メールくださいました皆様ありがとうございます。
もう今日で4日目の日本ですが、やっと感覚が慣れてきました。
たった一週間でしたが、私の感覚にぴったりの場所だったので、
日本の感覚になれるのに少々時間がかかってしまってます。
写真をたくさんとってきましたが、ある方にカメラをお借りしてまして、
その方にデータも全部も整理していただくので、もう少しお待ちくださいませ。
いやぁ、有難いです。。。
ニューオリンズはルイジアナ州の真ん中下辺りといいましょうか。
ミシシッピ川に沿った街。
実は、気候はこの3月中旬から4月上旬が最高のとき。
夏は湿気が酷くて、本当に蒸し暑いそうです。
6月、10月にはハリケーンがやってくるので、
風が爽やかで、ちょっと肌寒いくらいのこの気候は日本の気候に似てて本当に気持ちよかった。
ニューオリンズといえば、バーボンストリート。
昔だと、JAZZやBLUESが流れていただろうが、今はロック、R&B、HIPHOPがほとんど。
たまに、JAZZが聴こえてきたりするが、ほんの少しで、周りの爆音に負けずと、
どの店も爆音で、歩いていると音楽が入り乱れていて、ストリップも混在する繁華街になっていた。
ストリートミュージシャンがたくさん活躍するこの街では、
いろんな種類の音楽が町を歩いていると聴ける。
カントリーやTRADJAZZ、そして、BRASSBAND、タップ、リズム。
そして、パントマイムの人達もたくさん。
バーボンストリートを外れて、Royal St.になると、画家さんが持つ自身のお店で
個展がたっくさん開かれている。本当にたくさん。
こんなに画家がたくさんいる街だなんて全然知らなかった。
私は、このRoyal St.が一番好きだった。
夜はライブを見にいって、昼は街をしっかり堪能。
天気のいい日は、Canal St.を歩いて、ディケーターストリートを左に曲がって、
ジャクソン広場まで歩く。
その近くにあるデリでドーナツとジュースを買って、広場でセントルイス大聖堂を眺めながら、
そして、広い広い青い空を眺めながら、ドーナツをほおばった。
街並みは景観保護のため、それらを壊すような建物の建築は禁止されているとの事。
本当に古きよき時代の建物がそのままライブハウスに使われている。
だから、ステージは木造りで、小屋のような感じのところが本当に多かった。
街を歩いてて、目が合うと人は微笑んでくれる。
ぶつかりそうになったりすると、すぐに声をかけてくれる。
車は、歩行者を本当に優先してくれる。
風は南風で、ほんのり暖かく、柔らかくて、優しくて。
大きな建物のない空間には、大きな木が伸び伸び伸びてて、心までホンワカになった。
余計な干渉は一切しない。
黒人のおじちゃんやお兄ちゃん達はたくさん声をかけてきたけど…(笑)
行くの?行かないの?私はどっちでもいいよ。好きにしなっ。。。
したいの?したくないの?やるの?やらないの?
どちらを選んでもいいよ。選んだことを私は尊重するよ。って感じ。
街の人も雰囲気も全てがそれだった。
音楽が空気に馴染んでて、人はいつも音楽に包まれてて。
この文化は昔から長~く長~く続いてて。
その恩恵をしっかり受け、そして受け継いでのJAZZやブルース。
R&Bにしても、Gospelにしても。
日本ではありえない、TRADJAZZで踊りまくる若者達。
こうやって自然に耳にして、リズムを感じて育ってきたんだな。
音楽の中で、常に音楽に触れながら、そしてhistricな感覚はその血に身に心にしっかり刻まれている。
その中にずっといたい。その感覚を実感したいと心から思ってしまった。
それって何かというと、純粋に「楽しむ」って事。
上手いとか下手だとか、そんなのじゃなくって、
いかに楽しんでるかを大切にする街。
音楽は楽しいもんだ、楽しむことだってのを彼らは知ってる。
ミュージシャンも街の人達も。
だから、思いっきり楽しんでいる人には惜しみない拍手や歓声をくれる。
いろんなミュージシャンの演奏を見たけど、それは一目瞭然。
見ている側から、本当にいい勉強になったと思う。
実は、これはニューオリンズに行く前に自分も思ってたことで。
ある人が言ってくれた言葉がまさにそれだったから。
たった1週間だったけど、本当に行ってよかった。
歌がもっと好きになったから。
では、では今日はこの辺で。。。
Audubon parkのある景色より