな色 好む色とは

違って 案外 意外な派手目の色が目を引いて

しっくりくるもんで・・・


私が選んだのも 昭和時代のマイホーム用

ド派手なカーテンか絨毯調の柄で ベルベット素材が

混じった 一応 高級感あふれるドレスだった・・・


ひな壇近くに座っていた OL時代の上司は

登場するや否や 私が近づいた際に 思わず

こうつぶやいた・・・


「 えらい 派手やな~ 」


そう その通り 今見ても 引いてしまう程 

派手な柄やった・・・


それでも どこかのお姫様になった気分だけは

人一倍感じて 最高潮にいい時期を終えた・・・



                    つづく


本土の結婚式と違って 余興がメインの

披露宴では ここぞとばかりに親族 友人が

踊りやダンス 伝統芸能を披露する・・


本土であったら 遠慮してしまうものを

是非やらしてほしいと 要望する人が多いという

独特な文化を 自分の結婚式前にゴロウさんの

友人夫妻の披露宴で体験した


実際 自分の時もそうだったが、主人公の2人は

どうでもいいのであった・・・

同じテーブルになった仲間うちで 大騒ぎして

食べて飲んで楽しむのが 一番の目的の様に

感じてならなかった


主人公の2人が登場する前に もう宴会が

始まっている・・・

目の前の酒と食事を ここぞとばかり

飲んで食べて 飲み放題・食べ放題に舌鼓

している人がたくさんいた・・・


本土から来た メーカーからの来客や

私の親族 友人たちは 主人公の2人を目当てに

沖縄まで来てくれたが あまりの人の多さに

圧倒されつつ・・・

私の友人テーブルは確実に「同窓会」に

なっていた・・・


前日も当日も さほど相手をしてあげれなかったが

20名もの友人が 旅行ついでに来てくれた


あの時 11月だったが 海で泳いだ~と嬉しそうに

手紙と写真を送ってくる後輩もいた・・・


何処を見ていいのか 判らなかった私は

とにかく キョロキョロしていたらしく・・・

ひな壇から 一番遠くにテーブルのあった友人の

一人から 頭を動かし過ぎ!と

ダメだしされた程 である


ひな壇より 友人席で一緒に盛り上がりたかった

・・・・・・・・   それが今の本音である



                      つづく